2012年 09月 16日
うつぐみの竹富へ(前編)
c0160283_003552.gif沖縄離島出張、石垣港を夕方に出る船で最終目的地の竹富島へ。ちっちゃいフェリーでわずか10分ちょいで着いちゃうもんなんだね。17時だか17時半過ぎについて、宿に荷物を置いたらとにかく夕日を拝見しに行くことに。目指したのは、夕日スポットとして知られる西桟橋。古くはここが船着き場だったらしいけど、今はその機能を失って、名残を留めるばかり。けどこれが美しかったのなー! 真西に向かって伸びる1本の桟橋、そしてその周りにもの言わずに広がる海。おそらく昼間は真っ青な透明だったであろう海面が、今はオレンジに染め上げられて静かに寄せては返す。これは見とれてしまう! 見上げれば空に浮かぶ雲も形容しがたい色に染まってやがる。

竹富は、石垣と近いゆえに日帰り客が多いんだそうで。なので、17時だか17時半だかの最終の船が出たあとは、ぐっと静かになるらしい。のだけど、その残った人が全部きているのかどうなのか、西桟橋はけっこうな人手だったわ。でもこんだけ綺麗なら当たり前。というか竹富に泊まっておいてこれを見ない手はないね。いやーもうこれだけで胸熱。

竹富島は小さな島で、周囲はおよそ9km。中心に集落があって、3つに別れているらしいけどその境目はよくわかんなくて、まとめてひとつでは?って感覚。全部めぐって歩いてもおそらく1時間かかんない規模で、集落の周りをぐるっと環状道路が走っているけど、1周はチャリで20分レベル。クルマだと5分以内だけど、島にはレンタカーがないのでクルマに乗るのは送迎くらいだろうね。ちなみに島人がクルマを買うにしても、公民館(が、島のもろもろの決定機関らしい)の承認が必要だそうよ。もういっちょちなんでおくと、ガソリンスタンドは13時から30分だけ開くそうだ(定休日を聞き忘れちまった!)。

それにしても、さんざん写真や映像で見てきたこの古きよき集落の佇まいよ! 赤瓦の屋根、サンゴの石垣、そして白砂の道のトリプルコンボに萌えまくり! シーサーも一軒一軒形が違って、しかもレトロで味があっていい感じだわ。これが沖縄の原風景ってやつかー。この作りは、台風の多い沖縄で暮らすために改良を重ねてできたものだそうで、今はその景観保存のために、この建築方法以外は許されないらしい。その決まりが出来る前に作っちゃったコンクリートの建物もなくはなかったけど、そうやってみんなで島を守ろうってのは大事な試みかもね。あと、建物は基本南向きだそうで、これは南風が多い特性を活かして、その風を取り込んで涼しくする工夫だとか(コンクリじゃ暑くてしょうがないってさ)。石垣の高さも風が入るようにしてるそうだ。先人の知恵ってやつですな。

そんな風景を一望するには、集落の真ん中らへんにある「なごみの塔」へ。高さ僅か20mちょっとながら、島の最高地点てことで、この赤瓦の屋根が見下ろせるロケーションは島内でここだけ。俯瞰したような写真はほぼ間違いなくここから撮ってるってことね。でこれがまたやたら狭い急階段の上に展望スペースがあって、人ふたりギリギリ。くだりは慎重に降りないと事故るレベル。でもこのビューはマストで見ないと駄目ね。島の美しさを実感できるポイントだよ。遠くは海まで見えて気持ちいい。ま、観光名所の乏しい島だけに、みんなここめざしてくるから、朝からけっこうな行列しますけども。なのでひとりであんまり長居するわけにもいかないのが玉に瑕。

とかなんとかで日は暮れて、夜には星空が広がって、天の川もよく見えて、ああ本当にここは素敵なところです。明日も早起きして島めぐり。もっともっとこの島の素顔が見たい!
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by april_hoop | 2012-09-16 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
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