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2009年 11月 30日
伊豆最古の湯・修善寺_前編
伊豆最古の湯・修善寺_前編_c0160283_0173616.jpg伊豆最古の湯・修善寺_前編_c0160283_0174629.jpg伊豆最古の湯・修善寺_前編_c0160283_0175591.jpgあー最近旅行してへんなぁ。夏の話ですが、修善寺温泉に行った話をさっぱりしてませんでした。が、温泉が恋しい季節なのでリリースします。
ノスタルジックロマン居ず修善寺温泉
ようこそ!修善寺へ 伊豆修善寺の情報ポータルサイト
↑多分上が温泉組合のもの。下はNPOが管理してるようだけど…棲み分け不明。

修善寺のいいところはまずアクセスのよさ。都心からクルマで2時間程度だし、電車でも同じくらい。なんせ東京からは直通電車出てますからね。電車旅って情緒あるし、温泉旅行には電車でごとごとってのは悪くない。修善寺駅からは路線バス。温泉宿は送迎出さないってことでバス会社だかタクシー会社だかと協定結んでるんですと。なにげに駅からレンタサイクルなんてのもあるから(温泉街まで10分程度)健脚さんはぜひぜひ。

修善寺温泉は温泉だらけの伊豆半島の中でも最古なものだそうな。その昔弘法太師が開いたんだそうで、およそ1200年前の話。今でもその起源たる「とっこの湯」が残ってるもんね(もちろん補修とか移設とかしてるけど)。旅館の中には江戸、明治から続く老舗があるし、新しいモダンなやつもあるしで、なかなか素敵。大きすぎないコンパクトなサイズ感も、そのこじんまりがあくせくしなくていいと思います。

ただ、修善寺って名前がある程度知れているからPRが下手なんだってとある女将が嘆いておりました。放っといてもそこそこ露出があって、そこそこのお客が来てたから、ちゃんと組織だってなにかを動かす体質がないらしく、ここ数年はずーっとゆるやかな下り坂ムードだとか。高速1000円の恩恵を受けるには東からも西からも近過ぎるってのも痛いみたい。確かに伊豆くらいだとそんなにお得感ないもんなー。

まあそんな背景はおいといて、いい温泉街だと思いましたよ。変にスタイリッシュでもなく、ボロボロでもなく、高すぎずチープすぎず。人はみんな感じよかったし、混雑してないしで、ぼんやりお湯に浸かりつつあてどなく想いを巡らすにはいい感じ。そういえば夏目漱石ほか文豪たちも好んでここで静養したり原稿書いたりしたとか。その気持ち、なんとなくだけどわかるな〜。

後編に続く。

写真左/温泉街の中心を流れる桂川 写真中/朴念仁。修善寺でそば食べるならココしかないだろう名店。美味いが量が少ないし、安くはない 写真右/日帰り入浴した宙 SORA 渡月荘金龍。おもてなしがちゃんとしてて、露天風呂は山を見上げて気持ちい〜。昼間の青空に癒されました。

後編

by april_hoop | 2009-11-30 00:00 | 旅情


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