2012年 04月 13日
草間さんやっぱ凄い人ね
c0160283_21333167.gif『美術手帖』の4月号は草間彌生特集。ミーハー的に好きな草間さんをもうちょっとちゃんと知りたいなーと思って読んでみました。すごく面白かったぜ。
美術出版社 | 美術手帖 2012年4月号

前に『Pen』の特集でおおまかなアウトラインを知ってたつもりだけど、それをより深く補強できた感じの特集でした。今、イギリスのテート・モダンで個展が行われてて、世界の現代美術館を巡回する日本人アーティストは初めてだそう。これまでは海外での評価は日本ほどじゃなかったとかいうけれど、これで決定的に高まったそうだ。いやー夏にやっててくれたら絶対に観に行ったのに残念。そこを入口に、生まれてからの履歴を年代ごとにまとめてある感じ。外国人キュレーターや、日本で草間さんと契約している太田さんとか、そういうプロが語る草間さんのことも、より彼女を知る助けになって面白かった。

そもそもは心の病気からスタートしていて、内なる自分との戦いとしてスタートした絵画。やがてそれがなにか外のものと戦うようになり、アメリカではおそらく異文化や孤独と戦い、日本に戻ってからも評価されるまではさまざまなものと戦ってきたに違いない。それを創作ですべてねじ伏せて、確固たる地位を築いた今は、その戦いはグローバルなものになった。つまりは愛と平和、である。自身の平穏を求めていた少女は、今、アートをもってして世界中の平和を願っているのである。

80歳を過ぎてなお衰えない創作への意欲。死んでも描き続ける、そして描き始めたらあっという間に作品を仕上げてしまうというそのクリエイティビティに心底惚れるぜ。水玉ひとつとっても、ただポップなだけじゃなくて意味があるんだよなぁ。新作も発表している『草間彌生 永遠の永遠の永遠』が大阪からスタートして、なんと明日から埼玉の埼玉県立近代美術館に巡回するってーじゃないか! これは絶対に行かなくてわ〜。 さらに夏にはルイ・ヴィトンとのコラボレーションも発表されるというではないか!! これも絶対要チェッキン!!!

いやーもう目が離せない。今年開催で草間さんが出品するというキエフ・ビエンナーレにさえ行きたいわ。どうでもいいが電車でこの本出すと目立ってしょうがなかった気がするんだぜ。

by april_hoop | 2012-04-13 00:00 | 出版


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