2012年 10月 06日
近江のアートなおとぎばなし01
c0160283_0294428.gifc0160283_0293738.gifc0160283_0292827.gif行って来たぞー、琵琶湖への旅! その目的は、今年5回目の開催を迎えた「BIWAKOビエンナーレ」。ビエンナーレ(2年に1度)を名乗りつつも実際には2001年に始まり、2004、2007、2010ときて、ようやく今回は正しく2年に1度の開催となった不思議な現代芸術祭。他の同種のものとの違いは、行政や企業の主導ではなく、ディレクター中田洋子さん個人の発信から始まっていること、だそうだ。会場は、琵琶湖の東、近江八幡です。
BIWAKO BIENNALE 2012

朝イチで東京を出て新幹線で名古屋経由の米原で下車、新快速に乗り換えて近江八幡駅へ〜。短パン長袖スニーカーだと、さ、寒いな…。ま、まあいい、とりあえず駅ほど近くのホテルはちまんに荷物だけ預ける。会場まではバスがいいとあったけど、歩いても20分あれば行けそうだったので、得意の町のサイズ感と景観が知りたい欲求にまかせてウォーキング。しばらくは普通のローカルな景色が広がっていたけど、あるところから一気に昔町モードにトリップ! そうこのあたりは景観保存指定されているエリア。

なんでもこのあたりは、「近江商人」と呼ばれたあきんどたちの町だったそうで、かなり立派な家が並んでるのね。感じとしては、川越みたいな印象。だけど観光客向けのおみやげ店が並ぶようなところはほとんどなくて、道は広々、人はまばらというところ。住んでいる人はたくさんいるおんい、不思議と生活感はなくて、なんともいえない独特の浮遊感というかトリップ感あったかな〜。でも、わずかにある商店では、これが近江商人か!ってくらいの商売っ気を発揮してたけど。その勢いに負けてポン菓子買ったわ。ポン菓子って、ポンどころか「ドカン」つってできるのね。

さて!とかなんとかウロウロ遠回りしちゃったりしながら、いよいよメイン拠点の天籟宮(てんらいきゅう)に到着! ここもかなり年期の入った古民家を、カフェにしつつ今回の拠点にした施設。パスポートは2000円で購入。まずはここにある展示を見て回る。今回のテーマは「御伽草子」。前へ進みすぎた現代への反省を含めて、足を止めて太古の物語に耳をすますように、アートが紡ぐストーリーに想いを馳せてほしい、というようなこと(やや意訳)。

確かに会場となった古民家たちには、もうそれだけで相当なストーリーを吸い込んでいる。そんな家が建つ町にも物語がある。この地域にも歴史があって…という連綿と続く時の流れを感じながらのアート鑑賞。各作品は、必ずしも展示場所と紐づいているわけじゃなかったけど、それぞれの世界の中で輝きを放っていました。ハコの存在感が強いからか、作品のパワーをすべて家が吸収しているようにも感じたな。そのくらい立派だったよ、近江商人屋敷たち。

という前置きはともかく、なかなか興味深い作品もいっぱいあったよ。2Fの川北ゆうさんの作品は美しく、サークルサイドの陶器の造形も好み。佐藤綾の謎の物体もおもしろかったな。全作品通してもかなりのお気に入りは、手紙を書く行為を促した作品。フォトジェニックだったしねー、思わず手紙書いちゃったよん。とかなんとか、そんな感じでのんびり楽しみながらの琵琶湖旅はまだ始まったばかり〜。
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by april_hoop | 2012-10-06 00:00 | 旅情


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