人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2011年 05月 09日
TRANSIT 4 TIME_ブダペスト01
TRANSIT 4 TIME_ブダペスト01_c0160283_239132.jpgTRANSIT 4 TIME_ブダペスト01_c0160283_2391458.jpg【VISIT #15/HUNGARY】

GW旅6日目続き。旅も折り返しやで。ブラチスラバ駅でシュニッツェルバーガーみたいなの買おうとしたら、売り子のおばちゃんが突如10分くらい消えた。なにしてんだ? 出発ギリギリに買えたからいいけどね。で向かった先は隣国ハンガリーの首都ブダペスト。昨日のユーロシティで、ブラチスラバから2時間半ちょっととかでした。ブダペストの東駅は立派な外観だったなー。古くて威厳があって。プラハの教訓を生かして、駅の外で細かく€をハンガリー通貨のFt(フォリント)に。1€=262Ftくらいでした。

まずホテルをめざすべくメトロを探すけど入口が全然見つからん! 全体的にブダペストは看板系が足りないような気がしたよ。わかりづらかったぜ。結局駅員さんに聞いて、スーツケース抱えながら階段を無駄に降りて登って降りてしてしまった。で、やってきたメトロが、超〜ボロ車両! おまけに節電日本を遥かに上回る豆電球のような車内照明。お、おそろしい…! 大丈夫かブダペスト!? 勝手に共産時代の暗い記憶をよみがえらせちゃうぞこら! でもボロ車両はどれも同じだけど、ここまで暗いのは最初のこの1回だけだった。ふう。でも無事にKalvin ter駅到着。出口の階段で連れのスーツケースを持ってくれるジェントルマンが登場。捨て台詞は「Enjoy Budapest!」。惚れてまうやろー!

チェックインしたのは、ダヌビウスホテル ゲッレールトていう老舗のそこそこ高級ホテル。今ツアー最高値の宿泊費でした。外観も老舗らしくカッコイイ! エントランスの回転ドアも、受け付けの設えとか鍵とか、全部品格ありまくり。でもこのホテルを選んだ理由はただひとつ、温泉があるから! 知らなかったけどハンガリーってば温泉大国なんだそうだ。で、このホテルにはオスマントルコ時代に作られた由緒あるホテルがあるっつーじゃないかね。日帰り入浴もできるけどいい値段するので、だったらいっそ泊まってしまえってね。

ホテルに荷物を置いてひと息ついたらすぐに温泉へゴー。昼間ブラチスラバの雨に打たれたのもすべては温泉効果を倍増させるために違いない。部屋からは水着+バスローブ+タオル持参で浴場へ。システムはよくわからないけど、温泉受け付けで腕時計型のICキーみたいなの渡され、入口でそれをピッとやって入場。脱衣場みたいなところに個室もあるけど、ロッカーっぽいのは見当たらなくて戸惑いつつ、えいやで浴場に。コート掛けみたいなのがあったのでそこにバスローブをかけ、シャワーをあびていざ入浴。の前に困ったのが、部屋の鍵をどこに入れていいやら。わかんなかったから、バスローブのポケットに入れっぱなしにしちゃったよ。おかげでバスローブからあまり目が離せない感じにw

そんなことより、素敵だったー! さすがオスマントルコ時代だねい、オリエンタルな意匠なんだよねー。でも窓はステンドグラスが入ってたりして。大きく右が38度、左が36度の浴槽。みんな思い思いに浸かってますなー。外国人に囲まれて入浴なんてエキゾチックやわ〜。地元の人は本当に本を持ち込んで入浴してたり、外来だとふんどしみたいなの貸されてたり、まあとにかくいろいろで面白いのなんの。あと、外人はすぐ泳ぎたがるのね。顔つけてドボンですわ。この湯に顔はつけらんないなぁ。さらに驚いたのが、風呂の中でおもむろに水着を脱ぎ、全裸になってから潜水で泳ぐ白人おじさま。目の前を白いサメが通り過ぎた!と思ったらその人でした。風呂の淵に残る黒い塊、否、脱ぎ捨てられた水着…。

いやーこりゃもう温泉を通り越したエンターテインメント。高いお金払ってるかいもあるってもんだわ。

by april_hoop | 2011-05-09 00:00 | 旅情


<< TRANSIT 4 TIME_...      TRANSIT 4 TIME_... >>