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2013年 01月 06日
感想_ちはやふる(15)(16)(17)
感想_ちはやふる(15)(16)(17)_c0160283_22324418.gif感想_ちはやふる(15)(16)(17)_c0160283_22325654.gif感想_ちはやふる(15)(16)(17)_c0160283_2233852.gif正月はやっぱりカルタから。『ちはやふる』15〜17巻読了。団体戦決勝で、痛めた指が気になって集中できない千早。山城理音の感じについていけず、徐々に差が開く。その他のメンバーも、強豪ぞろいの富士崎相手にじりじりとリードを奪われるが、諦めない心でチーム一丸となり、徐々に差を詰め、ついには逆転。3勝2敗で悲願の優勝をとげる。翌日は個人戦がスタート。千早は左手で臨むが、準々決勝でクイーン若宮相手に完敗。決勝は新vs若宮。超ハイレベルなA級同士の対決を制したのは新だった。そのほかB級では太一が、C級では机くん、D級で筑波が優勝する。
BE・LOVE|ちはやふる|作品紹介|講談社コミックプラス

盛り上がった全国大会も一通り終了ー。さくさく進んで楽しかったです。だけど、毎回言ってるけどさくさく進みすぎだと思うんだよな。なんか読み終わって印象に残るシーンや台詞ってのがどうしても少ないのだよなー。もうちょっとドラマツルギーに寄った展開があってもいいと思うのだよ。たとえば山城理音もそう。クイーン戦がこのあとに控えている以上、彼女はこれからも出てくるキャラだろうし、もう少し掘ったほうがいいと思う。そしたら次に出た時にまたそれが二重三重の意味が出てくるんだから。そもそも恵夢たんとの差別化が足りないよ(顔以外)。ふたりとも速くて何考えてるか読めないで共通し過ぎでしょ。まあクイーン戦では新キャラのかませ犬ってことになるんだろうけど、だとしてもねー。

それに太一もそうだし、机君とか筑波の決勝はせっかくだから話数とって描いてほしかったなー。そこ端折られると団体戦であれだけチームを強調した意味がなくなっちゃうというか、やっぱり個が立ってこそのチームカラーになってくると思うわけですよ。そこが弱いから、いくら美味しいシーンがあってもとってつけに見えちゃうのです。彼らが何をしてきたかが読者に見えてないからねぇ。もったいなや。

さて千早の強さインフレがどのくらいまで来ているのかいまいちわかりませんが、新のことを好きだと自覚してはたして次のステージはどうなるのか。ちなみに左手使いってのは先のヒントになりそうだよね。バトルものなら両手使いへと進化していきそうだけど、さすがに邪道過ぎるんでしょうか。そういうプレイヤーが実在すればいいのだけど。でもって太一覚醒モードでまた千早が動揺三角関係勃発ってのはあまり見たくないところですけど、ガールズコミックとして待望の恋愛モード突入(実写化にはこのへんのエピソードほしいはず)。いや、『恋は五・七・五』ノリでいけばそんなのは必要ないはず!

楽しいけど人にオススメするほどではないっていうところ。カルタの実戦を見たことないってのもけっこう大きいのかも。結局細かいルールわかんないから、いまいちマンガでもどういう状況で何が起きてるのか把握できてないんだよね。そんなよくわかんない感想だけど続刊も読みますー。

by april_hoop | 2013-01-06 00:00 | 出版


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