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2011年 05月 15日
TRANSIT 4 TIME_ウィーン05
TRANSIT 4 TIME_ウィーン05_c0160283_818150.jpgTRANSIT 4 TIME_ウィーン05_c0160283_89543.jpgGW旅9日目続き。12時近くなってようやく街に繰り出しまして。まずはシュテファン寺院周りでおみやげウォッチ。ウィーン本を参考にしながらウロウロと。最初に入ったのはmannerってチョコ屋さん。観光向けって感じはあるけど、老舗は老舗みたい。なんか手広い感じするんだけど、ブリキ缶に入ったウェハース8個入りってのがリーズナブルで可愛かったのでまずはこれをチョイス。ウェブからは伺い知れない可愛さで、渡した人にも相当喜ばれはしたものの、そんなに希少なものじゃなさいだろうから申し訳ない気持ちも少々。でも味はよかったと思う。そのすぐ近く、派手なチェーン系のお店にまぎれてそっとたっていたAltmann & Kühneは同じくチョコ屋だけど最高にラブリー! パッケージが無茶苦茶ポップでガーリー。イラストもさることながら、本のようになってたり、引き出しになっていたり、箱としても心惹かれるプロダクト。値段も貼るけど、旅の出会いは迷うべからずの法則でつい財布の紐もゆるくなるよね。味はややビターな感じと、リキュールとかブランデー使ってるのかな?って塩梅の大人向け。買ったあとに写真撮っていい?って聞いたらオーケーしてくれたよ(載せてないけど)。

ペスト像なんかをなめつつもう少し行くと、高級食品店のJulius Meinlの登場。ここも世界中の心ときめくお菓子、コーヒー、その他いろいろが並んでて、半日楽しめるわ。このトルコ人少年みたいなアイコンがイカしてて、オリジナル商品のパッケージが素敵。ついインスタントコーヒーにコーヒー缶を買ってしまったもの。カップ&ソーサーまで手を出しそうだったけどぎりぎり踏みとどまったわ。カフェもあるし、ホントおすすめ。ウェブを見ると、そもそもはコーヒーロースターだったみたいね。145年て書いてあるから老舗だわ〜。ここもおみやげ探しにいいかも。ウィーンものじゃないものも多いけどね。

すっかりおみやげ抱えちゃったけど、そこから観光へ。てくてく歩いて建築家オットーさんが建てた銀行をかすめつつ、王宮を抜けていく。ここはぐるりと見回すのみ。うん、すっかり荘厳な建築に見慣れた頃合いだ。人間は慣れる生き物だ。さすが観光のメッカだけに人が多い。全身金色ペイントのゴールドセイント仕様のモーツァルト、口笛がやたら上手だった。そのまままっすぐ向かったのは、MQことMuseumsQuartier Wien。かつて厩舎だったという敷地を美術館&ギャラリースペースに大改築しちゃったというスペース。中央広場には、アートな椅子がちらばっていて思い思いに過ごせる…はずなんだけど、なんかフェスみたいなイベントやっててそれは出店の机に変わってしまっていたー。無念。

とりあえずお昼をと向かったのは、敷地の一角にあるCafé-Restaurant MILOへ。MQ内もあちこちカフェがあって迷ったよ。MUMOKこと近代美術館の裏にあったわ。ここ、今回の旅の参考書であるウィーントラベルブックのカバー写真になっているお店。ポイントはオリエンタルな天井ね! 自然光たっぷり、明るくて美しかったー。インテリアはわりとどうってことないけど、この天井だけで勝ち。ごはんは軽めにパスタいただきました。そうそうMUMOKの1階には本場のLOMOのショップが入ってたけど、フィルム3本14€で日本より高かったわ(日本は1050円だもの)。

で、MUMOKとレオポルト美術館を駆け足で鑑賞。MUMOKは現代アートで、うーん、難解といってしまうのは早計だとしても駆け足で見るもんじゃなかったわ。説明キャプションでも読めれば違うかもしれないけどドイツ語読めませんし。言葉で語るもんじゃないとはいえ、こういう鑑賞系のアートにはある程度背景を知ってないと難しいところもありますな。。一方のレオポルト美術館ではウィーンを代表する画家クリムトと、シーレの作品をたっぷり味わえて大満足。クリムトの画、すごく好きだなー。シーレもいい塩梅で。

by april_hoop | 2011-05-15 00:00 | 旅情


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