2012年 02月 02日
夢も現も。
c0160283_0582590.gif今週2度目の写真家・川島小鳥さんの写真展。今度は神田のプロラボさんの2Fにあるギャラリーでやってた合同展『トリプルファンタジー』。森栄喜さん、fumiko imanoさん、小鳥さんの3人の写真を展示。銀塩写真のよさを知ってもらうべく企画されたもので、コンセプトは「見にいらした方々にファンタジーな気持ちになってもらおう。」だそうだ。
写真弘社 :: アートグラフ・フォトスクール :::『トリプルファンタジー』 川島小鳥・fumiko imano・森栄喜
ギャラリーとは言うものの、実際は小さな会議室レベルのスペースで、真ん中にテーブルが置かれてて、展示中でも普通に打ち合わせが行われることもあるという注意書きがあった。スタッフさんもたびたび通り過ぎていったしw

さて。小鳥さんの写真は台湾で撮られたものですね。現地の学校のシーンがたくさん撮られていて、不思議な遊具で遊んでいるのかなにしているのかっていう子供たちがいたり、回旋につかまってる子がいたり、まあいろいろ。小鳥さんて何も言わずにすっとカメラ構えてパシャリと撮るタイプだから、撮られるほうもあんまり構えるヒマがないというか、だから素というか自然というかそういう瞬間を捉えられるのかなー。これは撮られている人に聞いてみたいもんだ、となんだか思ってしまったよ。

森さんは、若い男の子たちの写真。若い男をまとめた写真集もあるくらいなんだけど、なにげない部屋の中とかで撮られる写真は妙に色っぽいというか艶っぽいというか、普通っぽいのに色気がすげーあるのね。あの感じ、なんで出せるんだろう? スモーキーな光も男子っぽい。fumikoさんは初めて名前を聞いたのだけど、色々なセルフポートレートを撮り続けている方だそう。蟬の抜け殻と一緒だったり、ザクロ(?)の実と一緒だったり、かなりぶっ飛んでいてある種の怖さもあったなぁ。インパクトあったわ。

三者三様で、これが果たしてファンタジーなのかどうかは観る人の好きずきだと思うけど、ボクは圧倒的にリアルだなーって思ったよ。どれもこれも、ファンタジックに見えるかもしれないけれど現実なんだよね。そのとき、そこに、確かにあった瞬間であり世界。なのになんだかファンタジーにも思えるってのは、すごいことだよね。超今更だけど、写真て何撮ってもいいんだよなーと3人の作品を拝見して思いましたわ。世の中には写真家さんも、写真集もうなるほどあるけど、まだ撮られていないテーマってあるんじゃないかな、って思ったよ。具体的にはなんにも思いつかないけどさ…。

by april_hoop | 2012-02-02 00:00 | 文化


<< looking for ALD...      もう一度東北へ >>