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2013年 03月 31日
始まりも終わりも突然に。
c0160283_18455348.gif原美術館で始まった「ソフィ カル 最後のとき/最初のとき」という展示を見てきました。ソフィ カルさんはフランスの女性アーティストだそうで、物語性の強い写真と言葉を組み合わせた作品が特徴的だそう。という前情報で、あまり展示の中身は知らないままにフラリと行ってみました。
Hara Museum Web
ソフィ カル―最後のとき/最初のとき(PDF)

大変にショッキングな展示ではあったけど、それだけの質量がありました。展示は大きく二つ、タイトル通り、最初のときと最後のときが表現されてます。まずは1階の「最初のとき」。ギャラリーには12枚のモニターがかけられ、そこに海を前にした人々の後ろ姿が映し出されている。設定は、イスタンブールの、海を一度も観たことがない人を海に連れて行き、海を初めてみる様子を撮影したというもの。でも、後ろ姿だから彼らがどんな表情をしているのかはわからない。ジャケットの男、スカーフの女、赤い服の少女、老人、子供たち、松葉杖の男…。やがて思い思いにカメラのほうを振り返り映像は終わる。微笑むもの、無表情のもの、涙を浮かべるもの、そしてはしゃぐ子供たち。ああ、自分が初めて海を観たのっていつだったろう? なにを思っただろうか。映像自体は地味きわまりないけど、そんなことをふと考えてみたり。始まりって、こうして用意されないと意識することもなくやってくるものなんだよな。

そして2階、「最後のとき」へ。ここでは盲人たちのポートレートと、彼らが光を失う前に最後に見たものはなにか、というインタビューがあわせて掲載されている。手術の前に観た医師の顔だというもの、自宅の天井の灯りだったというもの、自分を銃撃した男の顔だったというもの愛する夫だというもの。視力を失った理由はさまざまで、いたたまれない事件も多い。いつか光が損なわれると分っていた人、そんなこと知る由もなかった人、さまざまで、もちろん最後に見たというものもバラバラ。何を見たか意識していない人も多い。それはそうだろう。

ところで、これもイスタンブールの人たちを取材したそうで、イスタンブールはその昔「盲人の街」と言われたそう。これはメタファーで、ヨーロッパ側からアジア側を見て、ヨーロッパの素晴らしさに気付かないアジア側の人々を指して盲人と読んだということ。「最初のとき」は状態としての盲であり、「最後のとき」はまさに動かしようのない闇を指している。そこにはどんな違いがあるだろう。差があるだろう。

どちらにしても、始まりも終わりも突然にやってくるものだということ。想像の海と、実際の海はどう違っただろうか。記憶の中のイメージは今もそのままあるだろうか。見たものも、見ていないものも、思いのほかそのイメージは脆いものなのかもしれない。
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by april_hoop | 2013-03-31 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 30日
渋谷パルコそんなもんじゃないだろ。
c0160283_23475120.gif渋谷パルコって40周年なんだってね。そんな古いとは知らなかったよ。だいたい「パルコ」ってなんだろう?と思ったらイタリア語で広場とかの意ですって。ああ、PARKと一緒か。てーことで、それを記念した「シブパル展」行ってきたお。
渋谷パルコ40周年記念エキシビション シブパル展。 | PARCO MUSEUM | パルコアート.com

渋谷パルコっていえば文化の担い手としていろんなクリエイティブがんばってきたぞ、ってことで縁あるクリエイターやアーティストをお招きしての展示。井上嗣也×箭内道彦、蜷川実花×チームラボ、リリーフランキー×みうらじゅん、大宮エリー×浅田政志、などなど全部で6組12人のコラボレート作品が展示されていたぜ。箭内さんのやつはなかなか想像力をかきたてる感じだったし、大宮エリーと浅田さんのやつは気合入ってて、いちばん作り込まれていたと思う。田名網さんのも面白かった。

などなど、個々の面白みはそれなりにあるんだけど、いかんせん規模が小さくてちょっと淋しかったわな。これだけのビッグネームを揃えておきながらも、ものによっては意外とチカラ入ってない感じで逆に肩透かし感強かったかも。みうらじゅんとリリーさんのやつはグラビアン魂の連載をアーカイブしただけだったしね。蜷川実花のやつもインタラクティブな作品ではあったけど、あんまり蜷川色ないというか、ちょっと期待と違ったかも。トータルで見て、渋谷パルコの40年はそんなもんじゃねーだろうよ、っつーね。まあここって箱が小さいからそんな大それたことできないんでしょうけれども。ま、500円だしね、入館料。こんなもんか。

むしろ次回の片桐さんの個展のほうが興味深いかも?(4/5〜22) とりあえずシブパル展は明後日の1日まで。よしなにお運びあれ〜。
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by april_hoop | 2013-03-30 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 29日
エキアト継続希望!
c0160283_23312736.gif東横線渋谷駅が地下に潜った3.16の狂騒とは無縁だったけど、副都心線でみなとみらいまで行ってみたいなーとは思っておるボクです。まあそれはそれとして、元東横線渋谷駅ホームが「ekiato」なんつってイベントスペースになっているじゃないですか。そして早速ユニクロがUTのポップアップストアなんて作っているっていうからミーハー心躍らせて見てきちゃったよ。ビックロには心惹かれないけどこっちは気になる〜。
SHIBUYA ekiato
UT POP-UP! TYO | UT 2013

さて、この場所までどうやって行くんだっけ?くらいの東急レベルなので、駅にたくさんいた案内スタッフさんに聞いて行くと、ああすごい人だかりだなー! 物珍しさで来ている人がほとんどだと思うけど、それにしても話題性あるんだね。で、みんな写真をいっぱい撮ってるよ。オレももちろん撮るよ。ユニクロに懐疑的な感情を持っている僕ですけど、ここはすごくいいなぁ! なんつーかやっぱり駅の跡地ってのがすごくいいわー。

あれですね、廃校利用と同じロジックで、駅の跡地再利用ってのはノスタルジック漂ってるのが気分! 線路とかもそのままにそこに商品ディスプレーをぶったて、足下は白線とか黄色い点字ブロックとかそのままだし、駅案内みたいなのの名残もそのままだし(鉄道ファンはこういう使われ方は本望じゃないのかもしれないけど)、ムードあるなぁ。なんかekiatoとしての利用は5月6日までらしいけど、恒久的にこういうスペースであってくれてもいいんじゃないの?って思ったよ。渋谷のど真ん中だからこそそういう残し方してくれてもいいのになー。ま、それが無理でも、郊外の廃線とかは意外にこういうアート的な再利用の可能性ってないでしょうかね?

肝心のUTも格好よく見えましたよ。なんかカメラアプリだか開発して、試着して写真撮ったら割引というサービスも。その写真はすぐFBだかサイトだかにあがるという仕組み。UTに興味ないんだけどやぐら組み上げてディスプレーされてる商品はけっこうかわいいような気がしてくるから不思議。なんだけど大量のラックから探し出すのはかなり難儀だし、そうなるといいものもよく見えなくなって、買うのが億劫になるという。なんかもう少しいいシステムにならないものかなー。でも最初はそれこそ缶かなんかに入ってたんだっけ? あれだとダメだったんだろうな。

ということで、長居はしなかったけど楽しかったひととき。お近くをお通りの際は寄り道してみてもよいかと思いますワ。
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by april_hoop | 2013-03-29 00:00 | 物欲 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 28日
ready for wedding 第八話
c0160283_2362141.gif衣装選びうんぬんかんぬんて、こんなに早く決めないといけないものなんですね。とかなんとか、これまた知らないことばかり。そもそも十数回以上は結婚披露宴などお呼ばれしてきたけど、新郎新婦の衣装をまるで自分が見ていなかったことに気付く。ドレスはドレス。タキシードはタキシード。それ以上でも以下でもないくらいに見てるようで見てなかったんだなー。女性だったらもう少しあのドレスががどうのこうのと見てたりするんだろうけれども。

というところで始まった衣装選び。まずそもそもドレス屋さんに行くのもアポイント制てことに驚くわ。僕はてっきり普通の洋服屋感覚で訪ねていって、並んでいる中からこれとこれ着てみよっかな!くらいのノリだと思ってましたけど、ちゃんとカルテ取って意向をヒアリングされつつ進むものなんですね。意向といっても予習もしてない知識ゼロベースだから難しいわ。選択肢がどっからどこまでとかわからないし、とっかかりがつかみづらい。もう少しお店の人がリードしてくれたほうが、方向性を定めていきやすそうな気もするけど、そのあたりは担当者さんとの相性の問題ですかね。

とまあ覚束ないままスタートして、主に新婦さんのドレス選びが焦点になるわけで。でも女性のドレス選びについていまいちいい助言もしてあげられないし、もちろん雰囲気は少しずつ違うんだけど、どれもだいたい華やかでキレイだから、こっちにしたらとかなかなか言いづらい感じ。どうでもいいと思っているわけじゃないけど、どれにしても悪くないというか良いと思いますよというところ。アクセサリーになるとますます意見を出すのが難しいけど、なんとか冷たく受け取られないように、かつ中立的でありながらも物事が少し前進しそうな発言をするように心がけています。笑

一方の僕のほうは、そこまでたくさんの選択肢があるわけでもなく、まずは白、黒、シルバー、グレー、ネイビーあたりから色の方向を絞っていって、形はなんか適当に薦められたものからピックアップして、タイとかそのあたりはおまかせな感じ。あれもこれも試してやるぞ!って気でいたけど、それもなんだか面倒くさくなってきて、ま、言われるがままでよいかなぁと思ってきました。ワル目立ちしても仕方ないしね。新婦さんを引き立てられるように選びたいと思います。

相場観とか、システムとか、お直しできる範囲とか、いまいち細かい内容がよくわからないまま流れに乗って進んでおりますが、まあ他にもやらなきゃいけないこと色々あるし、ご多分に漏れず進捗遅れ気味だし、4月はがんばらないとなー。でも忙しくてつい後回しにしちゃうんだよなー。
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by april_hoop | 2013-03-28 00:00 | 私事 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 27日
KITTE行って、気に入って。
c0160283_115828.gifc0160283_114798.gif先週丸ノ内にオープンした、もと中央郵便局を大改装した商業施設のKITTEに行って参ったでござるよ。新しもの好きでござるよ。平日にのぞいたけどけっこうな人だかりで賑わってたな〜。東京駅の復原以降、丸ノ内がなんだか元気な感じですね。
KITTE | キッテ オフィシャルホームページ

真っ白く塗り直されてるけど、外壁はもとの建物をだいぶ残しているようで(すったもんだしたみたいだけど)、クールで格好いいなー! そして中に入って驚きの三角形の吹き抜け構造になってて回遊型のフロア構成にも驚いた。建築は熊研吾さんだそうで、これまたクールなルックスですな。各フロアはそれぞれ違った素材、意匠でつくられてて、ディテールを見て回るだけでもけっこう楽しいぞ。全体的に和のテイストがあるのも今っぽくていいわ。吹き抜けの真ん中にはどーんと大きな桜の絵が垂れ下がってたけどあれは杉本博司が旗を振ってみんなで描いたものだそう。物語性を追求する姿勢、つながりを前に出してくる感じも3.11以降、って感じがしますね。

上から順にフロアを見て回ったけど、テナントのラインナップもなかなかがんばっているというか、けっこうインディペンデントなところを集めている印象(そこも今時)。クラスカとか、フロイド(三島からきた!)とか、snow peakとか、全国区ってお店が少なかったわ。spiralも入ってたっけ。あとブックカフェがあったり、ミュージアムを入れてたり(この日は時間なくて中を見られず)ってのもナウだねぇ。屋上はガーデンになっていて、東京駅を上から見下ろせちゃったりします。便利!とかとはちょっと違うけど、いろいろと個性があって楽しいと思うわ。

東京駅にしろこのKITTEにしろ、純和風のものではないけれど、日本はほんと古いものがどんどん消えていくから少しでも保存復原されていくのは嬉しいね。木造建築の保存が難しいのはわかるから、せめてこういうやつは今の技術でなんとか形だけでもつないでいってほしいよね。そうそうKITTEの中には、かつての郵便局長室が再現されてたりもするんですわ。だからなにってほどのこともないけど、やっぱりそこに座っていた人のことを想ってみたりするのは、とても豊かなことだと思います。そこに局長室がなかったら、誰もそこに局長がいたなんてこと想像もしないものね。

というわけで、丸ノ内がますます混みそうだなっていうのはあるけど、割と気に入りました。今度メシ食いにいこっと。
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by april_hoop | 2013-03-27 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 26日
カメラ日和
c0160283_1045123.gifカメラかじってる芸人の僕です。またこんなの読んでるって感じですけど久しぶりにカメラ日和読んでみました。特集が「WORLD TRAVEL」つーことで、写真家たちの旅行写真がずらずらと並んでいたので、旅行気分でパラパラと〜。
雑誌「カメラ日和」公式サイト

カメラ日和つーのは、昨今の女性カメラ人気を牽引したひとつのメディア。女性向けのカメラ専門誌ってのは初めてだったんじゃないでしょうか。掲載されるのは、やわらかくて愛らしい写真で一貫されていて、誌面デザインも女性的でとてもかわいい。表紙の作り込みとか、今号はページスミのパラパラマンガとか。そんなこんなでトイカメやマイクロ一眼を世に広めるにあたって果たした役割は大きかったはず。

で、この特集はそんな世界観のもと、スペイン(祭り!)、アラスカ(山!)、カリフォルニア(VOLVO!)、インド(坊主!)、フィンランド(オーロラ!)、ポーランド(団地!)などなど行ってみたいところがてんこもり! 写真を見ているだけで行った気になる、というのは嘘で、オレもそこ行ってこういう写真撮りたいよ!って感じ。むしろページが足りないぜ。ひとりあたりだいたい4ページで終わっちゃってるんだもの。もっとたくさん写真あるでしょー。出し惜しみしないで見せてくれーーーー。技法的なところは特になく、あくまで旅の切り取り方の雰囲気見せ。コラージュっぽいデザインや、実際にZINEにしてみせたり、旅行ならではのパッケージの仕方なのかもしれませんね。

専門誌って、読者とどれだけ密なコミュニケーションを取れるかが多分大事で、その点、カメラ日和はけっこううまくいっているように見えます。専門誌って長く続けるほどマニアックになっていきそうなもんだけど、同じことの繰り返しを恐れずに初心者をちゃんと見続けているように思うし、テイストもあまりブレないし。それに写真教室とかもけっこうちゃんとやってるってことを初めて知ったわ。なんならちょっと行ってみたいくらいですけど。

ときに、この1〜3月の写真を現像してみたけど、なんだかイマイチで、もっと写真上手になりたいわー。やっぱ日頃から持ち歩かないとダメだよねと思いながらもなかなか、なかなか。GWのニューヨークではイカしたワールドトラベルフォトが撮れますように。
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by april_hoop | 2013-03-26 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 25日
イージーオーダーしてみた
c0160283_97266.gif少し前に、フォーマルな礼服を用意するにあたり、なんでか三越のイージーオーダーで仕立てることになった。なんでもよかったのだけど一生着るものにするにあたり、百貨店で作ってもらう方がよいのかなと思いまして。なんで三越にしたかと問われたらなんとなく老舗っぽいから?としか言えないレベルで、比較検討はまるでしてません。今思えばバーニーズとかにすればよかったか?

初めてなのでどうやるんだろうと興味津々。まずは生地選び。見た目と手触りだけで選ぶ。最終的な仕上がりイメージがわからないのでけっこう迷うが、とりあえず肌触りがよく発色が綺麗そうなものを選ぶ。それから採寸。肩幅、腕の長さ、胸回りにウエストに腿周りに股下などなどひと通り。自分の体型は人と比べてどうなのか統計上のポジションを知りたいなー。

ついで型を選ぶ。フォーマルで長く着ることが目的なので、とんがったデザインは不要。なるべくシンプルなもので20年着られるように(体型は自分で責任持つので)という要望を出して、サイズ感見つついくつか試着していく。あわせてさまざまなディテールをチョイス。ボタンの数、スリットの入り方、ポケットのタイプ、などなどなどなど。なんだけど店員さんがベテランでさらさらとリードしていく。フォーマルだったらこれでいいですね? あ、はい。みたいな感じであまり逡巡するひまはない。一個一個そのディテールはどういうスタイルなのかってのを検証できなくてなんとなくちょっと不安もありつつ、オーダー終了。30分くらいでできたかな? して3週間後、できあがりを取りに行って試着。

なんじゃこりゃー! 出された瞬間、着るまでもなく「こらあかん!」と思いました。ラペルがめちゃくちゃ太かったから。いくら20年着られるものといっても、これは20年後しか(いや、それも無理かも)着られないわと思ってしまった。試着してみるとパンツも太すぎるしこれはちょっと大変なことになってしまったぞ…。「いかがですか」と言われても絶句。なんでこんなことになってしまったんだろう。作ったときのことよく憶えてないけど、試着したサンプルはこんなんじゃなかったよね? あれ、どうだったかな? ちょっと感情的になりながら「あの…すみません、これって今から直せるんですか?」と聞いてしまう。戸惑う店員さん。オレも混乱。

しようがないから、自分に非があったかどうかは棚上げして、デザインが好みではないことを改めて伝える。最初に担当してくれた方は今日はいないみたい。対応してくれた方も、さすがにこのデザインは30代の方にはちょっとあれですよね、なんつって一定の理解も示してくれた。改めて採寸されつつ同年代か年下の店員さんが新たについてくれて、デザインと直し部分について相談をし、試着を重ねて、ジャケットは作り直し、パンツはサイズ調整ということになった。うわーなんか超ワガママ言ってしまった…。自分の手落ちかもしれないのに。これがいわゆるクレーマーか。

さらに2週間後、できあがったスーツはばっちりOK。サイズもデザインもぴったりで、なるほどオーダーするよさも感じました。がしかし後味悪いというか、反省点が多い経験だったな。。勝手なことを言いますが三越さんの対応は完璧だったと思います。こちらに非があるかもしれない(というかあっただろう)にもかかわらず、感じよく対応して頂いて、最終的にこちらの要望をすべてかなえていただきました。百貨店が景気よくないみたいなことは聞くけど、その一方でこういう社員さんの教育っていうのは三越に限らずそれなりにちゃんとなされているよなーと時々思います。と、無理矢理百貨店を持ち上げて逃げる感じですみません。でも本当にそう思ったんですよ。せっかく作ったスーツなので大事にしたいと思います。
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by april_hoop | 2013-03-25 00:00 | 物欲 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 24日
美食百花dish131_ネパール料理にナマステ!
c0160283_816392.gifc0160283_8165033.gifネットをさまよっていて見つけた恵比寿のネパール料理店クンビラ。見れば見るほど不思議そうなルックスなので実際に行ってみたー。これがなかなかのヒット! 恵比寿駅から徒歩3分、ホテル街の中にあるヘンテコなお屋敷はデザイナーズ建築だかだそうで、しかも創業35年というそこそこの老舗でしたよ。店名の「クンビラ」ってのは「金比羅」と同じ言葉だそうです。
KUNBIRA-TOP

さて、お店は一軒家なわけだけど、中2階、中3階があるような不思議なフロア構成で、全部で5フロアだかある。とりあえず3Fらしきところに通されたけど、カーペットしいてあぐらなフロアや「神の部屋」と言われるいちばん上の個室があったり、小さなテラスではBBQして焼きたてをサーブしてくれるとか、まあいろんなエンタメ性があるハコ。コンクリート打ちっぱなしなところにネパール由来の調度品が飾られたりしている。このルックスだけでもけっこう楽しい。

そして肝心の料理もウマー! 僕、アジア料理がすごく好きなわけじゃないけど、それでも美味しくいただけたわ。お通しで出てきたジャガイモとひよこ豆つぶしてチップスにしたやつからして美味しくて(特にチップス)、それから生春巻きみたいなやつも皮が最高! シシカバブーも安定の美味しさだったし、モモコっつーネパール風小籠包は、カレー風味でこれが意外な相性のよさ。そしてメインにラムのなんとか焼きみたいなのを食べたけどこれもGOODテイスト。一緒におすすめされたナンみたいなやつ(ヨーグルト味!)がこれまた超うまくておかわりレベル(お腹いっぱいでしなかったけど)。ネパールビールもイケてましたわー。満足! おっとデザートに食べたチーズケーキもヨーグルト味が仕込まれててこれまた初めて食す感動。レベル高いなー。

オーナーさんのお母様がネパールの方で、このお店を始めたんだそう。今は二代目ってことね。ネパール料理はインド料理と中国料理の間にありつつ、シルクロードの影響で東欧由来のヨーグルトなんかも使うのが特徴だそうだ。そしてこのお店は無添加にこだわっているという。そうそう、誕生日のお客さんがいたらしくてケーキが登場してたんだけど、なんとスタッフさん総出で笛と太鼓で歌って踊ってくれるサービスつきでこれまた楽しい! 1軒まるごと貸切パーティとかもできるそうなので、なんかにぎやかな宴をしたい人にはオススメだなー。

つーことでまた行きたいお店、というかネパールにも行きたくなったというオチでした。ごちそうさまでした。
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by april_hoop | 2013-03-24 00:00 | 美食 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 23日
漕ぎ出せ!六本木からアートな夜へ!!
c0160283_23121715.gifc0160283_23123117.gifいやはや1年て速いなぁ。もうアートナイトの季節だもの!って感じで今年はちょっとバタバタしてて行けるかどうかわかんなかったけど、やっぱり行きたかったので結局行ってきたの、六本木アートナイト! うん、行って良かったよ楽しかったよー!
六本木アートナイト Roppongi Art Night | 2013年3月23日(土)10 時から3月24日(日)18時まで一夜限りのアートイベントが六本木で開催。

今回はアーティスティックディレクターに日比野克彦さんが立って、全体を統括。テーマは「TRIP→今日が明日になるのを目撃せよ」で、日比野さんがよくモチーフにする船を使いながらこの一晩のアートの祭典での新しい発見を提供してくれている。これがとてもよかったんですよね。去年の『ヤヨイちゃん』みたいなどでかいシンボルやインパクトはなかったかもしれないし、日比野さんの良くも悪くも泥臭い感じって六本木と相性悪いのかも?とも思ったりしたのは最初だけ。大きなテーマが全体を貫いていたので、まとまりをすごく感じたし、泥臭さも六本木の洗練をいい具合で乱していて新しい面を見せてくれたように感じましたわ。

シンボルになっている「TRIP」の灯台は、陸前高田からもってきた炭で小さな灯りを夜通し照らし続ける。アートとしてはとても地味な櫓だけど、その意味はとてつもなく大きい。すでに風化し始めている震災の記憶をこうして留めさせるきっかけになること。そして夜という暗闇を照らすのがアートという創造の光であるということ。この灯台を中心に、六ヒルまわり、国立新美術館まわり、そしてミッドタウン周りという主要エリアに各アーティストが制作したさまざまな船がたゆたっていた。どの船にもたくさんの未来や希望や創造性が積まれてたように思います。遠藤一郎さんのやつも、マスキングテープぐるぐるまきのやつも、日比野さんのやつも、ダンボールの造船所のやつも。この大きな作品がアイコンとしてしっかりとつながってたから去年に負けない充実感と、これからのアートナイトの方向性が見えたんじゃないかと思いました。都市型でありながら場のチカラを追求した展示は、実に東京的。これができるならば六本木以外の地、例えば上野とか、渋谷とか、銀座とかでも、こういう展開ができるんじゃないかなーとか考えるととてもワクワクします(誰かやってください。猪瀬さんかな?)。

今回クサマフラーに変わるのは、小さな提灯。その光が夜道の中を点々と照らすさまもよかったね。夜の海っぽかったし、一体感が生まれたし。方々で、「それどこでもらえるんすか?」って聞かれてコミュニケーションも生まれたし。客層は若者たちと外人さんとが大半を占めていて、東京のパワーを感じた一夜。六本木ヒルズをスタートして国立新美術館を経由、ミッドタウンでは夜桜も見事にコラボしてて、chim→pomの展示もイカしてたしinohidefumiのライブも見れたし、ちょっと縁ある(勝手に)角文平さんの作品もおもしろかったし、21時過ぎについて終電前で帰ってきちゃうという短期決戦だったけど充実して楽しかったー!

早くも来年が楽しみ。日比野さん、すばらしい夜をありがとうございました。ひと足お先に床につかせていただきます。寝て起きたらそこは明日だ!
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by april_hoop | 2013-03-23 00:00 | Trackback | Comments(0)
2013年 03月 22日
島旅盛り上がってきた?
c0160283_22421657.gif島が気になる今日この頃ですが、松鳥むうさんというイラストレーターさんの『島旅ひとりっぷ』なる本が出て、そのトークイベントあったので覗いてきたよ@旅の本屋のまど
島旅ひとりっぷ | 国内旅行 | 旅行・地図 | 書籍 | 小学館

本の中身は、島旅がお好きという著者がめぐった15の島での体験レポートがイラストでまとめられている。五島列島、屋久島、南大東島、礼文島などなどを始めとして、中には滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島というちょっとニッチなところも(なぜなら松鳥さんが滋賀県出身だから)。いろんな島での出会いやキレイな景色、貴重な体験が詰まっていて、イラストなので等身大で軽く読める内容になっているようです(すみません、まだめくっただけで…)。

で、今回のイベントではスライドショーを交えながら、旅の様子をお話しするというもの。遅刻しちゃったので竹生島の話からになっちゃったんだけど、ここは江ノ島、宮島と並ぶ日本三大弁財天さまがお祀りされていて、すごいかわいいダルマのおみくじがあったりするそう。そう言えばこないだの秋に琵琶湖いったとき、竹生島行きの船が出ていたっけ。それから礼文島には、桃岩荘という名物ユースホテルがあって日夜歌って踊って盛大に送り迎えされるとか(なんとwikiにも出ていた。そこまで有名なのか)。

島を旅する魅力はやはり人にあるという松鳥さん。ユースホテルだったり民宿だったり、1泊だとなかなか見えてこないとしても3泊くらいするとだいたいオーナーさんと打ち解けて、クルマに乗っけてもらってどこか連れてってもらったり、いろんな情報を教えてくれたり。ひとりだと他の宿泊客ともコミュニケーションが生まれやすいとか。てか松鳥さん衣装も目立つしメガネは白ぶちだし、相当キャラ立ってるから声かけられやすそうなルックスですけどね。でもまあ、島で出会う人ってのはみんなそれぞれにキャラが濃いから刺激的なんだそうだ。確かにそういうもんなのかもしれないなー。

このイベントは盛況で50人くらい?の定員びっしりで、店内暑くなるくらい。島好きがどこまでいるのかはわからないけど、ある層には響いていそうだなー。島ってやっぱり孤立しているから、なにもかもがいちいち濃いまま残ってるんだよね。都会に毒されることなく。祭りとか言葉もそうだし、島人たちの精神性もそう。明治より前の日本のまんまって感じなんじゃなかろうかと思ったりもするわ。そういえば、ecocoloがやる新島ツアーもなんだか人気みたいだし、島ガールなんてサイトもあるじゃないか(これ、東海汽船が作ったのかな?)。ということで静かな島ブームはもう少し続きそうです。行きたい島がいっぱいあるのぉ。
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by april_hoop | 2013-03-22 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)