2014年 03月 26日
国東半島の神秘_05
c0160283_992583.gifc0160283_995136.gif2日目のバスツアーの集合場所に向かう途中、少し時間があったので天念寺によりみち。独特の風情があるし、崖の中に溶け込むような姿は雰囲気があるというか人間と自然の戦いというか調和というか、面白いなー。そしてその崖を見上げると、山頂付近になにやら眼鏡橋みたいなのが見える。あそこが、修行僧が歩くルートになっているそうだ。とんでもないところを歩くんだな。かなりスリリングに見えるけど、実際なかなかの難所らしい。そして、国東半島は今そこをトレイルかしているんだそうだ。その名も国東半島峯道ロングトレイル。これはスケールでかそう! ぜひ歩いてみたいなぁ!

さて、そうこうしてるうちに集合時間。バスに乗り込む。お隣は今日もNHKの記者さんで嬉しい。今日の最初の行き先は、熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)なるスポット。これ、平安時代に作られたという、石壁に彫られた巨大な石仏で、不動明王と大日如来が頭上から人々を見下ろしている。なんてスケールなんだこれは! 作ったんじゃなくて、彫ったというところに、なにか執念を感じるし、どうやってこの高さにこれだけのものを彫ったんだろうなと想像が膨らむ。

この技術は朝鮮の影響が強いそうで、当時は大量の石工が大陸からやってきていたらしい。もしかしたらこの磨崖仏も大陸人が彫ったのかもしれないね。どうも九州は、大陸とのつながりがやっぱり濃いようで、いろんなところでその気配を感じる。鬼の伝説や、かぶりものするような奇祭も各地にさまざまあるようだけど(国東も祭りだらけ!)、それも外国人が絡んでいるんじゃないかって勘繰ったりも。いずれにしても大陸とのつながりってスケールを感じる話だなーと思ってドキドキするんですわ。

磨崖仏に至るまでは、けっこう長い石段を上って行くんだけど、その石段がまた雰囲気があっていいんですわ。苔むしたりしてて。なんでもこれ、鬼が一夜にして作り上げたという伝説つき。鬼と神様のやりとりが微笑ましい。それにしても、鬼、雑だわ。石段というか、ただ石を積んだだけというか、階段にはなりきれてません。でもその荒々しさが情緒を醸してるし、まあ鬼っぽいですよね。油断すると足くじきそうなのでご注意を。けっこう長いので息が切れるのは確実。

ちなみにその石段のふもとに、胎蔵寺ってのがありまして、このイロモノ感が半端ない。なんせ通称「宝くじが当たる寺」ですからね。煩悩噴出しまくり。やたら変なステッカーが仏像に貼られてたり、キラキラだったり、俗物感半端じゃないぜ。寺いわく1000万円以上の高額当選者が14人も出てるだの、去年3億円あたった方がお礼にお寺の後ろに遊歩道を造ってくれたとか…。磨崖仏とのギャップがありすぎて引きますが、これはこれでネタとして見てみてください。
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by april_hoop | 2014-03-26 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
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