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2013年 07月 07日
Great Andy!
Great Andy!_c0160283_0313960.gifなんでかウィンブルドンばかりはここ数年決勝をチェックする流れで、今年もまんまとテレビ観戦しちゃいました。時差的に日曜夜になるから家にいやすいタイミングなのかしら? タイミングさえあえば、グランドスラムは観たいと思っているんだけど他の大会には遭遇せず(地上波でやってないだけかも)。てことで決勝の顔合わせは、世界ランク1位のジョコビッチvs2位マレー。
2013 Wimbledon Championships Website - Official Site by IBM

トップ2対決はもとより、もうひとつの見所は地元英国人選手が、77年ぶりの優勝なるかどうか。会場内外の期待を背負ってマリーはセンターコートに立ちます。マリーは去年もここまできてフェデラーに屈してるからね。その後オリンピックでリベンジして、今日こその想いは強かったろうよ。ジョコビッチのテニスは初めて観ます。もっと屈強なビッグサーバーかと思ってたけど、すべてのプレーの平均点が高くて正確なショットで回して行くタイプだったのかしら。

対するマリーは、序盤から積極的なプレー。サーブでがんがん押して、よく走る。ポイント取るたびにガッツポーズをし、ミスをすると吠える。去年はこんなに感情を露にするスタイルじゃなかった気がするけど、自信をつけてきたのか、こうやって鼓舞するように変化したのか。どっちかというと優等生なイメージを持ってたけど、だいぶ印象変わったな。序盤からラリーの応酬が続くも、ジョコビッチはイージーなミスが目立ち、徐々にマリーがペースを握っていく。といってもジョコビッチも簡単には流れを渡さない。が、会場はとにかくマリー一色で、ジョコビッチには完全アウェー。これ、去年はここまでのムードはなかったから、おそらくフェデラーに分があると見られてたんだろうね。実際にフェデラーが勝ったし、イギリスにもフェデラーファンは多かろう。が、今年はチャンスだと誰もが思ってたんじゃないかな。

どちらもファーストサービスの確率がよくなく、ラリーも多く、簡単なラブゲームがなくて長い試合になりそうな様相を見せる。マリーは特に全力で走って打ってで、ペース配分よりも勢い重視に見える。ジョコビッチのほうがそれを嫌ってコントロールしようとして見え、ドロップショットやネットプレーで揺さぶりをかけるものの、マリーの気迫が上回った感じ。接戦ではあったけど、終始マリーのペースで、ブレイクすることたびたび。ジョコビッチはいいプレイの後に緊張が切れたようなプレーがあったり、どこか集中力を欠いていたように見えたわ。準決勝が5時間越えのフルセットだったうえ、今日は40度にもなったという暑さだったから、消耗しきってたのかもしれない。

最後の最後、ジョコビッチも意地を見せかけたけど、ついにマリーが押し切って念願のウィンブルドン制覇達成! イギリス中が喜んだことでしょう。おめでとう、マリー。去年の敗退も、すべてはこの日のためのストーリーだったように思えるよね、今なら。

面白いゲームだったけど、でもやっぱりフェデラーとナダルの試合に比べると物足りなさを感じてしまったのは本当。全盛期のフェデラーの完璧さや、ナダルの強烈すぎるショットに比べると、ちょっとスケールダウンして見えてしまった。そんなこというの野暮なのはわかってるんだけどさ。

いつか、ウィンブルドン決勝を生で観たいなーって思います。ダメならコート外のパブリックビューイングでもいいからよろしくお願いします!

by april_hoop | 2013-07-07 00:00 | 体育


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