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2009年 09月 21日
感想_二十億光年の孤独
感想_二十億光年の孤独_c0160283_1028738.jpg言葉の引き出し刺激されます。谷川俊太郎『二十億光年の孤独』読了。言わずと知れた日本が誇る詩人の処女作。ナツイチに乗じて初めて読みました。
二十億光年の孤独|谷川 俊太郎/川村 和夫|集英社文庫(日本著者た行)|BOOKNAVI|集英社

谷川俊太郎はおろか、詩集自体ろくすっぽ読んだことがありません。ポエム自体が嫌いってことは全然ないんだけれども。で、読んでみたら読んでみたで悪くなかったなーという感じ。通勤電車(あんま乗らないけど)でサラサラ読めるしね。2度3度と読み返しつつ、気に入ったフレーズにドッグイヤーつけてったらそこそこの数になりました。でもいざ読んでみると、あ、これ知ってる!みたいな作品がほとんどなくて自分の無教養さにがっかり。表題作すらうーん聞いたことあるようなないようなレベル。

で、カタルシスを感じるというよりは、こういう言い回しは好きだ!とかそういう感じ方しちゃいました。この表現は使えそう!とか、こういう暗喩も巧いなー!とかね。谷川先生の本質的魅力とは違う部分に反応しちゃったような気がするので、最近作など手に取ってみようかなーと思ったしだい。むしろ自分も詩作に励んでみるべきか。

機会があれば発表したいと思います。

by april_hoop | 2009-09-21 00:00 | 出版


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