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2010年 09月 30日
カッパを買った
c0160283_726573.jpg9月も終わりですか。てのはさておき、いよいよ週末から屋久島行き。で、最大の懸案事項だった、山登りに雨具は要るか否か。こればっかりは行ってみないとわからなかったし、お金かけたくなかったんだけど、備えあれば憂いなしつーことで、一転レインウェアを買うことに。ま、1個ちゃんとしたのを持っておけば、この先こういうシチュエーションにまたあたるだろうから。というか登山も趣味に加えるかー。

で、THE NORTH FACEの原宿店に行こうとしたら、なんとちょうど明日リニューアルのため本日プレビューパーティだった! タイミングがいいんだか悪いんだかわかんないけど、入れていただいて、屋久島行くんですけどゴアテックスのレインウェアほしいんですけど…とご相談。で、価格とのかねあいもありRAINTEX FLIGHTを買うことに。色は散々迷ったけど、ここはブラックで無難に行くことにした。本当は派手なカラーがよかったけど、ま、使いやすい方がいかな、と。普段使いもできるとありがたいし。
THE NORTH FACE

お店の方は「wood house in the city」がコンセプトだそうで、ウッドの感じも山っぽくて素敵。中央にはケヤキの1枚天板使った贅沢なテーブルが鎮座してたりして、カッコイイです。アイテムのラインナップは、さすがフラッグシップな品揃え。価格はするけど欲しくなるよねー。

ということで、屋久島の天気予報は微妙な感じだけど、もうこれさえあればなにが降っても縄文杉まで行くしかないぜ。いやー楽しみだ。でも願わくは雨は申し訳程度にしか降らずに美しい緑と苔の世界を見せてほしす。

<2010/10/01追記>
さらに翌日トレッキング向けのソックスも買ってしまった。銀座のアウトドア屋さんで安売りしてたもんだから。2足も。。

by april_hoop | 2010-09-30 00:00 | 物欲
2010年 09月 29日
感想_原稿零枚日記
c0160283_11064.jpgこれまたスゴイ本ですね。小川洋子『原稿零枚日記』読了。小説が遅々として進まない私の、取るにも足らない日常。ある日は、近所の小学校の運動会に何食わぬ顔で忍び込む。またある日は、盗作のニュースに耳をそばだてる。またある日は、盆栽フェスティバルに行く。またある日は、子泣き相撲を見にいく。その日常が映し出すものとは。
原稿零枚日記|小川 洋子|小説/戯曲|BOOKNAVI|集英社


小川洋子らしさが存分に詰まった最新刊。日記形式の短編集のような体で、描かれる作家の密やかな生活。フィクションとノンフィクションの境目がなんとも不安定で不透明で不穏なこの感じは、小川さん独特。非リアルなエピソードだってたくさん出てくるのに、でもそれがなぜか現実味を感じさせて、ありえないはずのことがありえてしまうことに、ある種恐ろしさのようなものまでやってくるのですよ。相変わらず日本語が美しいし。

実際のところ、最初のほうはうまく物語に入っていけなかったのに、中盤以降から急に一枚薄い膜がはがれたのか、知らない間に透明なカーテンを開けてしまったのか、とにかくすっと手触りなく物語の中に入ってしまった。そこからはひとつひとつの日記が急にリズミカルというかメロディアスに奏でられるような感じ。主人公のアイデンティティは確立され、日記の奥には半生と思考の渦が見え隠れし始めるのね。これすべて計算されてるのかな? されてそうなんだよなー。

最後の方にはきちんとひとつの小説としての成立を見せて、そしてこれが最も重要だと思うんだけど、小川さんらしい死の香りがちゃんと残っているの。今回は、死の香りというよりも生の匂いのほうが強かった気がしたけど。人は失ってばかりである。大切な人も、行きずりの人も、そして毎日という時間も。

しかし、日記=日常で起きたできごとを、こんな風に物語にできてしまうその技には感嘆します。裏返せば、どんな日々にも物語の欠片が潜んでいるってことなんでしょう。そこまで著者が意図してたかはわからないけどね。

余談ですが、T町の物語は、情景がありありと浮かんでよかったです。もちろんT町とは、ココのことです。

by april_hoop | 2010-09-29 00:00 | 出版
2010年 09月 28日
本と紙と、物語と_9
c0160283_0455169.jpg雑誌のお仕事をしておきながら、ディープな雑誌フリークじゃないんです、ボク。雑誌好きは雑誌好きなんだけど、これはずっと読み続けているとか、あの雑誌はたまらんかったとか、そういうのがないのです。非常にライトな雑誌好きってことだよね。なるべく広く見るように意識はしているし、平均的な人と比べればだいぶ見てはいるんだけど。

神保町に、雑誌のバックナンバー専門の古本屋がありました。オープンして1年くらいたってるみたい。東京堂書店のすぐ横くらい、すずらん通り沿い。黄色い外観が目印。雑誌は雑誌でも、専門にしているのはファッション&カルチャーと、アートデザイン系も少しかな。なんでも、衣食住の3本柱のひとつである衣なのに、なんか食や住と比べると軽く見られやしないか? でも必要不可欠な要素としてズラリ並べてみて見ると、これがなるほどよく時代を反映しているじゃないかー!とかそいういうことをお考えらしい。確かにね、ファッショングラビアだけじゃなくて、読み物ページとかにも世相が出ますわな。音楽ページとか映画ページとかにも。

てわけで、中には『anan』とか『non-no』の創刊当時のものがあったり、『STUDIOVOICE』とか『relax』とか比較的最近休刊してしまったものたちもズラリと並んでいたり、まったく知らない70年代のものも、直近のメジャー誌も、ファッション&カルチャーがたっぷり。きれいに袋に入れられているけど、中を見てもオッケー。てことで自分、昔の『ku:nel』を数冊ゲット。クウネルってananの増刊だったのか、最初は。

ファッション誌に限らず、雑誌ってすごく楽しいメディアだと思うんだよなー。ひとつのテーマについてあの手この手で編集されていて、写真と文章のバランスとかそういうエディトリアルデザインも多種多様で、適当にパラパラとめくっても情報は入ってくるし、読み込んだら読み込んだでメッセージも詰まっていたりして。こういう受動的に入れる情報がなかったら、「既存の好み」の中でだけ生きて行かなくちゃならなくなっちゃったりしないかしら? 雑誌をマニュアルとしてみるんではなく、アンテナのひとつとしていろいろ見てほしいし、いざ探し物をするとなったら雑誌というパッケージ、コンテンツ、コンテキストってすげー強いと思うんだけども。

しかしもはや電車で雑誌を広げている人なんて、車両にひとりもいないもんな…。限られた時間を、どんどんデジタルデバイスに奪われています。

ま、出版側にも大いに責任はありますよね。新しいものを作り続けなくちゃ行けない経済の中で、ただただ細分化ばかりして中身のない適当な本がたくさん出ましたから、淘汰されるのも当然といえば当然の流れ。ビジネスモデル崩壊という直接の契機がなくても、どっかで見切られてたかもしれませぬ。

先行き不透明ですけど、おもしろい雑誌はいっぱいあるんだってことだけは、なんとかして伝えつつ、おもしろい雑誌を作らなくてはの。

by april_hoop | 2010-09-28 00:00 | 閑話
2010年 09月 27日
2010-2011ランニングプラン
c0160283_256724.jpgすっかり涼しくなって、日中でもラン日和。いよいよシーズン到来ですなー。って涼しくなってからシーズンのこと考えても遅いんだよね、昨今のマラソン事情はさ。だいたいのレースがあっという間に定員埋まっちゃうんだもの。でも、なんとなくめどが立ちましたよ。

まず秋の一発目は初開催の11/28「小江戸川越マラソン2010」。川越を舞台にして、蔵作りの町中を走ったりするみたい。時期的にもちょうどいいし、やや遠いけど行けない距離じゃないし。走り終わったあとの川越散策なんてのもいいじゃないか。てか川越に一度行ってみたかったからね。シャレたカフェとかけっこうあるようなので。とりあえずここを当面の目標にがんばってこうと思う次第。ハーフは定員7000人という規模も魅力で、サンケイスポーツが共催についているから、初回とはいえオペレーションもそんなに酷いことにはならないかと予想。まだエントリー間に合う模様なのでご一緒してくれる人はぜひぜひ。目標は自己新記録更新。
小江戸川越マラソン2010

で、翌週についに海外レース参戦を目論み、12/5の「アンコールワットマラソン2010」のハーフマラソンにも昨日エントリーしちまったよこれが! こいつはなにがいいって、ハーフマラソンの制限時間が4時間半てこと。走らせる気ないでしょ?と。存分に世界遺産のアンコールワットを味わえというメッセージだと理解しました。ので、ランニングというよりは、観光ついでのジョグのつもり。初めてのカンボジアだし、久しぶりのアジア旅行、楽しみだなー。チャリティマラソンで、有森裕子とかが数年前から毎年参加しているそう。エントリー費は1980THB(1THB/2.8円くらい昨日現在)。前夜祭700THBくらいも申し込んじゃった。キャーどんなことになるのやら!
Angkor Wat International Half Marathon 2010 Official Website

でで、懸案事項がさらに翌週の12/12「EKIDEN GRAND PRIX」。auとadidasの共催で初開催する駅伝イベントで、友達をだいぶ前に誘っておきながら、エントリーがいろいろ面倒なんだよー。4人1組応募ですが、男女比とか、全員の個人情報とか揃えなくちゃいけなくて現在頓挫中(みんなゴメン)。だんだんエントリー費1人5000円も高く思えてきてしまったし。ちなみにこれ、当初のエントリー締め切りはずいぶん前だったけど、大幅に期間延長してまだエントリー可能。告知が行き渡ってないのか、駅伝にはみんな興味がないのか、なんなんでしょうか。個人的に、一生に一度くらいタスキの受け渡ししたいと思っているので、引き続き検討します(てかもう申し込んでなきゃいけないのに本当にゴメン)。
EKIDEN GRAND PRIX

年明けは、1月のサンスポマリンマラソンに出て、願わくはその勢いで2月の東京マラソンへ! いよいよ抽選結果も10月には届くしナ。受かっちゃうんじゃないかな、きっと。<受かりませんでした…(2010/10追記)

つーわけで、今月の走行距離は75kmちょっと。10〜12月は月間100kmくらい走りたいけど最近の状況だと厳しそうなので、週末はなるべく長い距離走るようにがんばりまーす。

by april_hoop | 2010-09-27 00:00 | 体育
2010年 09月 26日
命日
c0160283_1739348.jpg今日は、親友の命日。地元のお墓まで会いに行く。

2年前、訃報を聞いたとき、ハワイにいた。聞いた瞬間に引き返せば、お通夜は無理でも告別式には戻れていたかもしれないが、ボクはそれを選ばず、そのまま予定通り滞在した。自分の薄情さに、今でも悔いが残っている。

不思議なもので、存命だったときは普段特別に思い出すこともなかったのに、最近はなにかとふとしたときに思い出す。まあこれも自分の中の罪悪感がそうさせているのかもしれないけれど。今会ってもなにを話すわけでもないんだろうけど、話がしたいなぁ。

by april_hoop | 2010-09-26 00:00 | 私事
2010年 09月 25日
美食百花dish87_こういう食堂は重宝しますな
c0160283_17383956.jpgc0160283_17385341.jpgたまたま渋谷経済新聞を読んでて見つけたのが6月。タイミングを測ってて、ついにいけました! 渋谷と表参道の間、青学より渋谷よりの246を1本入ったところにある、その名も「246+1食堂」へ!(読み方はニーヨンナナショクドウ)
246+1(ニーヨンナナ)食堂 » 渋谷と表参道の間、246の1本裏通りにある小さな食堂です。

コンセプトは、「気軽に飲めて、しっかり食べれる食堂」といった感じで、その名の通りおいしいごはんが並んでいるのです。どれもが手の込んだ家庭料理的で、野菜もお魚もお肉もとても美味しかった! まずは前菜の3種盛りをチョイス。これ8品くらいの中から好きなのを3種選べるというプリフィクス型で、迷ったけどどれも正解。きっとそれ以外を選んでいても正解。苦手な野菜ほど、美味しさが際立つんだよなー。それに鮭とキノコとサツマイモのちゃんちゃん焼き。秋の味覚だわー。美味しいわー。で、きわめつけはオーダーしてから炊く土鍋ごはん。この日はアジの干物とミョウガと一緒に炊き込んだやつで、お腹も心も大満足!

今時よろしく、食材の産地は店内の黒板に書かれている。普段ぼくはこういうの特に気にしてなくて、そりゃ安全じゃないもの出されても困るけど、産地を言われてもよくわからないからさ。だけど、ここは女性ふたりで切り盛りしていて、その人柄とあわせてこの黒板を見ると、どれも本当に食べたくなるの。さりげなく「おすすめです」「必食です」と書かれるだけで、俄然そそられるという。

店内は、木のテーブルと椅子が15席ほどと、カウンター席のみの小箱なところもいい感じ。これでランチもあればいいのに!というのが唯一残念なところだったけど、なんと近日から曜日限定でランチ営業を開始するらしい! 場所柄、食べるところ自体は不自由しないけど、やっぱカフェ飯やパスタじゃない、こういうザ・定食みたいなものを、きちんとクオリティで食べられるってのは嬉しいよのう。

ということで要ブックマークの一軒。おもてなしも気兼ねなくて素敵でした。また行こっと。あ、あと最後に「いただきものなんですよ」ってメロンをサービスで切ってくれました。激甘でウマス。でした。

by april_hoop | 2010-09-25 00:00 | 美食
2010年 09月 24日
本と紙と、物語と_8
c0160283_17155371.jpg文章を書く機会が非常に多い私です。そもそも書くことが大好きで、それゆえ今の道へ入ったわけで、人に読んでもらえるものを書かせてもらえるというのはとても幸せなこと。このblogにしても、その訓練の一環としてライフワークとして駄文をあげ続けています。近頃は、後輩の原稿のチェックなどをする機会も若干出て来て、自分が書くとき以外にも、美しい文章を書くのは難しいのう、と思う日々。

もちろん文章にだってTPOがあるし、これが正解ってのはもちろんないけど、誰かに伝えることが目的の文章だとしたら、やはりどれだけフラットな視点を持てるかっていうのが大事なのかな、と。わかりやすく言えばメールなんかもそうですよね。自分が持っている情報を、正しく相手に伝え、共有するためには、ひとりよがりな書き方ではダメなわけで。

あと最近思うのが、感情移入を促す、間のようなものをどれだけ作れるか。読者とのタッチポイントを意識的に作れるかどうかってのが、大事なことなのかもしれないと。どれだけ事実や有効な情報を並べたとしても、それが箇条書きに近い羅列だったら、それはやっぱり深くは届かない。文章って、読者との無言の対話じゃないかと思っているので、直接会話することはなくても、相手があいずちを打ったり、立ち止まって咀嚼させたり、その人の体験を思い起こさせたり、そういうポイントを作ることで、相手により届くんじゃないのかな。

比喩を使うとかはまさにそうで、例えばこんな感じ、という例を出すことで、読み手と書き手の価値観を一致させることができ、そこでうまく納得させられれば文章の中に一段階入っていけると思うし。明石家さんまの喩え上手とかが心地いいのは、まさにこのロジックなんだと思うのよね。喩えが独創的な人の話はおもしろいですよね。村上春樹は、エッセイとかだとよく、「おかしなことをする人がいるもんですね」とか、語尾に「ね」をつけたりする。このくだけ方も、親近感をわかせる方法だよなーとか。

なにが言いたいのかさっぱりわかりませんが、文章を書くだけならほとんど誰にでもできるけれど、それで人の心をつかむというのは、一筋縄じゃいきません。だから楽しいんだけれど。まだまだ精進しないとなー。

by april_hoop | 2010-09-24 00:00 | 閑話
2010年 09月 23日
屋久島に行くです。
c0160283_1431289.jpgなんと屋久島に行くことが決定! 公用+私休をくっつけられることに! 願ってもないチャンス!

だがしかし浮かれてあんまり準備をしておりません。自由時間は限られてるから大した準備も必要ないのだけど、やはり攻略してきたいのが縄文杉。でも片道10時間の行程はナメたらあかんといろんなところに書いてあるではないか。いったいどれほどの装備をしていけばいいのだろう? ま、ネット情報で十分にわかるんだけど、やっぱりなるべく装備を軽くしたいと思うのが人情ってものですのよ。というか、ガイドとかはなしで単独でも行けますよね??

多分、富士山登ったときくらいの格好でいけばいいんだろうなーと思っているけど、心配なのはやっぱり雨ですよな。富士山ときはあんまし雨のこと考えてなかったけど、実際に降ってたらどうなってたのだろう…。屋久島はとにかく雨が多いというではないか。さしあたって、靴はこないだ買ったトレラン用で、基本はアンダーアーマーのタイツにスポーツウェアを身につければ防寒もおそらく大丈夫。最後の上着はボード用のを身につけるとして、下はちょっとなー。ウィンドブレーカーレベルだと酷い目にあうのだろうか…。迷わせることに、それでも若者はかなり普段着で行って来てるという情報もあるのよね。そういえば富士山もいたなー、ニット一枚、ジーンズにコンバースって外人が。雨よ降ってくれるな! それをただただ願うわ。

あとは、ウミガメの産卵で有名な永田のいなか浜はキレイそうだから観ておきたいし、温泉とかも立ち寄りたいけど、屋久島ってけっこう広いのですね。車借りても行けるところは限られちゃうなぁ。気になる飲食店も点在しているし、まったくどうしたらいいっていうんだ!

ということで、屋久島経験者の方、おすすめの情報などありましたらお寄せくださいまし。

by april_hoop | 2010-09-23 00:00 | 閑話
2010年 09月 22日
ドラマ_JOKER ジョーカー許されざる捜査官(最終話)
c0160283_237584.jpgシーズン2があるのか。『JOKER ジョーカー許されざる捜査官』最終話鑑賞。重傷を負った久遠。そして真犯人を知った伊達は、証拠を突きつけるが、麻酔銃によって眠らされてしまう。真犯人は、宮城が残したCDRを狙い、あすかを誘拐する。そして…。
JOKER ジョーカー許されざる捜査官 - フジテレビ

真相が気になって最後まで観ました。視聴率は『ホタルノヒカリ』に次ぐ立派な数字を残した本作だけど、う〜ん、そこまでかな? 着地が観たくてここまで来たものの、唸るほどのオチはなかったなー。テーマは私刑で、これについては多くの小説、映像があったわけで、それを越える新しさや問いかけはなし。そしてやっぱり、どうしてもディテールの緩さが気になる。

私設刑務所のある島、地図上から消したって十年も誰にも見つからないってことはないと思う。いくら国家権力を行使したとしても。神隠しのやり方も杜撰だし、片桐や宮城あすかの軽率さというか迂闊さったら、警察関係者とは思えないよ。なんでわざわざ人気のない倉庫で真犯人とマンツーになるのよ…。CDRのデータはバックアップとっておこうよ。あの数字、見た瞬間に座標かなって思ったら本当に座標だったよ。

とかいうツッコミは野暮だとしても、伊達や三上の葛藤、苦悩はもっとリアリティをもって描いてほしかった。気持ちはわかるけど、やはりやっていることを認めさせるだけのロジックはないし、もちろん理屈じゃない心情の問題だとしても、じゃあ感情的に理解できるかと言われてもちょっと浅いよなぁ。

ちなみに昨日の特別編は見逃したら、エピソードゼロ×次章予告みたいな内容だったみたいね。観れば良かったわ(録画できなかったんだけどね)。つまりこれ、シーズン2があるって噂ですよ。同じキャストが揃ったとして、もう一回観るんかな。一話だけ観るかな。でもこれでファンがある程度ついたと考えるなら、もっと緻密でとことん掘り下げた内容が観たいです。それにしても錦戸くんはいいなぁ。陰も陽もいけちゃうあの感じは、ニノと双璧ですな。

by april_hoop | 2010-09-22 00:00 | 映像
2010年 09月 21日
14歳には戻れない
c0160283_222824.jpgショッピングセンターのフードコートの隣には中学生と思しき娘っこが2人。聞こえてくるのはクラスの話題。でも、なんだか悪口ばかりだ。しかも、すごくいやな感じの悪口。ブスとかバカとかデブとかハゲとかならいいんだけど(いいか?)、そういうんじゃなくて、うまく言えないけど、とても気分が悪い感じ。

中学生を題材にした小説にしても映画にしても、例えば『告白』みたいな、そういうのって随分極端な例だと思ってた。オレの中学生時分の体験とはかなりかけ離れているし、そりゃあ20年近く時代が違うんだけど根本的なところはオレらも現代も変わらないって思っていたから。でも、今日耳にしたあの感じは、明らかにオレが知っている中学生の世界とは違うもんで、すごく驚いた。異質。異界。なあ君たち、もう少しマシな話もあるんじゃないか? マシな話とは言わないまでも、そんなに同級生のことを悪く言うもんじゃないぜ、と声をかけたくなるほどに。

もちろん彼女たちだってたまたまそういう話を年に一度しただけかもしれないし、彼女たちが今のスタンダードティーンエイジャーかどうかだってわかりはしない。けど、こんなふうに時代は知らないところで変容していくんですね。もう知ったような口で中学生のことを評したりできないな。だってお前は今の中学生の何を知っているんだ?って話だもの。中学生はおろか、高校生も大学生も知らないや、そういえば。

でもまあ、いろんなものが変わってしまって、昔とは違うことになって、今の今がどうなっているか知らないからこそ言えることっていうのがあるよね。もう同じ目線で思春期を語ることはできないけど、その時代を忘れ去るほどに生きて、中学生以降を経験したからこそ言えることってのがさ。オレが中学生の頃に、あんなに嫌だったことも、こんなことするもんかと思ってたことも、まるで理解できなかったことも、今じゃきっと平然とやってのけているに違いない。

もう14歳には戻れないから。ついでに言えば、31歳にも戻れやしないから。

by april_hoop | 2010-09-21 00:00 | 閑話