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2016年 09月 02日
安野モヨコ復活
c0160283_23445426.jpg渋谷パルコが8月に改装のため閉館しましたが、それを受けて池袋パルコがリニューアル。渋谷にあったものを移管しつつ、45店舗リニューアルだとか。それに先駆けて、本日新生パルコミュージアムがオープン。こけら落としは、漫画家安野モヨコさんの原画展。『ハッピーマニア』や『働きマン』など、これまでの代表作の原画とラフスケッチがずらっと並んだので、ファンは必見でしょうねー。そういえば、西武だかで羽海野チカさんのもやってたっけ! あれもう終わっちゃったかな。。

さてさて、安野さんの絵はやっぱガーリーでかわいいっすね。大きなサイズで見ると一層思うわ。僕は『働きマン』と『さくらん』しか読んでないけど、『ハッピーマニア』もその他の作品も読みたくなったな。割とストーリーが本質ついてるよね。女性のリアルというよりは、人間のリアルに近いという印象を持っています。展示自体にそれ以上の大きな仕掛けはないけれども。そうそう、プロフィール紹介の好きな映画に『シン・ゴジラ』とありました。夫思い!

いやーしかし学生時代から社会人初期に大変お世話になった池袋パルコ。久しぶりに足を踏み入れて、もちろんテナントは大多数入れ替わりつつも、でもフロアの構成とかなんか懐かしかったな。いけふくろう側の地下から入るのも。思わず郷愁に誘われて、P'も覗いたらニコニコ本社が入っててびっくり。そしてそのままウィロード抜けて西口出たら、IDGPがPKMG(ポケモンGO)になってて時代の変化感じたわ。

そんなこんなで、すっかり遠く離れてしまった池袋だけど、いざくるとなんだか愛でてしまいます。安野さんの展示タイトル、ずーっとストライプって読んでたけど、ストリップでしたわ。危ない危ない。



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by april_hoop | 2016-09-02 00:00 | 文化
2014年 12月 19日
感想_リアル(14)
c0160283_2495851.jpg今年も瞬殺で読了の面白さ。 『リアル』14巻読了。高橋はドリームスに加入するも、メンバーの圧倒的なスピードを前に驚愕。レベルの違いを痛感し、ひとり地道なトレーニングを始めた。必ずやここでのし上がるために。一方野宮はすっかり太り、ライトニングスの試合を見ても情熱がわきあがらない。そんなとき、夏実に会うと、彼女は自分のやり方で漫画と向き合っていた。そして、タイガースは新たな局面を迎え…。
『リアル』Vol.14 特設サイト - 週刊ヤングジャンプ公式サイト

人生に勝ち負けはあるのか、をテーマに描いた漫画『リアル』。この巻のメインは高橋。相変わらず性格はひねくれたまま、勝つために、誰にも負けないためにひとりもがく。きっと高橋はパワーアップして、ドリームスの主力になりうるんだろうけど、それが勝利ではないということ、ゴールでもないことをどこかで知るんだろうな。でもそれはどうやらまだまだ先の話になりそうで。でも、この的確に自分や相手の力量を測れる高橋の目は才能だよね。しかし藤倉、永井はどんだけスゲーんだと。

そして、野宮がまったく活躍しなくて悲しいけれど、そんな野宮に刺激をあたえる夏実がかわいいわ。ちょっと太ってもオーケー。彼女もまた自分に負けないために、そして編集者に負けないために、自分の真ん中にある漫画を描くんだろう。ついでに、健気なふみかさえもかわいく思えるマジックが。

しかし、恐ろしいことに巻末の次号予告、発売日が2016年春ってなってるよ。今回も1年と1ヶ月かかったけど、来年はさらに間があきそうな気が…。もっと早く続きを読ませてよー!

<2015年11月追記>
あれ、夏美が集A社に漫画持ち込むシーン、『バクマン。』オマージュ?
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by april_hoop | 2014-12-19 00:00 | 出版
2014年 12月 05日
感想_いつかティファニーで朝食を(6)、ルックルックこんにちは
c0160283_032971.jpgc0160283_032162.jpgこないだ一気読みした『いつかティファニーで朝食を』の新刊出てたのでつい買っちゃったよっと。台湾で出会ったデザイナーの高浪は、なんと麻里子の会社に入ってきて同僚に。運命を感じつつ、すっかりいい仲になり付き合うことに。でも、徐々に高浪のちょっと変わったところが見え始めて…。
マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を 6巻』|新潮社

この巻は、仕事はひと休みで一気に恋愛モードでしたね。高浪に振り回されつつ、後輩のデキメン菅谷もなんだか気になる感じで、はやくそっちとくっついちまいな!って感じ。そして女友達らのエピソードもちゃんと交えつつ、全体的にアラサー女子の恋愛、結婚、夫婦関係の日常を描いてました。気になる朝ごはんのほうは、今回は東京のお店は少なめ。ネタ切れというか、あんまり同じテンション続けるのもあれだから、いろいろ緩急つけてるんだろうね〜。お店に落とすとどうしても話も決まってきちゃいそうだしね。

で、なにやら他にもマキヒロチ先生の漫画が出てたのでもう一冊手に取ってみた。『ルックルック境界線』というコミカルエッセイ。ほかに、『創太郎の出張ぼっち飯』というティファニースピンオフもあったけど、メシ漫画はもういいかってことで。
ルックルック境界線|コミック|竹書房 -TAKESHOBO-

こちら、コミカルエッセイというだけあって、マキ先生の身の回りの面白ネタを詰め込んでおられました。一応、境界線ということで、一線こえた人たちが題材ってことだけど、まあそういうの関係なしに、単に変わり者つーか、おかしな人たちってことね。超意味不明な占いするラーメン屋とか、マジで実在するらしいぞ。あとはまあ、あるあるというか、なしなしというか、そんな感じ。布ナプキンの話とか、女性は喜びそうな気がしたかな。

どちらも軽いタッチで読めまして、ティファニーは次も読もうかなー。
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by april_hoop | 2014-12-05 00:00 | 出版
2014年 11月 28日
感想_3月のライオン(10)
c0160283_205045.jpg大激震の10巻! 羽海野チカ『3月のライオン』10巻読了。おじいちゃんが体調を崩して入院したとき、その男は現れた。あかり、ひな、モモたちを捨てて家を出た、彼女たちの父親。5年以上姿を現さなかったその男は、もう一度一緒に暮らそうなどと言い出す。そのとき、桐山は。
『3月のライオン』羽海野チカ | 白泉社

数々の生き様を描く『3月のライオン』の真骨頂炸裂〜! 桐山の新たな生き様が見えて興奮したわー。3姉妹の父親のイヤラシサ半端じゃない中で、その負のオーラをぶった切る桐山の格好よさ! いつのまにこんなにたくましくなったんだろう。それだけ川本家での時間が貴重なもので、そして初めて自分の力で守りたいものが生まれたってことなんだろうなー。そこからのまさかの結婚宣言! 女子冥利に尽きるね。ひなちゃんじゃなくてもお熱出すわね。

しかし、父親のイヤ〜な感じはなんなんでしょうね。まるで責任感がなく、不可解な行動ばかりで。ここまでわかりやすい悪人を出すなんて羽海野先生的には珍しいような気もするけれどどうなんだろう。彼に救済を与えたいとは言わないまでも、これだと川本家のお母さんもものすごく寂しく思えてしまうのだけど。まあ変な肩入れとか救いは用意しないほうがいいのですかね。

後半のインパクトすごすぎますが、前半のエピソードもなかなか。桐山が育った家での、彼の孤独感。歩と香子の言葉。彼らもまた生き様を探しているのかもしれません。そして入江さんとの対局。短いながら、入江さんの生き方が垣間見れてなかなかしみます。こういうのをちゃんと並行して描いてくれるのがいいところ。

父親問題はどう展開するのか。次巻が待ちきれない!
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by april_hoop | 2014-11-28 00:00 | 出版
2014年 11月 24日
感想_バクマン。(1)
c0160283_2363628.jpg展開、超気になる。『バクマン。』1巻読了。絵が得意な中学3年の真城最高は、成績優秀のクラスメート・高木秋人に、一緒に漫画家を目指さないかと誘われる。そんなの無理と断る最高だが、秋人の強引に誘われるまま思いを寄せる亜豆の前で漫画家になることを宣言。かくしてふたりの奮闘が始まった!

面白いらしいと聞いていて、来年実写映画公開するし、キャストが逆じゃね?とか言われてるし、予習がてらに1冊試しに読んでみたらおもしろー! こりゃウケるわけですわ。主人公のサイコーとシュウジンのキャラいいですね。冷静なサイコーと、イケイケなシュウジン、一見逆に見えるのはこのキャラ設定だよね。そしてシチュエーションに応じてそのキャラも入れ替わる感じが、芸人ぽくていい感じ。で、女子キャラもかわいい。亜豆に、見吉、そしてあの才女はデスノート高田を思い出させますな。この絡みも気になるわ。

さて、そして肝心の中身は、漫画家志望のお仕事マンガ的な感じですかね。漫画家になるには、っていう裏側の話をしながら、マンガの面白さとか、作り手の情熱とか、理不尽なこととか、いろいろ出てくるんだろうね。それをジャンプでやっちゃうという入れ子方式ぽいのも楽しみ。漫画家がマンガを題材にしちゃうというある種の禁じ手は、マンガ版「舟を編む」といえそう。あっちはかなりイマイチだったけど、こっちはものすごく期待できるわ。

で、実写キャストね。逆って言われてるけど、別にいんじゃない?って感じ。ビジュアルイメージもあるけど、演技キャラ的にはこっちのほうがなんか面白そうな気もするけれど。てことで、続刊はあえて読まずに来年の映画を楽しみに待つことにしよー。
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by april_hoop | 2014-11-24 00:00 | 出版
2014年 11月 11日
感想_ちはやふる(24)(25)(26)
c0160283_19351432.jpgc0160283_19352676.jpgc0160283_19353746.jpg

『ちはやふる』24〜26巻読了。いよいよ始まったクイーン&名人戦。クイーンは、千早の不用意な言葉の影響から猪熊との1戦目を落とし勝負は第3戦へ。一方で名人戦は原田先生の猛チャージで連勝王手で周防を追い詰める。果たしてそれぞれの決着は。そして翌日、太一はひとり高松宮杯に出場し新と対戦。千早への複雑な思いを抱えたふたり。そして、3年生となる4月。かるた部最後の1年が始まる。
『ちはやふる』(末次由紀):既刊一覧|講談社コミックプラス

主役不在のクイーン&名人戦は、最強ふたりの背景を浮かび上がらせるお話でしたね。それぞれに抱える孤独と、かるたとの出会いと愛情。若宮はそんなにもろかったのか?って感じだけど、まだJKだしそんなこともあるか。むしろ妊娠中の猪熊さんがすごいと思ったけど、今回はそんなに光が当たることもなく来年は産休だしフェイドアウトかな。

謎に包まれてた周防はようやくその人物像が描かれて、ちょっといいもの扱いに。視力に不安を抱えてその強さってすごいよね、と思うけど強さの秘密は解き明かされず、これは来年に持ち越しでしょうか。かるたシーンはやっぱりちょっと物足りなくも感じるんだよな。原田先生の圧もイイ加減続きすぎてちょっと飽きてきたし。てかどんだけ強いんだよこの愛すべき熱烈おじさんはさ。

そしてようやく動いたかるた部ラブライフ! 菫の告白はけっこう心にザワザワきてよかったよ! 太一の告白もあれはれでまっすぐでよかったよ! そして最後のかるた真っ黒発言! そう、これを待ってたって感じかな。登場人物の心情を示唆するシーンはいろいろあれど、なかなか心の奥底を吐き出してくれないのが物足りなく感じてたので、ようやくそれが出てきたって感じ。それがもっと読みたいよ! これぞ高校生の恋愛だよ! これを受けて千早がどう出るのか。しばらくかるた路線から離れてでも青春路線走ってほしいぜ。青春の深くて脆くてでも光に満ち溢れたところまで踏み込んでほしいなー。映画『ウォールフラワー』みたいなキラキラ熱望!
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by april_hoop | 2014-11-11 00:00 | 出版
2014年 10月 02日
感想_神様はじめました(1)
c0160283_2040225.gif可も不可もなく。鈴木ジュリエッタ『神様はじめました』1巻読了。借金を残して父が夜逃げしてしまった女子高生の桃園奈々生(ななみ)。住む家もなくなり途方に暮れていたところ出会った男に言われるがまま行った先は、廃れてしまったお社。そしてどういうわけか、そこの土地神になってしまった! 出会うのは妖のものたち。奈々生は神様としてやっていけるの!?
神様はじめました|白泉社

奥さんが友達に薦められて読んでたのをスティールして読みました。んーと可も不可もないというのが一巻の印象。まだどうなるのか全然読めないからこれからですね。最近の漫画ってわりと立ち上がりからフルスロットルな気がするけど、その意味ではややスロースタート? あっさり神様になっちゃうあたりは今時だけど、大きな物語の動きはまだ全然なし。刊行は2008年で、すでに20巻でてるしアニメ化もされてるし一定の人気あるっぽいけど。

奈々生のキャラがまだよくわからず、貧乏にも耐えてきたなかなかハートの強い子っぽいけど、あとはわりと普通の女子高生。学校生活はほぼ描かれてないので、交友関係その他もまだ出てこなかったしね。学園路線もこれから入っていくのかどうなのか。3×3EYESみたいに神々の世界をベースにやってくのかな。ミカゲさんは必ずいつか再登場するだろうし。相方の巴衛、付き人の虎徹に鬼切もまだ触りのみ。キャラデザがゲームっぽくて、コスにはウケそうだけど、どうでしょうか→検索→うん、やっぱりでてくるね!

つーことで1巻からは続刊読ませるほどのパワーは感じず。どこかで出会う事あったら続きを手に取ろうと思います。
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by april_hoop | 2014-10-02 00:00 | 出版
2014年 09月 19日
感想_海街diary(5)(6)
c0160283_23172016.gifc0160283_23174153.gifやはり名作。吉田秋生『海街diary』5、6巻読了。すずの母の妹という女性から入った電話。後日訪ねてきたその人が告げたのは、すずの祖母が亡くなったことと、その祖母がすずのためにお金を残していたという知らせだった。今までその存在も知らなかった人からの、予想しない申し出にすずと3人の姉は戸惑いながら金沢へと向かう。
海街diaryの全巻一覧 | コミックス | 小学館

この漫画は、何かを失った人たちの物語なのかもしれないな、と思いました。すずは、母を失います。香田家の3人も両親を失っています。多田くんは、足を。店長は指を。きっと課長もなにかを失くしているのでしょう。と同時に、誰もがみな予想できない縁によって結び付けられていく。すずは、血の繋がらない姉たちと出会い、鎌倉で何人もの親友と出会った。姉妹もまたすずを得て、それぞれに新しい出会いをはぐくむ。この世界のすべては出会いと別れ、なくすものと見つけるもので作られている。その、嬉しいことも、悲しいことも、一緒に教えてくれる作品だ。

決して美しいだけの話ではない。人の生き死にには、お金の問題がついて回ることをきちんと描く。だから絵空事にならない。それを避けて通ることはできないことを、中学生のすずさえも理解し始めている。嫌だなってもちろん思うけど、きれいごとだけじゃ渡れないんだよね、世間は鬼ばかりだからさ。

でも、つくづく優しい物語だ。どんな人にもその人なりの事情があって、二宮のおばさんも、最悪の弟も、すずの母と祖母も、その親戚も。どの人物もただの悪い人では終わらせず、一面だけでは見えない事情を感じさせてくれる。それは救いとも少し違って、誰かのある一面だけではその人のすべてはわからないという、当たり前だけど忘れがちな真実を告げていると思う。それが、この漫画を二次元を超えてリアルにさせてると思う。自分の恋を自覚するよっちゃんすげーかわいいし、すずの不在を予感する風太もかわいいし、みんなとても大好きです。特にまだ見ぬアライ、最後まで出て来なそうだけど楽しみだなー。

映画のキャスト、意外性もありつつ楽しみだな。チカを夏帆ちゃんてのがいちばんビビったけど、そういえばチカちゃんは最初からアフロではなかったんだったっけ! アフロ夏帆ちゃん見たいけどさすがにそれはないんだろうね。映画が始まる頃に最新刊も出るといいなーと思います。

ところで、今回はじめて電子版を買ってiPad miniで読みました。読むのにまったくなんの不都合もありませんし、単行本より場所とらないし、十分実用レベルですね今更ながら。とりあえず6冊大人買いしてみた次第です。
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by april_hoop | 2014-09-19 00:00 | 出版
2014年 09月 01日
感想_いつかティファニーで朝食を(1)〜(5)
c0160283_15585682.gifマキヒロチ『いつかティファニーで朝食を』1〜5巻読了。アパレル会社で働く28歳の麻里子は、7年同棲していた彼と別れ、ひとり暮らしをスタート。大好きな朝食を、女友だちと楽しむ生活に。仕事もプライベートもいろいろあるけれど、おいしい朝ごはんを食べてると幸せ。そんな彼女たちの等身大の姿を描く。
連載作品|web@バンチ

話題のメシマンガのこちらは、朝食切り〜。毎話、朝ごはんがフィーチャーされてて、それがすべて実在するお店のメニューということで評判の一冊。既刊イッキ読みしました。朝ごはんはあくまでフックという感じで、基本的にはがんばるアラサー女子のお話。主人公は独身恋人なし、仕事にやりがいあり、という設定で、その中の日常でおこる悲喜こもごもを一話完結でつづってます。

僕は男なんで、リアルにはわかりませんが、きっと多くの女性が共感するんだろうなーっていう印象。働く女性あるある、という感じ。上司や後輩にイラっとしたり、でも仕事でうまくいったときのいい気分とか、女友達との関係や、いい人との出会いがあったりなかったりとか。プラス、友達との関係や、子供がいる子、結婚願望の強い子、男嫌いの子、などなどなど。全体のトーンとしては、そんな女性たちを肯定、応援するっていうムードなので、キレイすぎる部分もなきにしもあらずだけど、読んでて少し前向きになれる感じなのかなーと想像します。

いちばん思ったのは、作者は東京が好きなんだろうな、ということ。主人公は群馬出身てことだけど、マキさんもそうなのかな? 朝ごはんの描写がリアルなのはもちろんだし、それが実在するお店ってのも、そういうの好きなだろうなと。実際にお店に行って、おいしいもの食べて。あわせて洋服とか町の背景とかも、リアルなんだよね。そこが親近感もてるところなんだと思う。今度あたしもあそこの朝ごはん食べよう。そしたらその日1日がんばれそう。嫌なこともちょっと忘れられそう。そんな前向きムード。それって朝ごはんならではだよね。朝ごはんはフックと言いましたが、実はやっぱり根底にあるコアですね。いい1日を送ってほしい、っていうメッセージ。

出てくるお店がだいたいわかる自分に驚きつつ、東京を飛び出して名古屋に大阪、地元群馬に台湾まで。ネタを探すのも大変だろうな〜と思いつつ、がんばってほしいな〜と思います。
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by april_hoop | 2014-09-01 00:00 | 出版
2014年 08月 19日
感想_海街diary(1)〜(4)
c0160283_13554994.gifc0160283_1356179.gifc0160283_1356898.gifc0160283_13561861.gifうおー、遅ればせながらなにこれ激くそおもしろいじゃん! 吉田秋生『海街diary』1〜4巻読了。鎌倉の古い民家に暮らす幸、佳乃、ちかの3姉妹。幼い頃に父は不倫相手と家を出て行き、その後、母もまた再婚を決め姉妹を置いて去った。その父が、亡くなったという。葬儀のため向かった先の山形で彼女たちを待っていたのは、父と不倫相手の中学生の娘すずだった。三姉妹は、すずを引き取ることを決め、すずは鎌倉で新しい暮らしを始める。4姉妹となった彼女たちの、物語が始まった。
海街diaryの全巻一覧 | flowers コミックス | flowers コミックス系 | コミックス | 小学館

評価が高いのは聞いてたけどものすごく面白かったです。吉田秋生先生は、その昔に姉の『BANANA FISH』をチラ見したくらいの記憶しかないのですが、この作品読んで思ったのは、羽海野センセーと描いてること近いなーって気がしたこと。『3月のライオン』と空気は似ているかもしれない。姉妹たちの生き方と家族と恋。そして痛快なギャグ(これがいちばん大事かも)。個々のキャラに魅了され、ストーリーにも引き込まれ、ネーム量が多いから読むのに時間かかるけど、あっという間に4巻読んでしまった。不定期連載らしく、年に1冊新刊が出るかどうかというペースまでライオンと一緒とはね…。続刊読むのが惜しい気持ちになるけど、劇中の時間の流れと近い感じでいいのかもしれないな。

人生には本当にいろいろなことがある。善悪にわけられないこと。不意の出会いと別れ。どうにかなることと、どうにもならないこと。それはずーっと昔から変わらなくて、多分未来永劫そうなんだよね。思うに任せないのが人生で、それでも、美しいと思えるのもまた人生だと、心の底から思ってます。ただひとつ、それを分かち合える人がいるかどうか。いちばん身近にそれを感じたいのが家族なんだろうな。形や血縁がすべてじゃないけど、なんにしても「家族」という名前を付けられる関係が、人生を支えてくれるんだなって思います。吉田先生が描きたいのもそういうことなんじゃないかな。4姉妹はそれぞれに難しい家庭環境を抱えながらも、それゆえに結束していろいろなものを乗り越え、新たにすずもその一員となって乗り越えながら、家族として生きていく。でもそれは絶対の存在じゃなくて、壊れることもあるし、間違えることもある。でもやっぱり、心の拠り所にしたいものなんだな。

このマンガの登場人物たちは、とにかく血縁が濃い。姉妹もそうだし、風太んとこも、マサんとこも。あまりに狭い範囲で登場人物入り乱れすぎだろう(NANAか!ってっくらい)という気もするけど、でも鎌倉という町のスケールを考えるとそれはそんなに不自然なことでもないのかもしれない。劇中のシーンがことごとくよく知った鎌倉の風景なことも萌えちゃうポイントだね。だけど、鎌倉の祭事のことは全然知らなくて、そういうのもけっこう残ってるんだなーってまた新たな鎌倉の魅力を知った気がしたよ。こういう地縁と呼ばれるようなものもまた、家族同様に一朝一夕では築けないもの。だからこそ重いし、尊いよな、と素直に思います。

僕の地元は千葉県船橋で、二十歳にはそこを離れ、本籍も移した今、つながりは実家があるってことだけ。東京暮らしの方がもうすぐ長くなる。でもやっぱり船橋、好きなんだよなー。フナッシーよりチーバ君が好きなんだよなー。いつかあそこに帰って暮らしてもいいかもしれないって思うもんなー(特に自然豊かでもないし、実に中途半端なベッドタウンだけど)。そんなノスタルジーをくすぐってくれ、姉妹の恋模様にキュンとして、すずの青春にもグっときて、と異種総合格闘技のようなマンガ。年の離れた4姉妹+鎌倉の懐深さがあわさった傑作だと思います。『リアル』『3月のライオン』『宇宙兄弟』、そして本作。僕の中の現時点のマンガ四天王ですわ。

こういうマンガが評価されるってのはなんか気分がいいですね。是枝監督による実写映画化が楽しみ過ぎます。マンガはまだまだ続くんだろうし、映画もシリーズ化してほしいなーと観てもいない今から思います。
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by april_hoop | 2014-08-19 00:00 | 出版