2012年 03月 30日
感想_宇宙兄弟(1)(2)
c0160283_1581319.gifc0160283_1582260.gifこんな良い話だなんて知らなかった〜! 小山宙哉『宇宙兄弟』1〜2巻読了。ドーハの悲劇の日生まれの六太と、野茂が大リーグでノーヒッターとなった日に生まれた日々人の兄弟。2006年、彼らは夜の調査中にUFOに遭遇する。その日に誓った夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、2025年、日本人初の月面に降り立つ人になろうとしていた。そんな折り、六太は会社をクビになる。日々人から言われるまま、昔のカセットテープを聴くと、そこには六太が忘れていた日々人との約束が吹き込まれていた。六太はもう一度、宇宙飛行士になる夢を追いかけ始める。
モーニング公式サイト - 『宇宙兄弟』作品情報

映画観る前にちょっと読もうかな〜と思ってたけど、結局先に試写を観てしまいましたが、面白かったので原作に着手なのです。これ、ギャグマンガだと勝手に思ってたんだけど、全然違うじゃないか! 普通にすごく良い話じゃないか〜! で、原作も面白かったわー。映画ではちょこちょこ端折られているシーンにもナイスなディテールがけっこう詰まっているのな。テンポよくストーリーが進んで、2巻にしてすでに宇宙飛行士の選抜試験ずいぶん進みましたね。放火魔をやっつけて全米のヒーローになるくだりは映画にはなかったけれど。

さて、このマンガのよさは、第一にJAXAっていう全然知らない組織のことを知れること。やっぱり普通に暮らしてたら出会うことのない業界の内部とか裏事情をのぞけるってのは知識欲的にも楽しいし、宇宙事業だけあって最先端のテクノロジーかつ、専門性の高いいろいろがあってその世界に触れるのは実に好奇心を満たしてくれるよね。宇宙飛行士の試験についてなんてまったく知らなかったし。しかも2025年設定で宇宙にも飛び出すとなると、コレは確かにマンガの専売特許ゾーン。目の付け所がナイスだぜ。

もちろん、それだけじゃなんともないんだけど、この宇宙兄弟のキャラクターもグッド。才能豊か、でも根本的に兄への敬意を持っている弟と、その弟にいつからか引け目を感じるようになっていた兄。でも六太にもいいところがたくさんあって、それを発揮していくのが気持ちいいし、素直に応援させてくれちゃうよね。

こりゃーこの先を読み進めるのが楽しみ。世間の流れからはだいぶ遅れてますが、キャッチアップしていきたいと思います。

by april_hoop | 2012-03-30 00:00 | 出版


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