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2015年 03月 02日
蜃気楼の道
c0160283_035071.jpgBIRDの第7号は「きらめきのシルクロード」特集。彼の地を旅し、見た世界をいくつかの角度から紹介しております。
BIRD | バード 第7号 きらめきのシルクロードへ

シルクロードって単語には甘美な響きがあるけれど、さて、その実態は?と考えてみたら、具体的に思い浮かぶイメージがあまりにも少ないことに気づきました。しいて言えば、西遊記の世界? 三蔵さんがお供を連れて砂漠の道を歩いていたあの感じかな。あとはマルコ・ポーロ?ってシルクロードを通ったんだっけ? 後付っぽいけど、砂漠とオアシス、ってイメージもなくはないかも。蜃気楼がどこまでも広がるような。

してその中身は、確かに砂漠の国々だけど、イメージよりもはるかに多彩。ウズベキスタンにキルギス、トルクメニスタン、イラン、そしてトルコ。その周辺にもアフガニスタンやモンゴル、タジキスタン、カザフスタンも。取り上げられてないけどもちろん中国も。国名こそ聞いたことはあるけど、その実態は全く知らないわけで、イスラム国家が多かったり、様々な民族衣装があり、そして遊牧民の国だったところも多いみたい。人々の顔を見てても、ヨーロッパ系とアジア系が混在していて、まさに文字通りの文化の交差点だったんだなーとぼんやり思う。

見ていて思ったのは民族衣装は、地域性こそあれど、赤がベースカラー。それにひきかえ、陶磁器や建物にはブルーがキーカラーになっている気が。この不思議なコントラストというか配分はなんなんだろう。アジアの赤? ヨーロッパの青? それとも火からくる赤と、水からくる青? ってそんな単純なことじゃないかもしれないけれど、どっちにしても綺麗だな。そしてこの世界は、欧米にも、日本にもないな。

中央アジアは簡単に行ける国ではないだろうけど、今になって一つくらいは見ておけばよかったなーと思うわ。僕が好きなのは確かに欧米だけど、中央〜西アジア、インド、アラブ地域を見たことがないってのはすごくもったいなかった気がする。世界は広いわ、やっぱり。それがいいのだけど。

ところで、この号からなぜか右開きに!? 相変わらず本編以外の細かなページが多く、僕としてはもっともっとシルクロードをじゃんじゃん見せて欲しかったのだけどな。TRANSITと差別化しようとしすぎていない? 旅のページ自体も随分薄くなっていて、これはコストの問題なのかしらって思いました。まあ余計なお世話ですね。
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by april_hoop | 2015-03-02 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 18日
アジアの秘境行きたい!
c0160283_1183654.jpgアジアもまだまだ面白いね。BIRDの6号目は「エキゾチック・アジア 〜民族衣装を纏う人々〜」特集。民族衣装を切り口に、中国の地方や、ベトナムの山奥、インドネシアの外れの西ティモール、などを巡っております。
BIRD | バード 第6号 エキゾチック・アジア

いやー鮮烈なインパクトだな。世界中、どこの民族衣装も面白いけど、アジアのそれもなかなかどうしてどれもイカしてるのね。秋に台湾のアミ族の民族衣装見て、その華やかさと多彩さに度肝抜かれたけど、まさにその世界がここに。しかも、あちこちに! 実際には、わずかしか残ってなくて、観光客向けに残してたりする部分もあるようだけど、純粋に残っているところもないわけじゃなく、いつか見られなくなるかもしれないと思うとなおのこと貴重! そして、民族衣装が残るほどの土地だから、どこも田舎。街並みや自然もひっくるめてめちゃくちゃそそられるんだよな〜。旅してみたいな、こんなところ。

いろんな民族の衣装をイラスト解説したり、テキスタイルそのものにフォーカスしたり、衣装の世界をいろいろ見せてくれてたけど、もっともっとリアルな旅の写真が見たかったな。そして、それぞれが一体どこにある場所なのか、簡単な地図だけでも見たかったわ。

が、旅はそこそこに、カルチャー特集になったり、東京のエスニック雑貨屋ガイドになったり、ついに第二特集はビールだったり、幕の内弁当すぎたかな。もっとアジアを旅してほしいよ、BIRDさんにはね。てかそうなるとますますTRANSITと差別化できないけど。

行きたいところは増えるばかり。タイもベトナムもマレーシアもシンガポールも、もう一度行きたいけど、まずは中国かしらね。衣装もすごいけど、髪型も必見ですぞ。
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by april_hoop | 2015-02-18 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 17日
星を継ぐものたち
c0160283_114441.jpgブルータスの、「明日を切り開く人物カタログ」特集面白かったわー。いろんな業界の、現在のエースと、次代を担うだろうホープたちが取り上げられてて、これまでのおさらいと、未来予測が一緒になっていて。時代はさらに加速しているし、そして新しい才能もどんどん生まれているんだな。
『次は誰? 明日を切り開く人物カタログ。』Brutus No. 795 | ブルータス (BRUTUS) マガジンワールド

音楽も、アートも、ビジネスも、デザインも、ネット以降はどんどん新しいことが生まれていて、その時代感が詰まった一冊だったように思います。今起きていることを知るだけでも楽しかったし、最前線で何が起きているのか、限られた紙幅ではあるけど、刺激を受けるには十分なボリュームだったな。やっぱり刻一刻と世の中が変化していて、それにアジャストすることはもちろん、その中でどうやってイロを出していくのか。簡単じゃないけど、まだまだイノベーションは止まらないのかも、とも思って。

なんだか最近、時代の変わり目にいる感がすごく強くて。単に季節の変わり目以上の変化の予兆を感じています。たまたま自分が管理職っぽい側に移り始めたことや、自社が揺れている時期だからかもしれないけど、日本や世界情勢も何かが起こりそうな感じがすごくするし、いよいよインターネット後の世界が確立されていくような感じなのかな。雑誌作りが、なんだか石炭掘っているような気もしているのです。後戻りできないくらいの変化が待っているんじゃないかって。

そこまで大きなパラダイムシフトじゃないのかもしれないけど、なんにしてもそういう時代を生きている以上、その中で何をどうやっていけるのか。取り残されないように柔軟に貪欲に頑固に立ち向かわないとな。あっという間に置いてかれちゃいそうだもんな。変化を受け入れ、そしてその中でイノベーションしていくこと。おっさんになってきて、新しい考えや価値をなじませにくくなってきたことを自覚しているけど、それじゃいかんぜ。

次は誰? オレでしょ! って言えるように、まだまだがんばらないとと、大いなる刺激を受けたのでした。
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by april_hoop | 2015-02-17 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 03日
次のパリは郊外へ。
c0160283_14282320.jpgBIRDのフランス特集はパリじゃなくて、郊外への旅。モネの愛した庭園から、古城が連なるロワール川流域に、大西洋に面した北西部などなど!
BIRD | バード 第5号 パリからの週末旅行

パリだって一度しか行ってないのだから、パリ郊外に目を向けるのは早すぎるのですが、まあローカルになればなるほど興味がそそられてしまうのも事実。特に惹かれたのはロワール流域の古城たちかなー。もう幻想的すぎるそのビジュアルがロマンチックすぎて。ドイツのロマンチック街道とどっちがロマンチックなのか知りませんけれど。

なのですが、コンテンツ、少なっ! パリからの週末旅行というタイトルにしては、大きく紹介しているエリアが3つだけ。しかも得意の一人語りが続くだけで、写真は十分に綺麗だけど、土地の魅力が全然伝わってこなくて残念だったわ。情報じゃなくていいんだけど、もっと店とか食とかカルチャーとか、ボリューム欲しかったなー。一つ一つのエリアに対してもそうだし、もう少しいろんなエリアが見たかったよ。こんなところもあるのかー!って。

パリのクリエイターや、普通のパリジェンヌがオススメスポットを上げていたページもまあそれはそれでいいのだけど、BIRDに求めているものとはちょっと違ったかな。とにかく、もう少したくさん、そしてもう少し深くその土地のことを知りたかった。綺麗な景色だけではもうそそられないのかも。

その他の2色ページとかは普通にフランス特集になっちゃってたのも肩透かし。残念だったぜ。
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by april_hoop | 2015-02-03 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2015年 02月 01日
僕たちの写真。
c0160283_2341561.jpgますます奥深き写真の世界よ。と唸っちゃう今年のブルータスの写真特集。写真特集作るのってすごく難しいんじゃないかな〜と思うのだけど、毎年いい特集だと思っております。リスペクトやわー。
『みんなの写真』Brutus No. 794 | ブルータス (BRUTUS) マガジンワールド

「みんなの写真」というタイトルに込めた意味はなんだろうと考える。特集は、ホンマタカシさんがMC的に立って、いろんな写真家と対談をするという体裁。ファッション写真でいちばん勢いある奥山さん。ポパイで素敵なファッションシュートをする白川青史さん。『明星』が出たばかりの川島小鳥さん。去年の木村伊兵衛賞の森栄喜さん。などなど。それぞれ、当然ながら写真に猛烈なこだわりがあり、ストーリーがある。多分どれもが正解で、どれもが写真の楽しさで、どれもが撮ることの難しさで。そしてそれはもう、プロだけのものじゃなくて、誰でもいつでも写真を撮れちゃう時代だからこそ「みんなの写真」って言ったのかな。インスタも含めてね、写真の世界はこんなにも開かれていると。

いやしかし、おっもしれーなー、写真! 白川さんの写真が全部望遠だなんて驚くし、奥山さんが写真のセレクトとか構成まで提案しているなんて驚き通り越して失神しそうになるし。撮り方も選び方も千差万別。そこに正解はないけど、惹かれる写真とそうでもない写真の線引きってのは確かにあるんだよね。センスって言葉で片付けていいのかわかんないけど、どれだけ写真のことをずーっと考えてるか、とかなのかもしれないなー。野球選手がどれだけ野球漬けになるかみたいな。夜の三冠王になってちゃいかんぞ、みたいな。もちろんプロの世界知りませんけど。

マガハの雑誌のバックナンバーの写真に注目したブックインブックも面白かったです。雑誌に勢いあった時代の、やっちゃった感満載の写真たち。マーケティングが幅を利かせちゃう今、予算もないし、なかなかそこまではできないとしても、やっぱり冒険とか挑戦がないといかんよな、と自戒してみたり。インスタは、パスワードわかんなくなって放置してたけど、あらためてアカウント取ってみたらインターフェイスがまったく知らないものになっててビビった。。手が出ねぇな。。。(でもやっといたほうがいいような気が)

写真楽しいなー。見るのも撮るのも。もっともっといい写真を撮りたいし見たいです。がんばろ。
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by april_hoop | 2015-02-01 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 26日
錦織イヤーだ。
c0160283_21412763.jpgナンバーの「錦織圭のすべて。」特集、読むしかないっしょー! コンテンツは、ロングインタビューに、松岡修造のみた錦織に、錦織陣営についてのまとめ、そして全豪オープンのプレビュー、それから子供の頃から錦織を知る人たちの証言、というのが主なところ!
錦織圭のすべて。 [Sports Graphic Number雑誌紹介] - Number Web - ナンバー

ミーハーを思い切り発揮して追いかけ始めた錦織のことをもっと知るべく飛びつきました。一番面白かったのは、若かりし錦織を、かつての恩師やチームメイト達が語ってるページだったな〜。錦織の素顔や、当時のエピソードは、今の成功をすでに示していたようで、後付けかもしれないけど面白いです。いやーすごい天然で、メンタル強いんだろうなー! 全員が全員、錦織の才能を褒めちぎっているのを読むだけど興奮するのなんなんでしょ。

しかし! 特集としては物足りなかったぞーー! ナンバーのボリュームってこんなもんだったっけ? というか、分析記事とか、寄せ集め情報が多くて、肝心の本人のインタビューが少ないのだよー。あと、ビッグフォーとかにも錦織のこと語ってほしかったなーという無い物ねだり。邪推するところ、全米の決勝進出に、ツアーファイナルの善戦と、あったまり切ったタイミングでの全豪オープンてことで、商売っ気出して強引に作った号だったんでしょう。まあ世界で戦う人を引っ張り出すのは色々難しいでしょうね。

でも、それだけ世界が錦織を見ているってことだ。今年は何かやってくれるんじゃないかという期待大! テニスの試合って一度も生で見たことないけど、ぜひ見てみたい。錦織が世界を驚かせるシーンを生で見たいぞー。ということで、全豪で暴れまくってくれよな!
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by april_hoop | 2015-01-26 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 16日
もう一度、ウィーン、プラハ、ブダペスト
c0160283_11507.jpgわーい、大好きなウィーン、プラハ、ブダペストの中欧3都市特集やでーってことで、「BIRD」読了。もう一回行きたいなー。
BIRD | バード 第4号 ヨーロッパの古都 ニュークラシック

2011年のGWに旅したウィーン、プラハ、ブダペスト(とブラチスラバ)。10日かけて回ったけど駆け足だったし当然回りきれないところ多数だったので、その思いを重ねながら読みました。そしてなんか美しくも景色じゃない表紙は意外性あるな!って思ったらまさかのファッションページだった(しかもスタジオ撮り)。なんで?てのは置いといて。

うん、やっぱりヨーロッパは美しいねって感じで、しかし圧倒的にボリュームが足りないわって感じ。各都市、3〜4泊の紀行文のみって感じで、ちょっともう終わり?って感じ(感じっていいすぎな感じ)。テーマはニュークラシック。すなわち一般的にイメージする古都としての側面と、そこに生きる今の人たちのコントラストを出したかったっぽいけど、結局あんまり取材がないからそこまで掘り下げられてない。あくまで、筆者がなんとなく感じたことにすぎないというか、道行く人をスナップして、コメントもらうだけだとなかなか深みは出せなかったのかなと。

しかし猛烈に惹かれたのは、ドナウ川で泳ぐコーナー。そんなことができるのか!!! バースっていうプールみたいな施設もめちゃくちゃそそられるし、とにかく泳ぐことも川も好きな僕にはドハマリしました。しかもチャリで巡ったりして、行き当たりばったりでホイリゲでワイン飲んだりして最高じゃないか。夏のウィーンに行くことがあればこれはぜひマストにさせていただきたいというか、これを目的に計画したいなー、旅。ウィーンは5日くらいいたと思うけど、美術館とヴァッサウ行ってシュニッツェルとザッハトルテ食べたら終わってたってので、再訪したいです。プラハももっとビール飲んでおけばよかったし。

はあ。改めてこの雑誌、細かい連載がちょっと多すぎて、それよりはしっかり特集を読みたいなーと僕は思ったかな。次号は「パリからの週末旅行」。テーマの選び方は好きですし、次号も楽しみに待ってます! てか、積読中なので近々。
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by april_hoop | 2014-12-16 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 10日
エスパニョールに憧れて
c0160283_1416345.jpgTRANSITのスペイン特集、だいぶ遅れて読了しましたー。まだ行ったことのないスペイン、もちろん行ってみたいとずーっと思ってたけどますます、ますます、行きたくなった!
TRANSIT : TRANSIT22号 永久保存版!「美しきスペイン」〜恋したっていいじゃない - Magazine

しかし、スペインとひと口に言ってもこんなに多彩な表情があるんだな。バルセロナはガウディだなんだがあって自由な観光都市、マドリードは首都でありプラド美術館とか王国の歴史ってのはもちろんわかるけど、マヨルカ諸島のことは全然知らなかった。イビサとかはちょっとチャラすぎる感じがするけど、他の島々はものすごく素敵そう! それからイスラムの文化が漂うアンダルシアはまた全然違うっぽいじゃないか。アンダルシアに憧れて。TRANSITの真ん中は、歴史、政治、文化などなどの読み物ごっそり2色ページで、これ読んでると懐かしの世界史がフラッシュバック。そうだよね、西ローマ帝国に始まって、ウマイヤ朝が進出してきて、レコンキスタが始まって後ウマイヤ朝ができて、なんやかんやの大航海時代到来して、ハプスブルク家で、無敵艦隊負けて、なんやかやのフランコ独裁と。思い出すと楽しいし、改めてイスラム文化との融合をちゃんと受け止められたわ。青春の1ページがこんな形で完成するんやな〜。あとはそれを現地でこの目に焼き付ければオーケー。

そして! 何よりも興味深いのが巡礼の道! サンティアゴ・デ・コンポステーラ! 『星の旅人たち』のあの世界! いつの日か、ここは歩いてみたいよな〜とものすごく思います。うらやましいです編集長。しかも自転車で行くこともできるなんて知らなかったわ。それも憧れるなーーー! とりあえず映画を見直すことから始めるか。それからペネロペ対談もおもしろかったし、アントニオ・ロペスの絵もお見事で、カンペールのタイアップ記事でカンペールがマヨルカ島で作られてることを知るなど。いやはや、地域に個性がありすぎて、そのどれもが魅力的で、どこを目指していいかわからなくなりました。

だけど、なんとなくここんとこTRANSITの積ん読が進んでいて、これってなんなんだろうな。切り取られるのはほとんどがみたことのない世界なんだけど、なのにどこか飽いてしまった自分もいる。コンテンツがある程度ワンパターンだからかもしれない。一人称の紀行文が気分じゃないのかもしれない。世界が美しくて、その日常に無限の文化が詰まっていることももう知っている。だからこそ、その先をもう一歩知りたいような気がする。行き当たりばったりじゃない、さらに日常に入り込んだ言葉。わかったわ、ここに暮らす人たちの言葉をもっと読みたいんだわ。彼らが日々何を思い、何をして、何を語らい、何を夢見て暮らしているのか。断片的なコメントではなくて。筆者が目にしたものだけじゃなくて。クウネル路線てことかもね、俺が今欲してるのは。

でも、これからも買うし、読むけどね。まだ見ぬ世界を覗き見させてもらいたいから。いつの日か、スペインへ。その時はまたこれを開きます。
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by april_hoop | 2014-12-10 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2014年 12月 01日
なにしろ映画好き、だなんてまだ言えない!
c0160283_23432615.jpg『ブルータス』の恒例映画特集、今年のはかなり興奮したわー! 「なにしろ映画好きなもので。」。なにしろラジオ好き特集もあったし、ブルータスお得意のタイトル。どうやら昔、同タイトルのムックも出してるみたいなので、定番の言い回しなんだね。
『なにしろ映画好きなもので。』Brutus No. 791 | ブルータス (BRUTUS) マガジンワールド

てことで中身の方は、キーワード別に映画好き対談放談という感じ。キム・ギドクと二階堂ふみが「監督と女優」について語ったり、ヨーロッパで日本映画祭を手がける外人2人が「ニッポン映画」の現状を憂いてみたり、ティム・バートンが「アートと映画」ってテーマで語ってみたり。このあたりはまだ序の口というか、ネームバリューありきなところもあるかな。でもだんだんとディープになってきます!

みうらじゅんと小谷元彦が「怪獣」をテーマに語ると、もうなにひとつわからないんだけどなんだか楽しそうなので読んでいて楽しい。湯山玲子、ヴィヴィアン佐藤、渥美喜子が「ラブコメ」を語るとそうそうわかるーと共感してしまう。杉作J太郎と坪内祐三の「東映映画」は、知らない時代を覗き見する感じ。個人的にものすごく好きなのは、「クルマ」を語る八木雄二&宇野維正。映画におけるクルマの存在にこんなにフォーカスして語れるなんて大感動!  声出して笑ってしまったのが「吹き替え」ね。テレビ映画って各局が独自に吹き替え作ってるなんて知らなかったし、だいたいこの役者だとこの声優さんみたいなお約束もあるんだね。で、『エクスペンダブルズ3』をどうあてるか、のオチに吹いてしまいました。

いやー、にわか映画好きの僕には、ついていけない話ばかりなんだけど、映画の見方って本当にいろいろなものがあるんだなーと再確認。僕はどうしてもシナリオとか演技とか映像とかわかりやすいところにいっちゃうけど、ほんと隅々までいろんなこだわりがあるんですね。さすが総合芸術。こういうピンポイントでの定点観測を聴いちゃうと、自分はなんて狭く浅い見識なんだろうって落ち込んじゃうよね。でも別にいいんだけどね。

とにかく、全然詳しくなれないけど、映画が大好き。それを再認識させてくれる一冊でした。来年もこの切り口でまたやってほしーー!
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by april_hoop | 2014-12-01 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 29日
スポーツタウンへ行こう
c0160283_13532454.jpgお、markの3号目が出てるよ〜。食、旅、ときて今回の特集は街。「スポーツタウンへ行こう!」です。
onyourmark MAG

メインで取り上げられてるのは、鎌倉、逗子、葉山。彼の地でスポーツを暮らしに取り入れる人たちの姿を追いかけています。海があり、山があり、その片方だったり両方だったりでスポーツを楽しむ人。多くは別の土地から移住してきた人たちで、彼らがなぜこの街にやってきて、どんなふうに日々を送ってるのかを、切り取ってます。

まあなんせオシャレな土地ですから、ちょっと出来すぎてる感は否めません。いわゆるカタギのサラリーマンらしき人が見当たらないので業界臭も漂っている。でも、確かにこういう暮らししたいよなーという憧れはくすぐられます。このあたりに住んだら僕も、いっちょう山でも走ってみますかってなるのかもしれない。SUPだって始めちゃうにちがいない。そして、周りにはこれまた洒落た飲食店が点在。ロハスな暮らししちゃうに違いない。

なんてうがったことを言いたいのではなく、ほかの街ももっと見たかったなというのがいちばんの感想かな。まあほかにどんな街があるのだと言われると難しいけど、多摩川沿いとか、うーん、わかんないけど吉祥寺とかさ…。観たかったかな。後ろの方で、山編として白馬と八ヶ岳、それから岐阜の白川も登場するけど、こちらは街というよりは限定的なスポットだったからなー。

でも、間に挟まってるコラムとか、連載とかは、楽しく読めました。半年に一度のペースでこういう本があるってのはなんか心地いいからアリ。また来年の春、あたらしい号を待ってます。それまで僕は僕で、マイタウンでキープランニングです。
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by april_hoop | 2014-11-29 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)