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2011年 03月 12日
東日本大震災2日目
7時に起きてテレビをつける。夜通し余震が続いたどころか、長野、新潟が震源になっている地震まで起きている。いろいろな状況が明らかになりつつある。

まるで世界が別のものになってしまったように感じる。時間はあるのに、なにをどうするべきなのか考えがまとまらない。そわそわして仕方がない。自宅に帰ることができ、ライフラインも安定していて、実質的被害は受けていないのに、昨日の揺れの恐怖が拭えない。被害がないのにこれなのだから、これ以上の揺れを体験し、そして避けようのない酷い被害を受けた人たちのことを思うと、どうしようもなくなる。こんなことを書いている場合でもないのかもしれないが、今の気持ちを忘れたくないから書くことにする。

たまたま東京ではなかったし、自分ではなかったけれど、これがいつ自分に起きてもおかしくないのだ。それは絶対に。あの最初の揺れのときに、覚悟というほど強いものじゃないけれど、これで終わりになってしまうのかもしれない、とまでは思った。もちろんそんなのは絶対的に嫌だけれど、誰だって嫌だけれど、避けようのないことがある。

日中は外出しなかった。とにかく自分のリズムを立て直さないといけないような気がして、被災地の方には申し訳ないけれど、洗濯をし、食事をし、映画を見て、過ごした。でもまだちっとも落ち着かない。夕方スーパーに出る。パンやカップ麺の類いは売り切れている。

一体どうしてしまったんだろう。自分にはなにができるんだろう。ネット上でさまざまな情報があふれている。節電のすすめ、寄付について、その他さまざまな意見、願い、祈り。何もできないことが怖いけれど、今は待つしかないのかもしれない。できることがあるのか、ないのか、わからない。まだ、テレビとネットで間接的にしかものを見ていない。

まずは、自分のことをきちんとする。いつまでもそわそわしてる場合じゃない。明日や明後日に終わることではない。できることを見つけたら、必ずやろう。「pay it forward」だ。

<3/13朝>
地震発生から40時間過ぎてもまだ余震が1時間に4回くらい起きている。まだ予断は許さなそう。そして私はいつまでも一人で自宅にこもっているのもよくないのかもしれない。人に会って話がしたい。せめて人のいるところに行ってみよう。

by april_hoop | 2011-03-12 00:00 | 私事


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