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2011年 12月 20日
リアル"キンキー"ブーツ!
リアル\"キンキー\"ブーツ!_c0160283_1283715.gif表参道ヒルズでやってるヴィヴィアンの靴の展示をチラ見してきたー。来年が40周年とかで過去のアーカイブからヴィヴィアンを象徴する靴にフィーチャーした展示。ゴージャスなディスプレイに歴代の文字通りとんがった靴が並んでたわ。
VIVIENNE WESTWOOD SHOES, AN EXHIBITION 1973-2012 | Vivienne Westwood Japan
アレからもう5年かと思ったら6年か! 速っ!

これもうファッションというよりアートの世界だよね。とんでもないバカ高ヒールとか(ナオミ・キャンベルがランウェイで転んだというね)、猛烈デコラティブとか、おかしな穴あいてたり異素材すぎたり、とにかくすべてがtoo much。機能なんて完全に置き去りにした靴って言えそうにない靴たちだけど、これがヴィヴィアンの求めたフォルムなわけですよね。これで世界をねじ伏せたわけだからスゴイわ。御歳80! コンバースばっかり履いてるオレでごめんなさい。アヴァンギャルド&パンク万歳。

履けたもんじゃないけどなぜか気になる。これだけぶっ飛んだものが支持され続けたってどういうことなんだろうね。パンク全盛時代とピストルズというアイコンがかぶったとはいえ、それだけで40年やってけるもんだろうか。今やメインカルチャーとは言わないけど、英国から勲章までもらっちゃうほどの女王様になってるわけで、それはやっぱりバイタリティとかそういうのがあるってことなんだろうな。映画になっちゃう日も近そうですね。日本の若い子でも身につけている人見かけるし、新陳代謝もしている模様。矢沢あいの貢献度もあるんだろうか。

ただ期待してたより展示点数が少なかったなー。そしてもう少し80年代を厚めにしてほしかったよ。2000年代とかより昔のやつのほうが見たいじゃない、やっぱり。展示会場限定グッズも売ってたけどそそられるものはなし。てか入場料1000円は高かったなー。いいとこ500円でしょこの内容なら。ま、それがちょっとでもヴィヴィアンのクリエーションに跳ね返ってくれればいいんだけどさ。

by april_hoop | 2011-12-20 00:00 | 文化


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