人気ブログランキング |
2012年 03月 21日
本屋行04_代官山蔦屋書店
c0160283_21485658.gifオープンからはや4ヶ月もたった代官山の蔦屋書店。今もまだまだお客さんひっきりなしで、これはすごく革新的なできごとよね。本屋はまだ死んでない! 嬉しいムーブメントです、ほんとに。
代官山DAIKANYAMA T-SITE

T-SITEガーデンとして、蔦屋を中心に生まれ変わった代官山の一角。蔦屋書店は、ツタヤの原点回帰と、大人の文化施設として、あえて「蔦屋書店」という名称を採用したんだそうだ。Tの字が組みあわさったファサード、中は木材をふんだんに使用して、モダンだけどナチュラルで、本がよく似合う空間になっている。

その中身は、なんというか、個性的な独立系書店をひとつに集めたようなお店、って感じ。意志をもって集められた本のデパートというのかな。コーナーごとがひとつの世界として編集されていて、例えば建築とか、旅とか、料理とか、映画とか、便宜上のカテゴライズではなくて、1つひとつにその色を出したディスプレイされているのがなんとも言えずいいですなー。雑誌も充実しているし、とてもじゃないけど半日くらいじゃ時間足りないね、マジで。今更言うまでもないんだろうけど、無数に本がある中で、どうやって書店という場でプレゼンテーションできるかが勝負なんじゃないだろうか。面白い本がないわけじゃない。ただ、読者まで届いていない。だとしたら、どうやっていい本を見つけ出して、そしてそれをどうやってユーザーに知らせるのか。口コミでもAmazonの推薦でもなく、本屋という視点からどうアプローチするのか。そのひとつの回答なのかもしれません。ただ量が多いだけではなくて、映画や音楽、文房具なんかと有機的につないであるのも、本だけを特別扱いしてなくてすごく良いと思うわ。

2F、「anjin」てフロアはカフェラウンジになっていて、ここはなんとかなりの数の雑誌のバックナンバーや合本が並んでいて閲覧可能。こんなのどうやって用意したんすか…って感じで圧巻。日曜の夜遅くてもかなりの人が入り浸ってたのもわかるわー。こんなところが会社の近くにあればいいのに…って何万人が思ったことか。着席してないけど、注文はiPadでするんじゃなかったっけ?

今ちょうど、『tools』っていうHUgEの別冊単行本と連動したポップアップショップも出てたりして、そういう仕掛け、企画イベントが多いのも今の書店のトレンドですよね。でもそれに対してちゃんとお客さんが集まっているんだから間違ってないわけよ。本だけで終らない世界、体験価値っていうものに紐付けられてるってことやね。

ツタヤってちょっと前まではただのレンタルビデオ屋ってイメージだったのが、ここまでの文化発信拠点になるとは、そのリブランディング力にも恐れ入るし、究極的にはそもそもの「蔦屋書店」としてスタートしたときの理念が残っているからなんだろうな。いやー週末は混んでるから平日にどっぷり入り浸りたいもんだわ。楽しい場所が、代官山にちらほら増えてますね。

by april_hoop | 2012-03-21 00:00 | 出版


<< チーバくんも、ペンギンもいる!      ギャルソンほしいものだらけ >>