2011年 08月 23日
ヨコトリ2011、その2
c0160283_1583595.gifc0160283_1584370.gif今回のヨコトリのテーマは「世界はどこまで知ることができるか?」である。世界を、ではなくて、世界は。主導権を持ってるのはうちらじゃなくて世界の側。この世には不思議なこと、信じられないこと、わけのわからないものがたくさんあって、というかそういうものばかりで、それはきっとどこまで行ってもわからないままのものたちなんだろうけど、そこにアプローチする方法を探してみようよ、みたいなことだと思う。そのきっかけをくれたり入口になるアート作品たちなのだ。それらがなかったら考えもしないようなことに気づかせてくれる。
ヨコハマトリエンナーレ2011 "OUR MAGIC HOUR"

さて、横浜美術館の館内深くへ。左右の作品を眺めながらグランドギャラリーの階段を右手にあがっていく。音声ガイドは無料貸し出しだったのでもちろんゲット。これがあるとないとじゃ理解度がまったく違う。てか現代アート、ノーヒントだとさっぱりわからないですからね。で、まずは映像作品と、パフォーマンスアートが。さらに隣には無数のスワロフスキーが床に散りばめられてた。その中にひとつだけダイヤモンドがあるらしいけど、もちろん見分けることができない。つまりは、本物とはなんなのか、を問いかけつつ、真実はひとつだけあるということも示唆する。うーん、世界は簡単には知ることができないぜ。

その先は写真左のランプがつり下げられている。これ、1つ1つがどこか(横浜市内だったかな)の子供部屋の灯りと連動してるんだそうで、部屋の灯りをつけるとこっちのが消える、という仕組みらしいけど真っ昼間だったから、こっちの電気が点きっぱなし。ちぇー。でも、一見不規則に見える点滅にも、実はその裏には仕組みや法則があるってことだな。世界ってやつはこれだから。その先には美術館所蔵の絵画展示もあれば、横尾忠則の三叉路を描いた作品も並ぶ。映像、立体、絵画、さまざまな作品がゆるいつながりを持って並んでいる。美術館だからこそできるインスタレーションかもしれない。

いろんな作品がありつつ、次に目を引いたのは写真右のシャボン玉の映像作品。それは決して割れることの無いシャボン玉を10分にわたって追いかけ続けている映像。割れるはずのものが割れない不思議は、つい惹き込まれてしまう。そもそもあれはシャボン玉じゃないのだろうか。私たちは先入観でものごとを決めつけがちだ。シャボン玉は割れるものである。割れないのはシャボン玉じゃない。果たしてそうなのか? そして岩崎貴宏の作った作品は顕微鏡で覗き込むもの。すると、まさかそんなところに!という場所に超タイニーで、超繊細な作品があるじゃないか! 肉眼で見たら糸くずにしか見えないような小さな巨人。圧巻だった!

と、たっぷり2時間くらいかけて見て回ったよ。なんならもう一周したいくらい盛りだくさんだったわー。ショップには、ここ限定のアイテムやガイドブックが。後で買おうと思ったのに忘れてしまった。てことで、ここから無料のシャトルバスに乗って次の会場を目指すのであった〜! まだ続くよ。

ヨコハマトリエンナーレ2011 その1 その3
[PR]

by april_hoop | 2011-08-23 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://aprilhoop.exblog.jp/tb/16764215
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< ヨコトリ2011、その3      ヨコトリ2011、その1 >>