人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2012年 03月 08日
OJIKA旅06_旅は人をつないでくれて
OJIKA旅06_旅は人をつないでくれて_c0160283_23473055.gifOJIKA旅06_旅は人をつないでくれて_c0160283_08244.gif野崎島より戻って、最後の昼食は平六寿司さんのお寿司が宿まで届きました。最後まで魚介尽くし! さすが島! 日本という国はたいてい海があって、どこ行っても魚が美味しいというのが本当に嬉しいわ(といいつつ帰って来ると肉食べたくなるんだけれど)。これにて短くて濃い小値賀島ツアーは終了。本当にいい旅だったな。

今回は県か国の助成もあってのモニターツアーということで、いろいろと小値賀島の観光資産を巡った形になるけれど、民家に泊まることとか、普通に島の食堂でのごはんとかもできればやってみたかったな。それはまた来る時にとっておくということで。アレックスカーの来訪によって島は変わり始めていて、おぢかアイランドツーリズム協会というのが立ち上がり、いろいろな施策をしているそう。内容は、いわゆる観光地化ではなく、島がもっている文化、風習をそのまま体験してもらうこと、島というものの存在意義や歴史的価値を知ってもらうことに重きを置いている。

基本的にはなんにもない島なのだ。いたずらに遊びにきても、大きな海水浴場があるわけでも、おしゃれなカフェがあるわけでもない。ただ島の暮らしに身を委ねて、時間を見送るように過ごすことができるだけの場所だ。観光資源は、人と島のすべて。だから、場合によってはお客さんをお断りして、ほかの島をオススメすることもあるんだそう。確かに、違った期待をもってこられてがっかりされては、お互いにいいことにはならないものね。メディア露出も媒体を絞って展開しているというから、かなり島を守ることを大事にしているんだな、と感じました。

その取り組みは全国的に見ても早いほうなようで、いろいろなところからの視察も入っているみたい。実は今回ツアーが一緒になった人たちに、長崎県庁で働いている面々がいて、彼らはプライベートで来ていたけど観光にかかわる部署で仕事をしているということで、半分仕事的な視点ももっていたもよう。ゆっくりお話する時間がなかったんだけど、おもしろい出会いだったな。FBでお友達になってもらったので、また長崎に行く目的ができたよ。

ちなみに帰りの船は時化にあたって揺れまくり。真っ直ぐ歩くことはほぼ不可能だったわ。ボクもなんだか少し気分が悪くなりましたわ。しかしそんなピンチを救ってくれたのは、島で買ったサキイカでしたw

福岡着は18時半くらい。博多でもう一泊したので晩ご飯探し。かつてお世話になった人が今福岡にいらっしゃるのでおすすめのお店を聞きました。天神の少し外れ、ぴょん吉さんへ。韓国人のマスターのようで、韓国料理×博多料理みたいな感じで、どれも美味かった! ちゃんぽんと、しそ餃子が最高。でもそれより最高だったのがマスターのキャラ。紹介できたんですよ、といったらテンションフルMAXになって握手で迎えられたわ。あと途中で他のお客さんが、遅れて来る人からの電話を受けて「マスター、お店の案内して」と電話をかわると、マスターはそのまま電話を持って外のどこかまで迎えにいってしまうという。その間、料理の提供がストップするわけですが、なんだかそれも楽しかったわ。あ、ビール×マッコリという白ビールを飲んだけど、うーんオレの口にはあわなかったな。シャンディガフ的ではあるんだけど。

ということで、2泊4日の福岡/小値賀島の旅。最高の思い出になりました!

by april_hoop | 2012-03-08 00:00 | 旅情


<< ドラマ_最高の人生の終り方(8...      OJIKA旅05_島に残る祈りの記憶 >>