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2005年 08月 29日
ガールズとムービーと
c0160283_11523413.jpgc0160283_1152407.jpgさて、最近読んだ雑誌。『WWD FOR JAPAN』の別冊になんのかな。『GIRLS』つームック(WWDのサイトに載ってないのはナゼ?)で、旬な女子を撮りおろしまくってインタビューと一緒に掲載してる、けっこー絢爛豪華な一冊。全部蜷川実花撮影。毒々しいまでの色彩はいかにもだね。ベターっとしたりボヤーっとしたりする質感も。なまめかし。

表紙は、最近何かと目にするような気もするモデルのジェマ・ワード。オーストラリア出身の18歳。ホント独特の顔してる。この目の離れっぷりがまたサイコーね。明治のアイスのCMにも出てるらしーけど見たことナシ。メイク映えするコだね、しかし。

SHIHO、加藤ローサ、土屋アンナを皮切りに、浅田舞だのアリスだの黒木メイサだのから、木村カエラ、水川あさみ他そうそうたるメンツ。巻末で、蜷川×安野モヨコなんつー旬な対談も掲載。とにかく写真がキレイで、読みごたえあるわー。インタビュー文自体はライトだけど。てか、あらゆる衣装にナイキが登場。どんだけお金出してるのか知りませんが、ビッグメゾンはやること違うね。

もういっちょ。『ピクトアップ』なる映画雑誌。表紙は『メゾン・ド・ヒミコ』の3人。巻頭はその3人のインタビュー。こちらは各作品に絞って、しっかりと踏み込んだ読みごたえある内容。ほか、『サマータイムマシンブルース』『タッチ』『空中庭園』『妖怪大戦争』『殴者』などなど最近?この秋公開の邦画めじろ押し。特に『サマータイムマシンブルース』は今週末公開だし、かなり気になるところ。

しかしあれですな、昨今は魅力ある女性タレントが続々登場して、ますます邦画は盛り上がっちゃって、えらいことになってんね。とてもじゃないけどチェックしきれねー。けど、こーゆー雑誌をたまに読むのって、必要かな、と。職業柄ってのもあるんだけど、なんとなし時代の流れにアンテナ立てときたいんすね、ぼかー。てかデカイ本屋をブラブラすると手に取りたくなる雑誌いっぱいあるし、ちょくちょく拾ってこーと思いますわ。
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by april_hoop | 2005-08-29 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 22日
感想_変身
c0160283_0415771.jpg東野圭吾『変身』を読了。この秋、玉木宏&蒼井優で映画化されるってことでそーゆー意味でも注目。てか、映画化されるってゆーからあえて先に読みました。ホントは古いやつから順に読みたいんだけど。

すこぶる面白い!
不幸な事件に巻き込まれた主人公が、世界初の脳移植手術により奇跡的に回復。しかし脳を移植したことによる副作用が徐々に表れ始め、やがて精神は……。脳は誰のもの? そして心は? オレって何者? な展開。

序盤からある程度先は読めるんだけど、それを最終的にどう落とすのかに興味津々で、加速度的に読み進めちまった。タイトルよろしく"変身"していく主人公はまさに驚異。最後の最後まで休ませません。ラストも救いがあるんだか、ないんだか。東野圭吾を読むと軽く鬱入るって談話もあったけど、なるほどそれも納得。消耗するものあるね。てかそんだけ引き込まれるからかも。一種の求心力。

ポイントは、稀に見る好青年であった主人公・成瀬にさえ、ここまで豹変する下地があったってこと。もちろん、そんな意識の顕在化の引き金を引いたのは脳移植だったわけだけど、ある意味変身すべくしてしたんだろーなー。誰かを燃やすって発想はトラウマがあぶり出す成瀬のオリジナルな部分だし。この本、表向きはドナーの意識の恐怖を描いているけど、その裏で成瀬の潜在意識、ひいてはすべての人間に潜む闇のようなものを描いているんだなーと思う次第。おそろしや。

て感じで、ラスト尻すぼんだ感が若?干あるけど、かなり楽しめたことは間違いない。細かい描写と伏線はさすが。最後、右脳を撃ち抜くあたりも抜かりなし。

さてさて、話題の映画化。なんか映画は、より恋愛にふったフォーカスしそうだけど、玉木宏でどこまで演じ切れるのやら。多分観ると思うので、その感想もいずれ。

感想_変身(映画)
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by april_hoop | 2005-08-22 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 21日
夏祭り気分!
c0160283_0384270.jpgこの週末、麻布十番祭りだったんだよねー。行きたかったけど行けなかった。残念。

けど。もっとお祭り気分してきたぜin神宮球場・阪神@ヤクルト。とかく阪神ファンは常勝化に戸惑ってると言われる今日この頃だけど(実際オレもそーゆーとこある)、球場の盛り上がりを見て、やっぱ勝ってるってのは嬉しいよね、と再確認。外野自由席チケットを持ってたんだけど、一説では午前11時に並んでもギリギリ座れるかどうかってことだったので、並ぶのは断念して立ち見を決め込むことに。陣取ったのはファウルゾーン。

やっぱ優勝争いしてるし夏休みだし、スタンドの熱気はすごかった。一塁側にかなりの阪神ファンが入ってたことにも驚き。一番の声援を集めるのは金本。もう打席に入るときのノイズときたらものすごい。今の成績ならそれも納得ですわな。恐るべき超人。

ゲームの方は危なげなく快勝。中二日で安藤が先発というサプライズも、その安藤を5回で引っ込める代打スペンサーのホームランも、岡田采配ズバリ。スペンサーは藤井に強いなー。問題は、7回。金本のライトポール際の打球。スタンドから見るに完全にポールを巻いたホームランだったのに判定はファール! 打った金本も激怒してたくらいだから、完全に入ってたんだろーなー。映像は見られなかったけど、テレビを見た友達は「完全にホームラン」と言ってたからそうなんでしょ。ホント誤審は腹立つ!! 見えないんだったらいい加減ビデオ判定を導入しろっつーの!

でもまあ、ホント勝ってくれてよかったー。なにげに残り21試合。中日とは4ゲーム差。ぐっと優勝が近付いてきたかも。消化試合でもいいからもっかい観にいきたいなー。そして日本シリーズ観たいなぁ。ロッテが頑張ってくれれば死ぬ気でチケット取るのに!
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by april_hoop | 2005-08-21 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 17日
代表戦デビュー
c0160283_0222714.gifサッカーW杯予選の最終戦日本VSイランをなーまかーんせーん! 初めてのサッカー観戦。もちろん初の代表戦。両チームすでにワールドカップ出場が決まったあとの消化試合とはいえ、個人的にはかなーり楽しみなのです。

友達がAWAYのカテ5(だっけ?)自由席をヤフオクで落としてくれたので、4人で参戦。13時半新横浜集合。開門は16時半、キックオフは19時半てことで6時間のロングウェイティング。しんどいはしんどいけど、日陰だったし、思ったより消耗せずに待てたかなー。スタンドに入って、猛烈に眠くなったときもあったけど。で、ゴール裏のグッドポジションに陣取る。

そして運命のキックオフ。やっぱゴール裏からだと、ゲームの組み立てそのものはよく見えなかったけど(タテの距離感がつかみづらいね)、その分シュートシーンがよく見えるし、何よりこのライヴ感はいーねー! 45分もあっちゅーま!!

応援も、野球とはひと味違う感覚。誰でもすぐ覚えられる感じの敷居の低さがグッド。野球の応援歌は歌詞もメロディーも覚えないといけないかんね。あと、客層がやっぱ若い。女が多い。まだデプスはない感じあったけど、あと10年もするといい感じで平均年齢あがりそう。

で。とにかく大黒のキレキレっぷりに感動。運動量、スピード、動きだし、ディフェンスどれも文句なし。競り合いにも強くどん欲にシュートを狙う姿勢。素晴らしい。結果が出てるのも頷けるなー。ビッグマウスなところも好感持てるし。抜群に光ってました。あ、あとダエイのムードもさすがだね。貫禄アリアリ。王様って感じしました。PKとはいえしっかり点取られたし。。

とまあ、初めてのサッカー観戦に大コーフン! 試合も勝ったし、サイコーだったねー。帰りの電車が激混みだったのが泣けるけどまーそれも仕方ナシ。チャンスあればまた行きたいっス! 誘ってくれたワイヘー、ほんとありがとう!! 多謝!
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by april_hoop | 2005-08-17 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 15日
感想_放課後
c0160283_0373614.jpg東野圭吾のデビュー作『放課後』読了。読みはじめたら止まらない面白さ。東野ワールドにすっかりハマってることを強く認識。

デビュー作ってだけあって、若干完成度が低いかなーって気はする。トリックやプロットに関してもそうだけど、一番感じたのはキャラクター。主人公前島の設定は、ドライで無関心ということになってたはずだけど、生徒とのやり取りはそれを感じさせない。けっこうウェット。クライマックスで動機を告白する生徒のセリフもとても高校生のものとは思えないし。その他の生徒たちのキャラももう少し描いてほしかったかなー。高原、北條あたり。麻生先生も。

と言いながらも、読ませるチカラみたいなのはすでに十分に備わってる感じ。先へ先へとページをめくらせるパワーは、ミステリー特有とはいえ、作家の力量に比例してると思います、ハイ。江戸川乱歩賞受賞もうなずけるし、今の活躍も予感させるね。

しかしなんといっても、犯行の動機にはビビったね。虚をつかれるくらいの"そんなことで!?"感。オレはてっきりレイプかなって思ってたけど、まさかね。正直、最初は拍子抜けしたけど、逆にそれによって殺人がよりビビッドに見えるってのもあるし、高校生の衝動みたいなのも確かにそんなものかもな、と。ネット上では否定意見もけっこう見かけたけど、まあ許容範囲でしょ。確かに合宿でそれはないだろーとは思うんですが。。

で。ラストでまたひとひねりあるわけだけど、前島はどうなったかね。それしだいで、事件そのものが大きく変容するだろうし、それを考えるのもまた楽しいですわ。そんなオマケをくれた東野先生、さすがの一言です。あー面白かった!
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by april_hoop | 2005-08-15 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 13日
感想_NANA(13)
c0160283_11532111.jpgNEED NANA? 矢沢あい『NANA』13巻読了。9巻あたりからすっかりドロドロでだいぶつまんなくなってたけど、この巻は久しぶりに楽しかったなー。ハチが元気だったし、ちょっと強さを見せたし、とりあえずはハッピーだったし、話が前に進んだし。

しかし、シンとレイラも、ノブと朝海も、結局寂しさを紛らわせるために寄り添うのかね。てかそれ以外に惹かれあう要素がわからん。というかハチとタクミも、ナナとレンも結局はそこか。んー。とはいえ、ヤスと美雨はちょっとナシでしょ。。なんてね。てか久しぶりにリアリティ感じられたから、楽しめたのかも。
なんかすっかり空前のNANAブームだから、放っておいても売れるんだけど、コアなファンは果たして最近のNANAを楽しめてるのか興味あるところだね。

てか映画も公開間近で最近プロモーションがすげぇ。CUTIEは中島美嘉&宮崎あおいの表紙&巻頭インタビューだし。ノベライズ本や写真集も出てるらしーし。あと、ちょっと前に出てた香山リカが書いてるNANAの恋愛学みたいな本も、下らなそうなのは承知の上で読んでみたいっす。しばらくはいろんな媒体でNANAがらみの姿を見かけるだろーな。
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by april_hoop | 2005-08-13 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2005年 08月 08日
感想_凍える牙
c0160283_11541228.jpg第115回直木賞作、乃南アサ『凍える牙』読了。女刑事・音道が、女嫌いデカの滝沢とコンビを組まされ、謎の人体発火殺人と、ウルフドッグなる生物による咬殺事件を追う長編ミステリー。男社会で孤独に生きる音道。難航する捜査の中で少しずつ変わる音道と滝沢の関係。ウルフドッグという生き物の特殊性と、彼を翻弄した悲しい運命。

ズバリ、色んな面で消化不良な作品だったわ。描写は細かいし、筋道も立ってる。んだけど、なんかしっくりこないんだよなー。理由は3つ。

まず音道&滝沢コンビの微妙さ。それぞれ公私にわたって疲弊してるんだけど、節々のエピソードが効果的じゃないような。音道の家族の存在はリアリティないし、滝沢の家族についてはあまり明かされない。それぞれの心情は長々と描写されるわりに、どーもキャラが立ってこない。てか愛せない。ちなみに、よくあるデコボココンビがトラブルの末にベストパートナーになる、っていう王道パターンでもないみたい。んー微妙。

次に、ある意味、最重要人物(?)のウルフドッグに説得力がない。神聖化に近い勢いで扱われてるけど、読者に納得させるには、不足気味。スゴイ能力を持ってるのはわかるけど、説明っぽすぎんの。デカくて速くて強くて賢くて人間くさい、ってただ書き立てられても弱いでしょ。それに、音道がウルフドッグに憧れる(共感する?)のは百歩譲って理解できるとしても、ウルフドッグが音道を優遇する理由はない。直感的に音道を気に入ったんでしょう、と言われてもねぇ。。
ネットで調べたけど、外見にそこまでの威厳はないでしょー。ま、それは言いっこなしか。

その3。ミステリーとしていただけない。犯人の描写が極端に少ない。殺害の動機、方法と経過、バックグラウンド、被害者との接点といった核心をかなり省いているところ。犯人が薄っぺらいと、事件は盛り上がらない。ということでフォーカスがぼけた感じがして、全体的に必然性が感じられないのよ。

とまあ酷評してるけど、ある程度作者の狙いなんだろーなぁとは思う。要するにこの本、ミステリーというより、音道の生き方を読ませる話なんだよね、きっと。男社会に翻弄され、公私ともに消耗して、迷いながらも進むしかない。理解者は現れない。そこがウルフドッグとの共通点。でもね、そうだとしても、それはそれで物足りないんだよなー。結局、一度も盛り上がらないまま話は終わっちまった。なんとなーく真相が明かされて、音道はずーっと苦悩する。事件が解決してもまったく爽快感ナシ。

結論。初めての乃南作品だったけど、断然宮部センセーのほうが好み。でもいくつか見た書評は概ね良好でしたよ。この音道が主人公の話はシリーズ化してるみたい。うっかり読んじゃいますか。
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by april_hoop | 2005-08-08 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)