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2011年 01月 19日
春は映画がにぎやかで。
春は映画がにぎやかで。_c0160283_8371094.jpg先日ゴールデングローブ(以下GG)賞が発表されましたなー。作品賞は公開中の『ソーシャル・ネットワーク』が監督賞、脚本賞、作曲賞とあわせて受賞! こりゃオスカーも本命になるんですかねー。実際オモロなのでぜひぜひ。
AXN - 海外ドラマチャンネル|2011年・第68回ゴールデン・グローブ賞 受賞結果

2月のアカデミー賞の発表に向けて、日本でも候補作品たちが年明けからGWにかけて続々と公開されてくのが本当に楽しみ。そのタイミングにあてこんだか、『FRaU』は確かいつもなら年末に組む映画特集を年明けにぶつけてきたなー。けっこう正解かもしんない。中身はこれから公開の有力作品と、去年公開映画の中からのセレクション、それからイケメンやらインタビューやらって感じで、映画好きならつい楽しくなっちゃうコンテンツばかり。映画の趣味は人それぞれだから、いろんな人のベスト10を観てるとこの人趣味合うーとか、全然合わんわとか、思わずひとりでぶつくさ言ってしまいそ。
FRaU わたし、フラウ.com
表紙は山下君のため抜き取られてます。『あしたのジョー』ですごい体になってます(伊勢谷君はヤバすぎボディですので映画を要チェック)。

2月にはイーストウッドの新作『ヒアアフター』も開くけど、本命は『英国王のスピーチ』。コリン・ファース(GG主演男優賞!)がジョージ6世に扮し、吃音という障害を克服してく様を描きます。表に出ない実話だけに説得力あるし、こっちがオスカーでもいいくらい面白い。それから去年のオスカー候補作だったコーエン兄弟の『シリアスマン』が1年遅れでようやく公開。らしい不条理にのまれる主人公が哀しくもおかしいです。ポスト・イーストウッドとも評され始めたベン・アフレック監督主演の『ザ・タウン』もめちゃおもろいクライムサスペンスでおすすめ〜。

3月はカンヌを制した『ブンミおじさんの森』が気になる〜。し、ジョニー×アンジーの『ツーリスト』もはたしてどんなものなのか。飛行機で観て楽しかったウェス・アンダーソンの『ファンタスティック Mr.FOX』もよ〜〜〜やく公開。待ってました〜、絶対もう一回観るぜ〜。GG賞で助演男優女優を制した『ザ・ファイター』も公開しますな。あと、イギリス文芸もので『わたしを離さないで』も注目。キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイのアンサンブルで、不思議な原作の設定をそのまま焼き付けた味わい深い映画になってるので。

さらに4月は待望のソフィア・コッポラ最新作『SOMEWHERE』登場! ハリウッド育ちならではの切り口で家族のあり方を問いかけてます。万人受けはしなそうだけど、余白の取り方は相変わらず。評価の高い『ブルーバレンタイン』も、かなり痛いけれど映画力は最大級。ライアン・ゴスリングが本当にいいんだわ。大好きだわ。ミュージカル・コメディ部門のGG賞と主演女優を制したのは『キッズ・オールライト』。コメディ部門なんていうからおもしろ家族の話かと思ったらしごくまっとうなヒューマンドラマじゃんね。これもキャストがすごくよかったし、爽やかな風通しのよい話でおもしろかった。で、目下いちばん観たいのがドラマ部門主演女優に輝いたナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』ね。どんな話か知らんけどこの映画で出会った振り付け師と結婚・妊娠とプライベートも充実させたナタリーに早く会いたい!(スクリーンで)。

とまあここに上げ切れないほど注目作、必見作が目白押しで、本当に春の映画界はにぎやかで楽しいな〜。おまけで、ジャック・ブラックの『ガリバー旅行記 3D』なんてのも恐いもの見たさで気になりますネ! 手前味噌ですが、2010年度のマイベスト10はコチラヘドウゾ

以上、「見つかる! エイプリルのベストシネマ」のコーナーでした。

でもその影で、恵比寿ガーデンシネマの休館とか、シネセゾン渋谷の閉館とか、さびしいよなぁ。。日本未公開の映画も増えてるし。なんとかならんかねぇ!

by april_hoop | 2011-01-19 00:00 | 閑話


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