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2014年 05月 16日
2014プレーオフその2
2014プレーオフその2_c0160283_932269.gif激戦だらけの一回戦、PORの勝ち上がりは意外というかHOUに勝ってほしかったけど、あとはサプライズはなしか。GSWは惜しかった。あんまり観られなかったけどて2回戦はかなり観られましたヨ!(西だけ) まずはSAS vs POR!
San Antonio Spurs vs. Portland Trail Blazers | Western Conference Semifinals | 2014 NBA Playoffs: News, highlights and video

POR@SAS game1
DAL相手に苦戦すると思わなかったSASだけど、PORには圧勝。このあたり本当にチームの相性ってのが面白いわ。パーカーは依然キャリアのピーク。グレートなPGてのはスクリーンの使い方が本当に上手く、そこからのフィニッシュもディッシュも自在なのが一流たる所以。加えてチームみんなパスが秀逸。NBAのディフェンスって恐ろしい早さで飛んでくるからパスが1cmズレると追いつかれちゃうんだけど、SASは視野広く、反応速く、ボールムーブが正確なので、Dを振り切ってイージーショットまでいけるのがすごい。そしてDの堅さも不変。PORはフリーのようでいて精神的にタイトなシュートセレクトを強いられているように見えました。HOU戦であんなに入っていた外がここまで入らないのは、微妙に受けてるプレッシャーが違うからだと思います。SASとは対照的にパスが0.1秒遅れて入ったり、1cmズレて受けてるとか、そういう次元の差が、圧倒的な点差になるという。SASからするとかなりやりやすそうだったので、シリーズの流れは決まったと見ます。PORはひとつ勝てるかどうか。SASからすると早く終わらせてCFまでに休みたいはず。反対ブロックがもつれそうなだけに。

SAS@POR game3
連敗でホームに帰ったPORだけど、またも前半で20点差をつけられ万事休す。3Q一時的に追い上げたけど、追い詰めるには至らず、地力の差と言わざるを得ないか。個々のクオリティというよりはチームとしての成熟度の違いがあまりに大きい。SASはオフボールの動きが細かく規定されてて、そしてそれを練習通りにこなしているという感じ。たまにシュートが入らない時間帯もあるけど、長くは続かないので大崩れしないという。そしてオフェンスのオプションが豊富。パーカー起点にインサイドへのパスあり、外あり、ジノビリのドライブ、ダンカンのローポスト、さらにレナードの1 on 1もわりと威力ある。それに比べるとPORは1 on 1中心で、SASもそれがわかったうえでのリスクを負わない守備なので、なかなか突破できないね。ゲーム4もこのまま押し切られそうなムード。しかしマシューズとバトゥームは防御がよく、オールラウンドだけどアンセルフィッシュ。どこのチームも欲しい選手だろうね。特にNYKあたりはこういう選手をもっと採用したほうがいいよ。

SAS@POR game4
崖っぷちで開き直ったかPORのシュートがようやく入り始め先行。逆にSASはいつも通りやりつつも今まで入っていた外が入らない。でも前半はほぼ互角で、3Qが勝負だなーと思ったらそこでもPORが奮闘。ベンチ陣の嘘っぽいシュートまでたくさん入り、ポポビッチはこの時点で早々に勝負を放棄して主力はお休み。シリーズの流れが変わるほどのもんじゃないけど、POR的には一矢報いたってところか。

POR@SAS game5
いつものSASに戻って、このシリーズ初めてグリーン&レナードが大当たり。3Pもよく入って、パーカー負傷離脱というアクシデントも感じさせずに圧勝。勝った試合は全部圧勝で、これが実力差。パーカーには無理させなかったってことだろうけど、休めるのは3〜4日程度っつーことで回復するのかどうか。気になります。

さすがはシーズン1位。去年より主力の年齢があがって質が落ちるのかと思ったら、全然落ちてないどころかさらに成熟してるわ。ダンカンとジノビリの衰えはある。でもまだやれるし、若手がステップアップしてて、お強いです! 去年のリベンジ、果たしてほしいな〜。

by april_hoop | 2014-05-16 00:00 | 体育


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