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2013年 03月 07日
再見台湾其之六
再見台湾其之六_c0160283_2142422.gif再見台湾其之六_c0160283_21425442.gif再見台湾其之六_c0160283_2143898.gif実は台湾高鐵の台南駅は市街地から離れているそうで、駅の外にはなんにもなく、シャトルバスを利用。これ、新幹線の会社が用意しているようで利用が無料だったのはありがたい! が、どこで降りればいいのかわからない。終着駅は想定しているところを通り過ぎてしまうようなので、ガイドブックのマップと停留所をにらめっこしながら窓の外から道路などの情報をかきあつめて、なんとか予定していたらへんで降りられました。ひと安心。まずは低ルウ所前の延平郡王祠を見学。ここは台湾の英雄である鄭成功を記念した場所だそう。赤が眩しいぜ。そして孔子廟がある方に向かっててくてくと歩き始める。台南って、古都みたいな表現で紹介されてたからそういうイメージでいたけど、そこまで古都っぽい感じはないかなー。

で、孔子廟の向かいにある慢慢租車ていうレンタサイクルがあるというのでそこへ行く。4時間で100元、8時間で200元だそうなので4時間借りることに。わーい、チャリがあると行動範囲が数十倍に広がるので大好きである(台北にもレンタサイクル最近増えているらしい。パリのvelibみたいなのもあった)。手始めにやったことは、両替。両替所ない?って聞いたら銀行を教えられたので、本当に普通の銀行窓口で順番待ちの発見して両替することに。海外でこんなの初めてだわ。それもまた旅。

さーてお金の不安もなくなったところで、出発だー! 特に目的地も決めてないしガイドブックにもあんまり情報乗ってなかったからとりあえず繁華街っぽいところを目指してく。やっぱり古都って感じも田舎って感じもあんまりしないかな。台北に比べたらそりゃ都会じゃないといっても、普通の地方都市って感じに見えるな。でも路地に入るといい感じに昔っぽいレトロな風景がちらほらと見える。とりあえず腹減ったからメシ食うぞーと思ってたら、なんかいい具合にヤレた屋台に毛が生えたくらいのそば屋を発見したのでここでお昼にすることに。何麺というのかわかんないけど魚の天ぷらみたいなのが入った麺で60元です。外のテーブルで食べながらガイドブック見てたら「日本の方ですか?」と男性が相席してきた。なんでも上海に務めていてもうすぐ帰国するということで今、近隣を旅行しているんだそう。中国語ペラペラの方でした。こんな一期一会もまたひとり旅ならでは。ひとしきりお話してグッドバイ。またどこかで会いましょう。

さて、このお店の周り、ちょっとおしゃれスポットあったよ。古い建物をリノベーションしたカフェは無茶苦茶オシャレだったのでここで食後のお茶しつつ今後の方策を練る。さらにその横には謎の行列をする蜷尾家というソフトクリーム屋さんがあり、リンゴ味のやつ頼んだら確かに美味しかった。などなど。台南の人からするとこのあたりは観光エリアだそうだ。てことでこの後どうするかは、先ほどの日本人の人が向かうという海側の安平というエリアに行くことにした。たいした距離じゃないと思ったけどレンタマママチャリだと20分以上かかったな。さっきの人、歩いて行くって言ってたけどそうとう遠いな。。

ツリーハウスと呼ばれる場所があり、まずはそこへ。なんかカンボジアの遺跡のようなルックスで、もともとここはイギリス人の貿易会社だかだそうでその全体をがじゅまるに覆われているというもの。がじゅまるの規模がすごかったな。中はもうもぬけのからなので、建物としての原型はほとんどないんだけどね。カフェとアート作品までありました。ここの向かいの小学校で運動着の小学生がドッヂボールしてて萌えたな。お次は海沿いに行き、安平老街と呼ばれる古い街が残るエリアへ。なるほどここは古都っぽい感じがある! 細く曲がった路地と、明らかに古そうな建物。いくつかの寺院や廟。これはフォトジェニックやでー、なのにカメラがないぜー! 

てことでフラフラと街をめぐってそろそろ帰る時間が近づいて来たので自転車やへ戻る。なんか、台南て信号無視多くないか? 人やチャリだけじゃなく、バイクとかクルマもちょろちょろと。ま、まあ、事故らなければいいのか。自転車の運転は、なかなか簡単じゃなかったです。車道を走ることになるんだけどバイクがとにかく多いのと、慣れない右車線てことでね。自転車慣れしてない人にはあんまりおすすめできないかも。コツはビビらずに強きで行けって感じだったかな。中心部に戻ってから、ローカルのほうの台南駅も見に行ったのだけど、ものすごい交通量だったわ。排気ガスすごいってのはホントだなー。てことで無事にチャリを返し、高速鐵道駅までのシャトルバスを待つ。いつくるかわかんなかったけど、いちおう新幹線の時刻には合わせてくれてるみたいで、乗りたかったやつの出発10分前くらいに到着。帰りの新幹線とくればもちろんビールとお菓子を用意して一杯ひっかけてひと眠り。短い時間ではあったけど、台南ぶらりひとり旅、楽しかったです。またじっくり行きたいぜ。

by april_hoop | 2013-03-07 00:00 | 旅情


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