2008年 06月 14日
井上雄彦_最後のマンガ展
c0160283_133475.jpg鬼気迫る、とでもいうのかな。『井上雄彦 最後のマンガ展』に行ってきた。説明不要のマンガ家、井上雄彦が、上野の森美術館という空間に描き下ろした124点によって立体的に構成された空間マンガ。サスガっす。
上野の森美術館:井上雄彦 最後のマンガ展

いやー声を無くすというか、マンガの枠を超越したような井上ワールド。『バガボンド』同様、肉筆で描かれたその世界は圧倒的。フィクションもリアルも越えた独特の迫力を構築してますわ。スゴイ!

ネタバレしないほうがいいと思うので、中身にはあえて触れないけれどとにかくチカラのあるコマ割りと、徹底的に描き込まれた背景で、マンガらしさは失わずとも超リアル。穴の空く程1枚1枚を観たくなるし、と同時に早く先が読みたいし、もはやマンガを読んでるのか絵画を堪能してるのかわかんなくなるほど。こりゃもうアートの世界に踏み入れてるね。アートコミック。

内容もすばらしく、自身の内側と向き合わされるようなストーリー。ネームにも深さがあって、読ませつつ立ち止まらせる傑作。もはや映像的とさえ思えたなー。会場はそんな氏のワールドに魅了され切っている風のヤング中心。入場制限あるし週末の当日券は早々に売り切れるので、混雑をよく調査してからの来館をおすすめします。

井上ファンはもちろん、あまり知らない人でも楽しめると思います。
[PR]

by april_hoop | 2008-06-14 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://aprilhoop.exblog.jp/tb/9248580
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 感想_カツラ美容室別室      感想_腑抜けども、悲しみの愛を見せろ >>