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2010年 06月 30日
抗えないものの前で
c0160283_19564184.jpg梅雨の晴れ間、スタジオで撮影をしていました。当たり前だけど、撮影は天候に大きく左右されます。でも締め切りが決まっている中で、撮影候補日を多く設けることは物理的に不可能な場合が多くて、与えられたコンディションの中でなにができるのか考えなくてはならないわけで。どうしても晴れがほしいのに雨。曇りが望ましいのにピーカン。天気以外にも、不測の事態ってのは日々無数にあります。

でも、そういうのが嫌いじゃない。ちっとも嫌いじゃない。計算できなかったり、コントロールできないものごとは、不安で緊張を強いられるけど、それと同時に無性にわくわくしたりもする。やってやろーじゃないか、みたいな気持ちにもなる。小学校の放課後、大雨の校庭の水たまりでスライディングごっこをする気分に近いような気もする(女性にはわかりにくい喩えだと思うけど)。

世の中にはどうにもならないことのほうが多くって。暑いーとか。なんでこんな渋滞してんのとか。電車遅れんなよとか。でも、全然いいの。むしろ、だから日々は面白いと思えて、少し笑えたりもする。どっかで諦観とかもあるんだろうけど、制約(ルール)とか、不可抗力とか、好きなんです。すべてが思い通りになっちゃったら、随分味気ない毎日になってしまうし、特に明日が楽しみにもならなくなってしまうような気がするから。

予定外の梅雨の晴れ間に撮影をしながら、夏空みたいな雲をパチリ。光の強さ、色、量、角度…コントロールできないものばかりの中で、意図した方向にものづくりしていくにはどうしたらいいのか。そんなことふと考えながら、今日も楽しい日でした。
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by april_hoop | 2010-06-30 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 29日
日本、散る
c0160283_19421163.jpg史上初のベスト8進出を賭けた戦いは、120分で決着がつかず、PK戦の末に敗れ去った。いやー、死闘でした。

日本代表は今できうるサッカーの中で、最も勝つ確率が高い戦術を選んだように思いました。今大会以前の試合をまったく見ていないボクが言うのはなんですけれども。個々の技術ではどうしても優位に建てない中、攻撃も守備も両方をうまくこなすのは難しい。そうなると、まずは相手をゼロに抑えること、ここに焦点をあてるしかないわけで。なりふり構わずそれを愚直にやり続けた結果の決勝T進出だったなーと思います。

パラグアイも、相手のサッカーを受けるタイプに見えたので、双方決定的なシーンは少なく、エンターテインメント性に乏しい戦いだったことは確かだけど、徹底して守備をして、少ないチャンスに賭けるという戦術的には間違ってなかったんじゃないかと。たらればには意味がないけど、FKのチャンスを決めるようなことがあったら、勝利という結末もあったかもしれないと、十分思わせてくれたよね。

試合開始の23時に帰宅が間に合わず、録画で追いかける鑑賞になってしまいましたが、日本代表の健闘を讃えたいと思います。
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by april_hoop | 2010-06-29 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 28日
本と紙と、物語と_2
c0160283_22503390.jpg佐々木俊尚『電子書籍の衝撃』読了。iPadが発売され、出版業界はかつてない転換期が訪れている。アメリカではいち早く電子書籍市場が活性化し、その流れは日本にもやってくると言われている。本の電子化で出版界はどうなっていくのか。音楽業界で起きた市場変化を下敷きに、日本の出版業界の電子化と未来を予測する。
Discover - 『電子書籍の衝撃』キャンペーンサイト

おもしろい本でした。非常にわかりやすく、今と過去の出版業界についてまとめられています。なぜ出版界が電子化に二の足を踏んでいるのか、根強く残るアナログ志向もさることながら、構造的欠陥が大きいこと、そして出版界の根本的な驕りにも切り込んでいます。ボクも出版業界に身を置きながら、よくわかってないことが簡潔に記されてたので勉強になりました。再販制度ってそういう経緯で生まれたわけですか。ただ、未来についての予測は曖昧なままです。音楽で起きたことが、出版でも起こりうる、起こるとしたらこういう形かもしれない、という現状把握に留まっています。まあまだどう転ぶかわからないから、今読むにはこんなところが妥当なんでしょう。

いちばん響いたのは、本というのは「文脈=コンテクスト」が重要である、ということ。コンテンツ、コンテンツと周囲では騒ぐけど、表面的なコンテンツを並べただけじゃもはやダメで、それを紡ぐ文脈がターゲットに届いているかどうかが大事なんだろうね。情報のバラ売りはネット上にあふれていて、単純にそれらにアクセスする筋道をたてるだけではダメ。情報の集積にどんな意味を付与できるのか。その文脈を作る力こそが、「編集力」って言えるのでは。話は飛ぶけど、ボクは好きな作家の本は古い順に読みたいわけ。それは、その作家の文脈を読み解きたいから。どういう過程をへて、最新作にたどりついたのか。それを知ることで、本に対する理解度というか解釈は大きく変わるから。音楽も同じ。別に文脈を知らなくても一曲の価値は変わらないかもしれない。けどやっぱ、前後の文脈を読んでいることで違う価値観が絶対にもたらされるはずだから。それをボクは知りたい。

自分が大事にしたいのは、こういうことなんだな、って再確認できました。連続性だったり、同時代性だったり、物語性だったり、言葉はいろいろ置き換えられると思うけれど、なぜ今この情報がこの本にあるべきなのか。そういう文脈を織り込んだ必然性のあるもの。これを感じられる本作りしたいなー。

なんだか書籍と雑誌と、思考がごっちゃになってしまっているけれども。電子書籍にいったいどんな文脈を組み込めるのか。そしてその文脈をデバイスごとにどう最適化するのか。紙とは違う性格になるんだろうけど、ひとつのカギかもしれないなーと思うのです。
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by april_hoop | 2010-06-28 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 27日
長く泳ぐのは疲れる
c0160283_2328262.jpg蒸し暑い日、昼間に時間ができたのでものすごく久しぶりに泳ぎに行くことに。この4月にできたばかりの墨田総合体育館へ。やっぱり新しい施設は気持ちいいです。どこもかしこもピカピカ。水着用の脱水装置まであったし。プールは普通だけどね(もう少しコース多ければいいのに)。
墨田総合体育館

せっかくTarzanで勉強したのに、すっかり内容を忘れてました。とりあえずただがむしゃらに泳ぐのみ…なわけですが、疲れるのなんの。50m連続でクロールしただけでぜいぜいいって、無理して100mまで伸ばしたらもうダメって感じ。肩回りの筋肉は疲れるし、キックに頼ったら足疲れるし、どんだけ体力も筋力もないんだよ、と。自分にがっかりするばかりです。

とりあえず1時間ほど浸かって、トータルで1kmくらいは泳いだのかな?(数える余裕もなかった) こりゃーアイアンマンへの道は困難だなー。プールでこの体たらく、海じゃ論外だろうし。いったいどのくらい練習したら長く泳げるようになるんだろう。夢が遠のきます。

余談ですが、家に帰ってもまだ耳の中の水が抜けず、片足とんとんしてもダメで、ネット調べたところ、もう一度水を入れるとするりと出るというではないですか! さっそく試したところ、両耳ともするりと取れました! 不思議〜。プールという水の塊に入ってたせいで耳に入ったのに、改めて入れ直すと取れるというね。折れてた心がそっと癒された瞬間でした。さ、サッカー見よ。
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by april_hoop | 2010-06-27 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 26日
ギネス達成しかし惨敗
c0160283_23122717.jpgそんなワールドカップが佳境だけれど、交流戦の空けたプロ野球も気にしている日々。久しぶりに見てきました@神宮球場! ようやくブラゼルユニのお披露目です。

先発は鶴と石川。ヒットの出ない地味な展開で、あっという間にイニングが進む。5回、ようやく浅井のタイムリーで先制したと思ったらその裏飯原に打たれて同点。7回に暴投による1点をもらうも、8裏に西村が捕まって、飯原に逆転ツーラン、でもってホワイトセルとかいう今日初出場の新外人に低めの変化球を救い上げられて被弾。大したピンチになる前にあっさり逆転されて終戦…。チャンスもピンチも少ない見所の少ない試合でした。。

まあ勝負は時の運だから負けたこと自体は仕方ありません。でもやっぱ納得いかないのは真弓采配。ポイントはなんたって7回表。ワンナウト1、2塁で前の打席にタイムリーを打っている浅井の場面でなんと代打に林威助。ピッチャーは増渕に代わってたとはいえそりゃないよー。こんなところで変えるくらいなら、なんのスタメンなんだろう。せっかく本人気を良くしている打席なのに。結果、林はヒットでつないだからって認められる采配とは思えません。次のゲームでも浅井は、またどうせチャンスで代えられるって思っちゃうよ。

で、そっから金本、檜山とつぎ込むも結果は出ず暴投による1点止まり。浅井の結果を見てから代打でも間に合ったんじゃないかと思うな。結果論ではなく。8、9回の展開だってどうなったかわからないだけに。

でもうひとつは、西村の酷使。結果を出しているとはいえ、実質1年目(キャリアは2年目)のピッチャーに頼り過ぎ。もちろん長いシーズン、藤川だって打たれるわけで、今日西村が打たれたこと自体は責める必要ないけど、やはり8回を任せる使い方、そして登板過多は見過ごせません。近い将来は先発の軸候補にしていかなきゃいけないだろうに、そこまでちゃんと見てくれているんでしょうか。怪我でもされたらたまらん!

てわけで、負けゲームなせいか、つい愚痴が出ました。が、曇り空だけどほどよく暑い球場はビールにもってこい。クダ巻きながら楽しませていただきました。↓の謎なイベントによりギネスにも認定されたのはいいけれど、週末の阪神戦で28503人しか入らないってのは残念だなー。2位でも今の阪神、魅力ないもんな…。内野席は、空席目立ってました。ワールドカップの影響だと思いたい。次は8月末の神宮か、どこかで横浜にでも行くか、はたまたドームで巨倒に挑むか!?
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by april_hoop | 2010-06-26 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 25日
ベスト16
c0160283_2324764.jpgあっという間に予選リーグが終了。今日のブラジル対ポルトガルは友人とアイリッシュパブで観戦。後半だけだったけど、0-0てことでブラジルが1位、ポルトガルが2位。その後はスペインが無事に1位通過、チリが2位てことで、16強決定!
FIFA.com - Fédération Internationale de Football Association (FIFA)

民放でやったゲームの7割くらいは観られたかしら(一部ウトウトしてたことも…)。まずは日本の予選突破おめでとう! 2勝もするなんて誰も予想しなかったよ。デンマーク戦にいたっては完勝といっていいのでは。FK2発はしびれました。パラグアイは強豪だけど、デンマーク戦のパフォーマンスが維持されるならば勝機はあるはず。南米チームに見られる、別に崩してないけど個人技だけで得点もぎとるパターンが炸裂しないことをひたすら祈りつつ。

個人的に応援していたのはブラジル、アルゼンチン、それからイングランドとアメリカ。ブラジルは派手さはないけどやっぱ強いなーという印象。アルゼンチンはメッシ依存が甚だしいと思ったけれど、そのメッシがやっぱり異次元プレーなので全然オーケー。テベスの縦横無尽ぷりも好き。マラドーナがどこまで持っているのか、楽しみだわー。そしてイングランドはなんたってテリーの決死のディフェンス。ありゃ歴史に残るプレーだろうなー。そしてアメリカは粘りに粘ってミラクルな予選突破。

どのグループも1試合目が慎重な立ち上がりで面白みに欠けたけど、最終戦は強豪の尻に火がついてたおかげでけっこう面白い試合が増えた気が。結果フランスやらイタリアやらは敗退しちゃいましたけれども、それもまたワールドカップ。サッカーって番狂わせが少ないスポーツだと思うんだけど、今大会はすんなりいかないグループ多し。

というわけで明日からの4日で一気にベスト8が確定という、油断ならないスケジュール。目を皿にして焼き付けるぞ、歴史的プレーを。そしてがんばれ日本!
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by april_hoop | 2010-06-25 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 24日
美食百花dish80_え、うそ、これがおかき!?
c0160283_22484787.jpgc0160283_2248558.jpgなんだかんだで煎餅とかおかきとか美味いよねーなんて思ったりして、お中元のこの季節、会社にこの手のものが届くとけっこう嬉しいです。そんな前振りでご紹介したいのは、米菓子のイメージを一新させかねないネオ米菓! 嘘だと思ったら青山の「十火」(じゅっか)さんに行くべし!!
十火

スパイラルの裏手(前はマンシングウェアかなんか入ってなかったっけ)のアニエスの斜向いにある白い建物。ちょっとしたギャラリー風にも見えるスタイリッシュさは、一見さんにはやや抵抗もあるかもしれないけど気兼ねなく中へとどうぞ。並んでいるのは、なんたって庶民のお菓子であるおかきですから。ここを手がけるのは、とよすという大阪のおかき屋さんで、なんと100年以上の歴史があるんだそう。ただ、やはり米菓というと年配の方に嗜好品という感じで行き詰まっていたらしく、新しい米菓を作るべく昨年末に「十火」というブランドを立ち上げて満を持して東京進出なさったそうです。

めざしたのは、スイーツ路線。生活に彩りを加え、老若男女に喜んでもらえるお菓子ということで並ぶのは8種類。うち4種は伝統的なおかき、そして4種が見た目も食感も味わいも新しいもの。これが絶品に美味しい! 全部の種類が試食オッケーなので片っ端から食べとくれ。食べたら絶対に買いたいくなるはず。人に教えたくなるはず。「丸」(まろ)なんて、ブールドネージュかと思うようなホロホロさでびっくり。言われなかったら、米菓だとは思わないだろうなー。「恵」も美味いし、「芯」はお酒のつまみに最適。食べ始めたら止まらないっす。

これはやはり100年の歴史によって培われた職人の技術が大きいそう。お米のプロとして、ありとあらゆる品種の研究開発を続け、この十火プロジェクトも4年近くかけたとか。米だけじゃなく、塩、海苔、昆布といった定番ものから、ココナッツとかチョコレートといった洋菓子的な素材も取り入れているのはさすが。それがただのイロモノや狙い過ぎじゃなくて、完成度高いのがまたいいよ。おかきの値段にしては少し高いかもしれないけれど、スイーツに比べたら全然安価なのも嬉しい。

パッケージは米粒がモチーフになっているし、そもそも白のインテリアもお米の色でしょう。さらにはパッケージの大きさをどの品種も揃えることで、ギフトボックスにしたとき、好きなアイテムを選れるという使い勝手も。ハーフサイズの設定だって後からカスタマーの声に応えて作ったというし、なんていい店なんだ〜。

蘊蓄はさておき、とにかく美味しいです。騙されたと思って(騙してません、これっぽっちも)ゴーです。伝わりづらい写真ですんません。
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by april_hoop | 2010-06-24 00:00 | 美食 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 23日
ドラマ_Mother(最終話)
c0160283_03840.jpgつながれるべきは母と子供の手。『Mother』鑑賞。「もう一回誘拐して」。つぐみの涙の訴えに心揺さぶられる奈緒。しかし会うことは許されない。その頃、うっかりさんの病状は思わしくなく、いよいよ最期の時が近づいていた。理容店へと帰り、奈緒は葉菜と静かに暮らす。そこに、つぐみがやってきた。
Mother

とてもよかったです。泣かされました。結局このクールで最期まで見たのはこの1本だけだったけど、観る価値のある秀作でした。中盤は、なんだか妙にサスペンスフル過ぎて、登場人物も少なくないだけに話が広がりすぎ、しかも展開が性急で不安になったけど、それはすべてラスト4話にテーマを集中させるためだったのかも。広げた風呂敷をきちんと畳んだ、見事なまとめ方だったわー。坂元裕二の仕事を褒めたいです。シリアスながら、「歯が生えた」とか「ラムネのビー玉」とか、小さな子供目線の会話をはしょらずに入れていたのもとても良かったよー。

一貫してテーマは母性。母親とはなんなのか。「男がいて女がいて母親がいる」とはなかなかの名言まで飛び出しました。母性をただの美談にするのではなく、海よりも深いその愛情とともに、その大いなる責任を、命の大切さともつなげながら描いてくれました。母性を抱いたことが罪、とは強烈。血縁だけではないところにある母性とはいったい…。これ、子供を持つ人、そして女性たちにはたまらなかったんじゃないでしょうか。虐待児童をさらった元孤児というかなりエッジィな疑似母娘をメインに、複数の母子の関係を並行させて、さまざまな形を浮き掘りにしたのも効果的でしたな。なにげに果歩ちゃんの彼とか、医者とかも効いてたと思う。

そしてやっぱり、うっかりさんこと田中裕子さんと、つぐみの芦田愛菜ちゃんに尽きますな! これで性格悪かったら泣くよというぐらい優しさオーラ全開ながら、スイッチが入ったときはカタギじゃありませんぜモードを見せる田中さん。最高にキュートな泣き笑いを見せ、そんな顔されたらこっちも泣かずにいられますか!をズバズバついてくる天性の小悪魔・愛菜ちゃん。しかも演出が、なにげないほのぼの穏やかさからの一気シリアス転調を多用して愛菜ちゃん最大活用なもんだから、その都度不意をつかれて涙が浮かんじゃったよ。最終回手前の「もう一回誘拐して」は嗚咽でそうだったわ。

演出といえば、手と手がつながれるシーンをかなり強調してきたところに今っぽいコミュニケーションの形が出てたのも印象的。好きなものノートとか、わたりどりとかの話もきちんと最後まで活かされてたし、大ラスの未来のシーンの出し方も抑えが利いていてよかったです(北乃きいが、成長後のつぐみとして出るのではと予想していた)。まあ手紙とか泣かせの演出も多かったけど、あざとさを感じさせないだけのしっかりしたテーマ性がありました。母性とはなにか。言葉にはできないものを11話通して表現したスタッフキャストに拍手です。
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by april_hoop | 2010-06-23 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 22日
welcome back AIR KEI!
c0160283_8383692.jpgおおお、NHKさん、WCをあれだけ放映しながらウィンブルドンも見せてくれるなんてすごいよ。このワールドスポーツへの力の入れよう、嬉しい限りですよ。そして日本のエア・ケイこと錦織くんが、あのナダルに挑戦! テレビつけたらもう3セット目の中盤だった。あーもっと早く帰ってこれれば。
2010 Wimbledon Championships Website - Official Site by IBM
NHK Wimbledon2010  <放送予定のってるよ

結果はご存知の通りナダルのストレート勝ち。でも可能性も感じさせたんじゃないですかね、って素人目ですけれども。怪我から復帰したばかりだし、なかなか勝利というかナダルを追いつめるのは難しいだろうけれど、それでもサービスブレイクしたり、ナダルをスリップさせるほど振り回したり、評価の高いフォアハンドを見せつけたシーンもあったり。サーブに苦しんだし、そもそもサーブのスピード、質ともにトップレベルとはかなりの差があるんだろうけど、そこはまだ若干二十歳。今後の成長に期待っつーことで。エア・ケイを見られたのも満足。しかもセンターコートだし。

てか、テニスはウィンブルドンの決勝しか気にしてないけど、もう1年たったのかー! 去年のあの激闘が今も鮮明だってのにー。そのフェデラー、1回戦からフルセットと大苦戦したみたいだけれど、調子はどうなんでしょうか。ロディックも気になるし、ナダルが全仏に続いて制するのかどうかも興味深いよ。やっとNBAが終わったってのにWCもいよいよ佳境で、寝かせてもらえないなー! まったくイギリス人だってどうしてるんだろう?

スポーツは楽しいですね、ホント。ブラゼルの5試合連続弾だって嬉し過ぎますしね。

<10/06/24追記>
す、すごいニュース!
全英オープンテニス イスナー、マユ戦、最長試合時間塗り替え
Wimbledon's 10-hour tussle set for third day
59-59って…。もう相手のこと知り尽くしちゃうね。これだけ気力・技術・体力とも拮抗しているならダブルス組んだら最強なのでは?

<10/06/25追記>
ついに決着! 勝者はイズナーで、70-68…!(今日も20ゲーム近くやっている!!!)
山王に勝った湘北状態だろうな。
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by april_hoop | 2010-06-22 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2010年 06月 21日
本と紙と、物語と_1
c0160283_015626.jpgiPadが発表になっていらいにわかに騒がしい出版業界。電子書籍元年とも言われて、アプリも続々登場。iBooksもリリースされました。さて本の未来はどっちなんでしょ?
iTunes App Store で扱っている iPhone、iPod touch、iPad のiBooks
(↑iTunesたちあがりますよ)

ネットが一気に広まった時から、紙でしかできないこととは? ウェブでやるべきこととは? という議論がずーっと(多分今も)続いてて、もちろんオレ自身もなんだろーなーって考えたりしてました。紙でやっていることって2次元の世界だから、そっくりそのままウェブに移植することは狩野。ウェブだからって、文字や写真の価値が下がるとは思えない(ポスターサイズとかは紙じゃないと無理だけど)。でも、なんとなく表示できても表現できているかっていうとちょっと違うような気もする。

出版社には当然、紙大好き人間がたくさん集まってて(そして基本的にテクノロジーを敬遠する。時には嫌悪もする)、やっぱり手触りだよねとか、頁をめくるカタルシスだよねとか、そういう論調は、今もって根強い。し、それには確かに共感もできるけど、電子を排除する理由にはなんないし、まあいろいろと悪しき習慣、風潮、システムのせいもあっての今の斜陽っぷりだったりしますが、その話はまた今度。

読むだけなら、Macだろうが、文庫だろうが、iPadだろうが、ハードカバーだろうが、変わらないとは思うし、こういうジャンルはネット向き、小説はやっぱり紙じゃなきゃ、とかそういうのも慣れの問題な気もする。うーん、紙でできることってなんでしょうね。

ただ、ボクがいちばん思うのは、紙という形に実体化されているというのはすごく大切なことなんじゃないかってことなのです。アナログ志向で言っているのではなく。カタチあるものには終わりがある。終わりがあるって安心できる。どこまで続いているかわからない道は不安だし、いつまでも動かない行列とか渋滞も不安。でも、終わりがわかっていると確かに安心できる。そしてこっちのほうが重要なんだけど、終わりって、その次を予感させてくれる。逆説的だけど、有限ゆえの無限って言っていいんじゃないかな。ネットとかだと特に、終わりがないというか半永久的というか茫洋としすぎているってのが最も大きな差なのかもなぁって思ったり。

本の力って、この終わりから生まれる空白なのかもと思う今日この頃。それこそが物語なのかなー。今のところウェブや電子書籍からはそれを感じてませんがさてどうでしょう。本に期待すること。紙に期待すること。その他雑感。軽い気持ちでコメントもらえると嬉しいです。出版のお話、折りに触れちょいちょい挟んで行こうと思います。
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by april_hoop | 2010-06-21 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(5)