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2011年 11月 28日
若かりし頃の草間彌生
若かりし頃の草間彌生_c0160283_2245473.gifあー2回目行こうと思ってたのに行けずに昨日終わってしまった。。「草間彌生 – Body festival in 60′s」。草間彌生の1960年代に焦点をあてて、当時の発言や作品と、さまざまな映像のアーカイブを集めたもの。ワタリウム美術館でやってて、ここは1回普通に入場したら、2回目以降無料で入れるパスみたいなの出してくれたから、安心してまた今度行けばいいじゃん!て思ってる間に時は流れてしまった。
watari-um - exhibition - 草間彌生展 ,Yayoi kusama

ご存知アーティスト草間彌生。オブセッションの塊みたいな人で、若い頃からいろいろ問題を抱えつつもぶっ飛んでいたというのはおぼろげな知識として持っていたけど、それが実際いかばかりであったかが展示されてました。2〜3Fは、アメリカへと渡る前に残している文章や、アメリカに渡ってからの言動、そして作品。そしてそして「ハプニング」! しかし映像はけっこうなボリュームがあるもんだから、また今度ゆっくりと思って端折ってしまった。激しく後悔。いやでも時間なかったんだ。。4Fは一面赤白のドットワールドの立体インスタレーション。これは新作だったかな? 美術館の外観もこのイメージのインスタレーションがされていたし、カフェの壁にもそれは及んでいた。やっぱりこのドット、ただのドットにしてただものじゃないインパクト!

こういう芸術家の衝動というか、作品への情熱みたいなのって自分にはまるでない部分だから、無条件に憧れてしまう。アート作品を作るっていったいどういうものなんだろう。無からのクリエーション。エクスプレッション。オブセッション。なにが彼女たちを焚き付けて、どういうプロセスであのアウトプットが生まれるもんなのか。しかもそれが多くの人の心を打つというんだからなぁ。と今更ながらの感想。とにかく理解を超越してることは確かで、ただただスゴイなマネできないなと繰り返すばかり。

日々の生活で、いろいろなものを受け取りはするけれど、それをアートに昇華するってのはやっぱり選ばれた人にしかできないように思うわ。凡作も駄作もオレにはそれすら生み出せないんだからな。今年から来年は、パリのポンピドゥセンターだ、ロンドンのテート・モダンだで企画展が組まれているみたいで、改めて世界レベルのアーティストなんだなーと。またなんか次の展示が待ち遠しいわ。次はもうちょっと勉強もしてちゃんと見るぞ。

by april_hoop | 2011-11-28 00:00 | 文化


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