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2013年 07月 10日
瀬戸芸予習の結果報告と旅計画その1
瀬戸芸予習の結果報告と旅計画その1_c0160283_9223234.gifいよいよ夏会期開催まであと10日と迫った瀬戸内国際芸術祭! 夏休みの兼ね合いもあって、お盆休みど真ん中に行ってくることにしたよ。できれば混雑時期は避けたかったけど、仕方あるまい。今回の春、夏、秋開催になったことで、なんかタイミングずらすの難しかったなー。というわけで、本日、芸術祭のガイドブック夏秋改訂版が出たので買ってしまったー! 春版を持っているというのにガマンできなかったー!
瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋 | 書籍・雑誌データベース | 出版物 | 美術出版社

なぜって表紙から導入にかけての中川正子さんさんの写真が素敵なんだもの! アートというよりも、瀬戸内の風景ありきでその美しさを見事に切り取っていて、このなにげない中の素晴らしさを抜き出す力に吸い込まれてしまう〜。波の色。風の気配。島旅ならではのその情感。早く俺も同じものを感じたい。同じ空気を吸いたい!って気にさせられます。ステキ。中身のほうは、春版ではアート作品が完成前だったため、ラフスケッチやCGで紹介されていたのが、春会期中に披露されたものが写真に差し代わり、より具体的イメージがつかめるようになってます。ほか、読み物や追加情報があるので、春版よりもボリューミーで、ガイドだけじゃない読み応えがありますわ。買ってよかったわ。

旅の計画自体はこれが出る前に先週春版見ながら考えました。まずは各島にどんな作品があるかをチェックしてみると、思ったよりは新作が少ない印象。なので、それを踏まえた中で行きたい優先順位を考えて、小豆島(前回行けなかったから)、豊島(豊島美術館に行きたいから)、男木島(男木学校に行きたいから)を巡ることを決めました(直島のANDOミュージアム見たかったし、大島の田島さんの絵本も見たかったし、犬島の名和晃平も見たかったし、女木島の女根も見たかったし、初参加の夏限定の伊吹島も行きたかったけど、諦めるしかなかった)。2泊3日で、だいたい1日1島ペースで。無理に回ればもう1島くらい行けるかもしれないけど、なるべく島時間を味わうことも大事かなーと思っております。基本的な作品の展示は17時までで(屋外ものはいつでも見られるけど)、島のお店もたいていは17時くらいでおしまい。あとは、静かに夜が更けるのを待ち、きっといつもより長い夜を過ごすことになるに違いない。夜の島散歩も楽しいかもしれない。って思うとわくわくするわ。

で、最大の問題はどういうルートを辿るか。高松起点にしたかったけど、飛行機がお盆で高いこと、高松空港から高松港まで小一時間かかることを考えると空路に時間的アドバンテージは大してない。あと、高松港から出る船は混みやすいのではと考えて、3年前と同じ本州側から入るルートに。さて、小豆島インか、小豆島アウトか、はたまた。神戸、姫路、岡山、のどの港から入るか。あらゆる経路のアクセスと効率を考えて、結果、3年前と同じ宇野から入ることにしたよ。ちょうど宇野に行きたいお店もあったし、チヌの作品にもう一度会いたいしね。そこから豊島に入って1泊、翌日男木島に渡って1泊、最後朝イチで高松経由小豆島にいって、最後は池田港から姫路にアウトというプラン(都合により姫路に最後もう1泊)。高松港を回避して、比較的人の移動が少ないのではないかと思われる時間の船をチョイスしてみたつもりだけど、逆に便数限られて混み合う可能性も。こればかりは行ってみないとわからないなー。とにかく船に乗り遅れる、満員で乗れない、ってのだけは避けなくては。現地情報チェックと余裕を持った移動が欠かせないぜ。

ということで、新幹線を決めて、宿をおさえて(ギリギリ間に合った。島は宿が少ないから危なかった)、小豆島のレンタカーも予約したぜよ。待っててね、瀬戸内の蒼くて美しい海たちよ!

by april_hoop | 2013-07-10 00:00 | 文化


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