人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2011年 01月 04日
感想_ちはやふる(5)(6)(7)
感想_ちはやふる(5)(6)(7)_c0160283_9584387.jpg感想_ちはやふる(5)(6)(7)_c0160283_9585235.jpg感想_ちはやふる(5)(6)(7)_c0160283_959050.jpgいよいよスポーツ漫画! 末次由紀『ちはやふる』5〜7巻読了。千早の団体戦はまさかの途中棄権で終了。そして始まった個人戦、現クイーン若宮詩暢との対戦が決まる。あまりにも速く、鋭く、正確なクイーンのかるたに手も足も出ない千早。対戦が終わってなお、彼女の幻影が千早を追い立てる。引っ張られるように部員たちも、そして新もそれぞれに高みをめざす。
BE・LOVE|ちはやふる|作品紹介|講談社コミックプラス

鎌倉帰りの電車でイッキ読み。いいテンポで話が前へ前へと進んで、次から次へと強敵が出てきて楽しめました。うーん、競技かるた奥が深いぜ。生で観てみたいなー、できれば一度やってみたいなー。名人やクイーンが一体どれほどまでに圧倒的に速いのか。本当にただの一枚自分にもっとも近いところを完璧に暗記していても取られてしまうものなのかどうか。知りたい!←もちろん自分は取れるはずと思っている

部員4人の成長はちょっと早過ぎやしないかい?とは思うけど、いい感じです。特に机くんとかなちゃんの対戦はよかったなー。同じレベルで、同じ場所で競ってきたからこそ見える長所と短所。それがぶつかることでさらに伸びる2人。その関係性、恋に発展してもなんら不思議ではありませんが、そこまで膨らませるとブレるから当分はやんないでしょうね。恋じゃない同志的な関係性がいいような気もするし。器用貧乏な太一が前に進む姿も清々しい!し、肉まん君もいいアシストしていると思います。つい応援しちゃうぜ。

それに比べると千早はかるたこそみるみる強くなってはいるものの(でもあれなんだね、同じ倶楽部の上手な人とやるとまだ勝てないんだね。かるたの世界を知らないからこの辺のレベル感がいまいち見えんぜ)、内面の変化が見えてこない。のが淋しいので、今後の成長に期待。やっぱり主人公に魅力が出てこそだもの。今はただの美人天才(ではないというラインになりましたね)かるたっ子だからね。あとは原田先生がなかなか魅力的。どれほどのレベルのおじさんなのかよくわかんなくなっちゃったけど、安西先生や田岡を越えられるかな?

クイーンと名人のキャラがちょっと弱いというか、なぜにこんなキモキャラなんだろうという気もするけど、それはこれから出番が増えるほどに肉付けされるのを楽しみにしよっと。このマンガ、ギャグがもっとキレたら相当おもしろくなると思うんだけどね。ヒョロ君とか惜しいのでもうひと頑張り期待!

これも映像化ありそうだな。試合の映像処理しっかりやればとても楽しいものになると思います。

by april_hoop | 2011-01-04 00:00 | 出版


<< オレのSENSEはどうなんだい?      初詣2011 >>