2010年 10月 02日
屋久島紀行01
c0160283_23484077.jpg現在日本にある世界遺産は13。そのうち自然遺産に分類されるのは3つ。知床、白神、そして屋久杉。どれも未訪だったけど、ついに屋久島に行く機会がやってきた〜! そういえば生まれて初めての鹿児島上陸。羽田からの飛行機はほとんど寝てて、鹿児島で乗り継ぎ。窓の外を眺めていたらあっという間に屋久島空港到着! こういう小さな空港ってそそりますよね。

心配された天気は…曇り。雨予報だったのでほっとしつつレンタカーをゲット。まずは北回りで島を一周しようと思ったら、あっというまにザーザー降り。がーん。これが屋久島か。洗礼を浴びた気分。月に35日間雨が降るってのはこういうことか。実際、島の中でもエリアによって全然天気が違うんだな。と気づいたのはもう少しあと。とりあえず宮之浦港の観光案内所で、明日の縄文杉のためのバスチケットを買いつつ、登山届けを提出。明日こそ雨はかんべんだぜ。

宮之浦は島一番の町。町といってもなにがあるってこともなく、いくつかの商店がちらほら。民家はあるんだかないんだか。特にひなびているでもなく、本当に普通の田舎町だったな。で港を後にしてそのまま北をめざす。ほどなく屋久島イチの海水浴場であるという「一湊海水浴場」に。雨なのでもちろん誰もいないけど、浜、キレーじゃーん! ひとしきり海を眺めて次に出て来たのは一湊という漁村。かつては鯖漁で栄えたこともあったらしいけど、今は本当に小さな漁村。でも、なんか雰囲気よさそうだったのでなにするわけでもなく港にクルマをうっちゃってうろうろ。予感的中、いやーすげーいいよ。この"暮らしている感じ"がたまらんのよ。観光要素なんて皆無なんだけど、なんだか変にパステルな家の壁があちこちに。実直な商店の看板とか、昔っぽいガラスとか石塀とか、くー、そそるわ〜。小さな小さな理容店を道から覗き込んでたら「なんか用かー!」って反対っかわの民家から怒鳴られたよ。後から聞いたらけっこうここの人は気性荒めらしいぞ。いやーそこもまたいい。県道沿いの「一湊珈琲焙煎所」に寄りたかったけど、まだオープン前だった。残念。でもここで雨アガル。いいぞ。いいぞ。

さらにクルマを走らせるとやってきました永田のいなか浜。あのウミガメの産卵で有名な場所。クルマを停めた瞬間すでにテンションはマックス! 白っ!! 浜、超白っ!!!? この日は先客が一組いただけで、この美しすぎる浜を独り占めに近い気分。うひょー、わぴょーとたわむれる。砂と、波と、岩と、海と。そりゃウミガメも産みにくるわな。シュノーケリングしている人がいたけど、こんだけキレイならさぞ美しい海中に違いない。オレも覗きたいわ。ラムサール条約の登録地だけど、特になんの保護もないんだって。普通に遊泳もオーケーだと聞いて驚く。放置しててこのクオリティですか? すごいなぁ。砂は妙に粗くって、それは花崗岩が砕かれたものなんだそう。この島って、花崗岩でできているんだって。でっかい花崗岩の上に土がのって、森と山があるんだそうな。

腹が減ったので「cafe OHANA」でランチ。普通の住居改装型だけど、目玉は庭に作られた高床式テラス。海が望めてサイコーです。パスタを待っている間は、一家の小さな三姉妹の遊ぶ声をぼんやり聞いてリラックス(日曜だからおうちにいたんだろうね)。出て来たのは季節野菜とサバ節のペペロンチーノ。うん、うまい! サバ節って名物なんだそうな。いいお味。ゴーヤも入ってた。出荷するほどではないけど採れるんだそうな。時間はひたすらゆったりと過ぎる。目の前の景色のなにひとつが動かない。ただ、風が流れ、海が寄せては返すのみ。簡素ながらとても贅沢でしたわ。娘たちもかわいかったし。
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by april_hoop | 2010-10-02 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
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