2014年 03月 27日
国東半島の神秘_06
c0160283_0273989.gifc0160283_0275110.gifc0160283_028531.gif磨崖仏を観た後、ランチへと向かう途中でバスが寄り道。そこはいい感じの田園風景が広がる場所。なにかと思えば、ここは2013年5月に世界農業遺産に指定されたエリアなんだそう。その言葉、12月に能登に行ったときも聴いたぞ!? てことで世界農業遺産てのは、古くからの伝統的な農法を守っていて、なおかつそれがサステナブルで土地景観を豊かに保っているところのみが認定されるものらしい。認定地域は世界でもまだそんなになくて、でも日本では5カ所選ばれているというもの。そのうちの2つを観てるのか、俺は!

という能書きはさておき、これは遺産として認定したくなるレベルに美しい棚田だったなー。ゆるやかな傾斜に、不思議な曲線を描くように配置された田んぼが超フォトジェニック。田植え前で水が入ってなくてこれだから、きっと5〜6月あたり最高に違いない。あと秋も。周囲はクヌギ林が広がり、そこから椎茸栽培用の「ほだ木」を作りつつ、灌漑のためのため池が作られ、そして田んぼに水が流れるという循環システムを15世紀くらいから守り続けてるんだってさ。美しいうえにそんなに機能的とは、昔の人やるわー。やっぱただの田舎じゃないな、国東。そうそう、6月には蛍が大量に出るらしいですよ。すてきー。

ひとしきり写真撮影に興じてまた移動。「旅庵蕗薹(りょあんふきのとう)」さんで昼ご飯です。なんかすごい素敵でした。リノベーション? 移築? 新築? ちょっとわかんなかったけど、モダンな和建築で、地元の方が運営しているのだとか。出て来たのは和風御膳のおそば付き。農家ごはんて感じで地元の野菜たっぷり、美味かったー。なんでもこのそば、寺の住職が打っているのだとか! ちなみにここ、宿泊もできるそうです。泊まりたいなー。全然関係ないけど、NHK記者さんの知り合いの大分のスナックのママがお客さんとして来てました。立ち話しててなんか笑えた。

さて、ここにはオマケがもうひとつあって、国宝にも指定されている富貴寺に隣接してるってこと。つーわけで参拝です。建てられたのは720年くらいということなので、ざっと1300年前。いい感じで色褪せまくってて、素朴なのに存在感あります。中に入ったらご住職がいろいろと説明してくれました。このスクエアな建物は阿弥陀堂で、阿弥陀仏を祀っているのはみんなこういう作りなんですってね。全然知りませんでした。大原三千院とか、中尊寺なんかも、こういう形なんだとか。そして阿弥陀仏は、親指と人差し指で丸を作ってるんですね。まったく知りませんでした。それから南無阿弥陀仏の「南無」ってインドのナマステから来てるんですって。想像したこともなかったわ。と、ひとしきり講釈を聴いてたら、生まれて初めて古美術に興味がわいてきたよ。そういうの勉強したら、俺も阿修羅展とかに興味津々だったんだろうなー。なんか基本を学びたくなりましたよ。

お寺の門のところには、地元のおばあちゃんが野菜とか売ってたりして和みました。いいなー、国東。どんどん好きになっていきますわ。
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by april_hoop | 2014-03-27 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
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