2012年 09月 01日
感動_越後妻有アートトリエンナーレ2012の1
c0160283_185481.gifc0160283_19351.gifc0160283_191216.gif会期スタートからはや1ヶ月以上というか、残り15日とかじゃんか!の大地の芸術祭!! ようやく参戦っ! 誰かが行ってきたつー話を耳にしてはやきもきしていたよ。出会いは3年前、前回トリエンナーレで完全に魅了されて以来、冬の雪景色を見に行ってみたり、毎年のように訪れて、そして今日2回目のトリエンナーレ参加です。この芸術祭の基本コンセプトは「人は自然に内包される」というもの。魅力をひとことで言えば、自然とともにこの地に暮らして来た人の姿がアートによって光を当てられ、大いなる自然、人々の知恵と営み、それらの美しさが深く沁み入るという、到底ひとことじゃ言えない感じなわけですよ! まあこればかりは実際に足を運んでもらわないと説明しづらいのだけど、それでもオレの心のノートをここに広げさせていただきます、勝手に。
大地の芸術祭の里

基本的な営業時間は10時〜17時半(屋外展示は何時だろうが観られる。その他一部もう少し遅くまでやっている施設も)なので、東京を6時に出発。フィット(もちレンタカー)を駆って関越道をひた走って(首都高の工事渋滞で超イラついた)塩沢石打ICを下車し、中里方面をまずは目指す。今日のプランは中里エリアの新作をまずはさらって、津南をひととおり巡り、そして十日町周辺を最後に回って十日町宿泊。この計画はかなり完璧に思えたのだけど……結論、全然時間足りなかったー! だって作品がいちいち楽しくて、これはどういう意図で作られたんだろうと思考にふけったり、あちこち触って遊んだり、右から左から写真撮ったり、そうこうしてたら時間があっという間に過ぎて行くー! そしてお昼含めた休憩時間を想定し忘れてました。

前置きが長くなったけれど、まず最初に「うつすいえ」へ。中心から外れた作品だし特に有名でもないから一番乗りだろうと思ったら、すでに先客が大勢いてびびったのはさておき、楽しい作品だったな。床下はアクリル張りになってすけすけ、そこに反射しているのは天井からぶら下がる無数のLEDライト。その他に、ワークショップでつづられた誰かへの手紙がインストールされている。襖にも絵画があったりして、過去の記憶や手紙に載せられた想いがさまざまに浮かび上がるような作り。やっぱり空き家プロジェクト作品には安定した魅力があるんだよね。打ち捨てられた寂しさと、かつてそこにあった温度、そういうのを作家がどういう視点で掘り起こすのか。一発目からいい感じです。

続いて、佐久島や瀬戸内にも作品がある青木野枝さんの鉄の輪っかが連なった作品。水滴や、空気など目には映らないものまで鉄という無機物で構成する彼女の作品は、鈍色でありながら柔らかさがあって不思議。苔むした小さな社との絶妙なコラボっぷりは、妻有という土地と密接につながってると思いましたわ。その後、「中里かかしの庭」を横目によく知られた「たくさんの失われた窓のために」を拝見。今日は夏空が広がっていて、この窓枠もゆれるカーテンもよく映える。お向かいには小原さんの生け花作品「芯木」が。思ったよりワイルドだったけど、これもおもしろいね。

ってこのペースでレポートすると全然終わらないのでもう少し端折っていかねば。というこちらの都合はさておき、棚田の稲がいい感じに実っていて、すばらしい景色が広がっている。これを見るだけでとても興奮するのだ。実家のそばには田んぼはけっこうたくさんあったから、見慣れたもんだと思っていたけれど、この棚田というロケーションはひと味もふた味も違う特別なもの。ぜひそれも一緒に味わってほしいもんです。
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by april_hoop | 2012-09-01 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
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