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2012年 03月 31日
感想_宇宙兄弟(3)(4)(5)
c0160283_919661.gifc0160283_9192040.gifc0160283_9193887.gif立て続けに3〜5巻を。宇宙飛行士になるための第三次試験にのぞむ六太。残ったのは15名。完全に目隠しされたバスで長時間移動し、たどりついた隔離施設。宇宙船を模したその中で、3つの班にわけられた六太たちは、JAXAから出された課題をこなしていく。完全な監視状態、閉鎖空間、そして宇宙飛行士になるためのライバルたちとともに。時計が壊れたり、謎のアラームが鳴ったり、予期せぬ事態に陥りながら、2週間がたち、次の試験に進むものが決まった。
モーニング公式サイト - 『宇宙兄弟』作品情報

いやー本当に楽しいですね。登場人物が増えて、群像劇っぽくなってきました。集まったのはみんな宇宙への憧れを持った連中で、それぞれの背景にあるエピソードが小出しに語られていきます。六太と同じ班になったせりか、福田さん、古谷、新田たちはタイプが全然違うけれど、みんな憎めないやつです。タイプは違えども、ゴールが一致しているというのがポイントだよね。スポーツ漫画でいうところの勝利、と同じようにここでは「宇宙飛行士」になるというゴールが明確。宇宙への憧れというスタートと、宇宙飛行士というゴールが一致しているから、そこに至る過程が違ってても共同体になりやすいんだろうなー。題材の勝利だなー。

その設定を最大限に活かしたキャラ造形と語り。おっさんの福田さんにはおっさんゆえの悩みと強みがあるし、背の低い古谷の宇宙との出会いと今日に至るまでというのも泣けるぜ。宇宙に憧れるきっかけってのは、案外こういうもんなんだろうな。新田についてあまり掘り下げられなかったのは、この先があるからなんでしょうね。せりかの扱いもまだコメディリリーフ的。

てかちょこちょこ挟まれるギャグがキレている! バス運転手のヅラに始まり、カールのチーズの匂い、せりかとのとろける2分間、クールなTシャツに、奇声をあげる六太などなど、ギャグまでいかない細かいところまで笑わせてくれるぜー。夢があって笑いもある、なんて素敵なお漫画でしょう! なにやらアニメ版も始まったとかだけど、気になってきちゃったな。

by april_hoop | 2012-03-31 00:00 | 出版


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