2014年 03月 19日
つつじヶ丘にある手紙社さんは、出版レーベルであり、雑貨店であり、食堂であり、という様々な顔を持っています。そして、東京蚤の市やもみじ市など、僕も行ったことのある魅力的なイベントをたくさんオーガナイズ。東京から、丁寧に作られたもの、こと、を大事に編集し、発信する一大コミュニティとなりつつあります。そんな手紙社さんの新しいお店が、つつじヶ丘のお隣、柴崎駅にオープンしました。その名も手紙舎手芸店 trois。去年あたりにオープンした、手紙舎2nd storyと同じマンションです。 今日のお手紙 Shop 古いマンション2階にある2nd storyの店内を抜けていくと奥に扉がひとつ。そこを抜け3階にあがり、廊下のいちばん奥にありました。普通のマンションの一室ですが、中に入ればそこはもう手紙舎ワールド。クラフトの肌触りが空気感から伝わってきます。そして、一目でテンションが上がる! そこには色とりどりの布ものがいっぱい〜! 手芸店というだけあって、さまざまなテキスタイル、布小物などが気持ちよく並べられているのです。 このテキスタイルが素晴らしく可愛くて、手紙社のお店やイベントでお見かけしていたニシワキタダシさんや柴田ケイコさんといったイラストレーターさんのイラストがプリントされた布だったり、点と線模様研究所などの作家ものの布や小物だったりが一堂に会しているのです。それはよそではないラインナップ。手紙社の世界観が出まくっていて、ファンにはたまらない空間ですね。 もちろん2nd storyにおりれば美味しい食事ができ、素敵な雑貨類を眺めることも可能。実は、世田谷文学館のついでに立ち寄ったのだけど、カウンターで図録広げてたらスタッフさんが「文学館行ってらしたんですね、いかがでしたか?」と話しかけてくれました。僕はあの感動を誰かに伝えたくて仕方なかったのでひとしきり語ってしまいましたよ。そんなほがらかなコミュニケーションが生まれるのも、このお店の素敵なところ。 手紙社さんの仕事は一つ一つがちゃんと哲学を持っていて、見た目も中身もよくデザインされていて、どれも本当にクオリティが高いです。その価値を知る人がどんどん増えているからこそイベントも活発になり、ファンも増え、そして同じ価値観でつながるというとてもよい循環が生まれているように見えます。NPOっぽい感じもしますね。願わくはこのストーリーがより多くの人に愛されて紡がれていきますことを。京王線ユーザー以外にはなかなか縁遠い立地ではあるけれど、足を運ぶ価値のある場所だと思います。 とりあえず、5/17、18にまた東京蚤の市があるみたいですよー。もう第5回です! すごい!
by april_hoop
| 2014-03-19 00:00
| 閑話
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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