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2013年 05月 24日
しまなみ海道へ_04
しまなみ海道へ_04_c0160283_12132313.gifしまなみ海道へ_04_c0160283_12133453.gif3日目も大三島を引き続きぐるぐる〜。まずは朝の大山祇神社へ。ここは、全国の山祇神社、三島神社の総本山とかだそうで、けっこうなパワースポットとして知られているそう。パワーがあるかどうかは知らないけど、静かでよいところだったな。朝の空気がよかったのかな。これといってアイコニックなわけではないのだけれど。境内にある巨樹もいい感じの存在感だったしね。伊藤博文とか古くから国のお偉方が参拝した写真なんかもありました。へぇ、こんな遠方の島の神社を詣でるもんなんだなぁ。

さて、お次は橋を渡りまして、大三島の隣にある生口島へ。ここは大三島とあわせて柑橘類生産のメッカ! 広島はレモンの生産量日本一だそうです(そして二位が愛媛)。なので島のあちこちにミカン畑やレモン畑が。収穫のピークは過ぎたみたいだけど、まだ柑橘の黄色やオレンジが島を彩っていて、これからはミカンの花が咲き始める頃。でもって、冬~春は島に柑橘の香りが漂うらしいよ。それは嗅いでみたい気がするなー。柑橘そのもが美味しいのはもちろん、そのフルーツを使ったジェラート屋さんとか、お菓子屋さんとか、そういう加工品もさかんで、お土産にもいい感じね。ジェラートうまかったー!

奇天烈なのは、生口島のランドマークのひとつでもある、耕三寺。どんな寺かと思いきや、実業家だった男性が、母の死を弔うために出家してつくったというまだできて80年弱の比較的新しいお寺(?)なんだけど、奈良の五重塔を模したり、日光の東照宮をパクったり、とにかく狭い中にさまざまな名刹サンプリングが並んでいるのね。しかもそれらがいちいちかなりハデめの大陸的なカラーリングで。とにかくものすごい濃度。なぜこれを、こいう形でつくったのだろう。ただ、お母さんへの愛情と、有名寺へのリスペクトはあるみたいだから、イロモノと切り捨てちゃいけないっぽいんだよね。それだけじゃなく、さらに敷地奥にいくと未来心の丘なるものがあり、これは別の人が作ったみたいだけど、なんとイタリアからもってきた大理石でつくった白い丘。これまた狙いがよくわかんね……。でも、見晴らしはよかったです。カフェもあったし。

それからもう一丁、「しまごと美術館」なるものがあって、生口島の外周道路周辺を中心に、全部で17の現代彫刻が配置されている。作家みずからここへやってきて、好きな場所を選んで製作したというサイトスペシフィックなアート。2~3個しか見てないけど、これはちょっと微妙だったかな。もう20年位前に作ったみたいだからな。これもかなり時代を先取りした試みなので、今もう一度やったらぐっとよくなりそう。

お昼ご飯は、名物のタコ料理屋さんでタコづくし。刺身、天ぷら、唐揚げ、タコ飯などなど、あらゆるタコ料理を食べたけど美味しかったなー。でもお店の人いわく、去年あたりからタコが全然穫れなくなってるらしい。原因不明らしいけど、温暖化なのか、潮流の変化なのか、そういうのってなんかとてつもなく困るよね。うーん、どうリアクションしていいかわからなかったわ。

とかなんとか、パラパラとしまなみ海道の名所やナイススポットを回らせていただきました。とにかく島、いちいち大きかったのをナメてましたわ。でも人は本当にどこも優しかったなー。まだまだ行ってみたいスポットがたくさんあるし、そもそもチャリに乗らずにいられるか!って感じだし、必ずやまた遊びにこよっと! なんか夏には生口島レモン共和国なんつー楽しそうなイベントもあるじゃない! 気になる!!!(行けないけど)

by april_hoop | 2013-05-24 00:00 | 旅情


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