2012年 03月 29日
本と紙と、物語と_24
c0160283_12311981.gifああ、まだまだやるべきことはあったよ! ついこないだ洒落乙雑誌少なくない? 求められてなくない? とか頓珍漢なぼやきんぐだったけど、全然オレの間違いだったー! てかもし、仮に売れるシャレオツ雑誌がなかったとしたらテメェで作れよって話でした。というのも『デザインノート』の「雑誌のデザイン」特集読んだから。
誠文堂新光社/商品詳細 デザインノート No.41

エディトリアルの著名なAD(アートディレクター)さんと、そのお仕事紹介で、エディトリアルデザインが生まれるまでのプロセスを掘り下げた特集。リニューアルして間もない『東京カレンダー』や、平林さんが生まれ変わらせた『GINZA』、森本千絵さんも出てくれば、『TRANSIT』の尾原さん、『ecocolo』『食べようび』『山と渓谷』などなど、好きな雑誌もけっこう出てましたわ。てかこの特集自体、2年おきくらいにやられているもので、わりとおなじみな面々っぽい。

でね、やっぱりいいデザインは緻密に作られているって思った。実際の現場がどうなのかわからないし、スケジュールと予算の制約は絶対にあるはずなんだけど、それでもこのアウトプットができているんだよな。売れ部数がどうかは見えないところもあるけれど、少なくとも今生き残っているわけだから、一定の価値はあるはずだ。自分自身、もっともっとデザインのことを勉強しなくちゃいけないと思ったし、いいものをもっとたくさん吸収してアウトプットできるようにならなくてはならないし、そもそもそういうスキルやテクニックの前に、何が何でもイイモノを作る!という大前提の気概が時間の経過とともに薄れてきていたかもと反省ですわ。

本質にあるのは、「伝える」ということ。雑誌媒体、紙メディアを通して、何を伝えたいのか。その本質を見失わずに、ではどうやったら効果的にそれを伝えられるのか。少し前まではこの「what」を考えるのが編集者の仕事で、そっからさきの「how」はデザイナーの領域って思ってたところがあるけど、伝えることがゴールって考えたら、きちんとhowにまで責任を持つ必要があるというか、そこまでデザインするのが編集者の仕事だなーと思ったわ。もちろんひとりでは限界があるし、自分はデザインの具体的手法を持たないからこそ、ADさんの力が必要不可欠なんだけど。全体の構成と流れ、各テーマごとのまとまりや強弱、そしてページごとの掘り下げとディテール作り。方程式はないからとても難しい作業だけど、だからこそやりがいもあるってものです。

あーやっぱ雑誌作りは面白いな。まだまだ頑張れそうです!
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by april_hoop | 2012-03-29 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
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