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2012年 02月 19日
美食百花dish117_三茶に住んでないことを恨めしくすら思う
c0160283_294184.gifさまざまなカフェに足を運ぶし、素敵なお店は数あれど、このお店は別格。ちゃんと考えたことないけどパっと思いつく限りベスト。ごく控えめに言っても三本の指に入るんじゃないかと思う。去年の秋にオープンした、moon factory coffee@三軒茶屋(以下MFCで)。
ムーンファクトリーコーヒー…三軒茶屋 [カフェ] All About
↑参考記事。お店の様子やストーリーはこれで十分わかると思う。

古い建物の小さくて急な階段を上った2階。中の様子がわからないままにドアを開ける。1歩足を踏み入れた瞬間、ぶわっ!ってこみ上げて来るものがあるんだよな〜。わかるかなーこの感覚。もうすぐに、あ、ここ完璧だわ、って思うんじゃないかと思う。日中だったけどブラインドをおろしめにして、自然光が入りながらも明る過ぎない落ち着いたムード。それがアンティークの家具、コンクリ打ちっぱなしの壁とあいまって静謐な空間を生み出している。

でも、そういう要素をただ並べるだけでは同じ空気感は出せないんだよな、きっと。例えば席の配置。小物のあしらいかた。使ってるコーヒー器具。そういうバランスがすべてぴたりと同じ方向を向いたときだけに生まれ得る雰囲気というのが絶対にあるんだわ。MFCで言うと、絶妙に開いた席の感覚。お隣の話し声が気にならず、独りでくることに抵抗がない。暗めなのに閉塞感がないのはそのおかげ。無造作に、そして実に適切な量と質を保っている本たち。スノッブでもベタでもないのがいいし、コーナーごとに10冊程度が並んでいるのがこんなに心地いいとは知らなかった。短時間でどの本が並んでいるのか把握できるってすごく重要ね。本屋みたいなボリュームがあると選べなくなるけど、この10冊の中で自分がいちばん興味を引かれるものを選ぶのは、多分誰でもできるはず。もちろん手を伸ばさないという選択だってありさ。

とにかく独りで何時間でもいれそうな空間なわけだけど、とどめはオーナー高橋さんのお人柄に尽きるな、うん。常連さんとも、一見さんともわけ隔てることなく気さくに話しかける明るいキャラクター。というか、美人さん。帰るときにはドアまで見送ってくれるのも、過剰サービスなんかではなくとても座りがいいし、また会いに来ようと素直に思えるよ。最後になったけどコーヒーもスイーツも美味しいよ(値は張る。でも時間を買っていると思えば惜しくない)。食事はないけどいいでしょう。

三茶に住んでたら絶対通うわこれ。ことあるごとに行ってしまいたい、すばらしいカフェです。お近くの方(嫉妬するぜ!)はぜひぜひぜひに。

by april_hoop | 2012-02-19 00:00 | 美食


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