2010年 10月 05日
屋久島紀行04
c0160283_027394.jpg4時起床。眠い。ホテルフロントで前日に申し込んでいた登山弁当2つ(朝用、昼用/ちなみに日ノ出弁当さんのだった)を受け取って5時出発。乗り込んだ路線バスには同乗者が4人くらい。少ない。やっぱり今週ってオフピークなんだろうな。先週がシルバーウィークで、来週また体育の日三連休だから。いいタイミングだったぜ。着ているものは、アンダーアーマーの機能系インナー上下、Tシャツと半ズボン、薄いウィンドブレーカーにキャップ。外はまだ暗い中、登山バスが出る屋久杉自然館に到着。ここにはエコツアーガイドを伴った人やレンタカーで乗り付けた人たちが50人ばかし。秋の終わりまではマイカー規制のため、みんなここからシャトルバス40分ほどで登山口を目指すという寸法。シャトルバスチケットも前日までに買っておくのがマナーだそうだ。

荒川登山口に到着したのは6時。ようやく空が明るくなり始めた。天気予報は芳しくなさそうだったけど、今のところ問題なし。とりあえず腹減ったのでさっそく朝食用の弁当をオープン。おにぎり2つとおかずが詰まった登山弁当。うまし。トイレは途中に2カ所のみ。なのでしっかりすませてさあ出発だ! 往復10時間以上と言われるこの登山、果たしてどうなることやら!? 何が待っているのやら!? そうこうしてる間に空はどんどん明るくなっていく。というか晴天じゃん! ヨカッタ!!

ついこの間知ったけど、縄文杉登山ルートって片道11kmのうち、70%以上がトロッコ道なのね。そもそも切り出した木を運ぶための、それでいて今もなにかと現役のトロッコが走る線路。をひたすら歩く。テクテクテク。枕木の間隔と歩幅がぴったりあわないけど別に構わない。どうせ360度キョロキョロしながら歩くわけだし。で、朝露に光るシダ植物だらけの緑。美しく描かれる山の稜線。それらがすばらしくキレイだ! おまけに朝日が差し込んでキラッキラ。滴る水の音、緑の匂い、透き通る風、どれも今までに味わったことのない美しさで、テンションあがる。いかん、こんな入り口からテンションあげてると絶対中盤でダレる。と気のないそぶりをしつつも、やっぱり写真撮ってニヤニヤしてって感じ。独り歩きなのに。こんなに空気の美味しいところってあったっけ?

小一時間ほど歩いたら昨日のご主人の母校、小杉谷小学校の跡地に。ご主人を思い出しつつ(着いたら思い出せと言われたもので)小休止。水分は、水とポカリのペットボトルを1本ずつ。水はいろんなところで汲めるから、水を多めに消費し、ポカリは温存系。持参したキットカットをひとつ食べる。甘いものがうれしいのはマラソンと一緒やな(ウィダーインゼリーを携帯しているのも一緒)。5分ほど休んでまた歩き出す。ここからはトロッコ道にフラットな板が敷かれてサクサクと歩けるように。いっそう景色も楽しめる! 途中、植林した屋久杉を見ることができる200mほどの迂回路に入ったら、あまり人が入らないみたいで、苔むした美しい景色が広がってて萌えまくり。まあ原生林じゃないとしても、この景色は一見の価値ありやわー。トロッコ道はどうしても整備されているから、トレッキングというよりもお散歩っぽいしね。

「こんにちはー」なんて行き交う人と声かけあいながら、先行していたエコツアー参加者たちを交わしてズンズン歩く。思考がぶっ飛ぶほど歩く。これが登山の醍醐味なのかもしれない。人は少ない。まったくいないってことはないけど、少なくとも人ばかりいてムードを損なわれるようなことはなかった。心細くない程度でちょうどよかった。
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by april_hoop | 2010-10-05 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
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