人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2014年 11月 22日
感想_リーガルハイ・スペシャル
今回は泣けたー! 土曜プレミアム『リーガルハイ・スペシャル』鑑賞。ある大手病院が新薬の投与によって患者を死なせたという医療過誤により訴えられた。原告代理は、通りすがりのたかりの弁護士・九條。対するのは、盲腸手術を終えたばかりの顧問弁護士・古美門健介。たかりの弁護士である九條には裁判に勝つだけの材料はなかったが、院長である赤目の個人攻撃へと舵を切り、展開はもつれはじめる。そして、赤目の跡取りと目され、当時の主治医だった広瀬が、証言をする。新薬に、リスクがあることを知っていたと。
リーガルハイ - フジテレビ

泣かされましたわ。周囲とは異なる価値観、甘っちょろい感情論に流されないゆえに誤解され、医療を見つめた男を弁護する古美門の言葉にヤラれてしまいました。リスクはある。しかしそれを冒さなくては手に入らないものもある。その重さは人それぞれで、だけど選択しなくてはいけなくて。憎むべきは果たしてなんだったのか。

もしかしてこの話、小保方インスパイなんじゃないかなーって思ったよ。膨大な先行投資によって成り立つ研究があり、気の遠くなるような時間をかけた末に、それでも結果が出ないことの方が多い。でもその結果の出なさのひとつひとつがデータとなり、いつか実を結ぶ時が来るかもしれない。医療においては、人の命が犠牲になるから難しいけれど、そこにメスを入れましたね。正しい、間違ってるではない。目の前の結果とは違う軸での視点てのは、今必要なものかもしれないなー。

ゲストは大森南朋さん。年とったなーと思いつつ、技術じゃなく気持ちでぶつかる姿はよかったですね。それを跳ね返す堺さんは鉄板で。てか、赤目院長、古谷一行だってわかんなかったよ!

安定の面白さ。こんな感じで単発で続いてほしいなー。

by april_hoop | 2014-11-22 00:00 | 映像


<< NOP14-15その2      感想_ソロモンの偽証(負の方程式) >>