2008年 01月 16日
感想_チーム・バチスタの栄光
c0160283_8291590.jpgこのミステリーがすごくない! 海堂尊『チーム・バチスタの栄光』読了。院長に呼び出された田口は、ある仕事を依頼される。それは、難易度の高いバチスタ手術をことごとく成功させてきたチーム・バチスタの内部調査。なぜならばこのチームが、3例続けての術死を出したため。原因はなんなのか。厚生労働省の変人・白鳥も加わり、真実を暴く。

2/3くらい読んだところで映画を観て、それから残りを読み切ったんですが、全然おもしろくなかったんですけど。これが『このミス』大賞? とにかく文章のリズムがまったく肌に合わなくって、ちっともテンポがあがらず、比喩表現もまるで感情移入できないんだよね。田口はクセばっかり強くて軸がブレてて愛せない。白鳥なんてもっとダメ。チーム・バチスタの面々も、リアリティを感じないんだ。

捜査といってもほとんどは問診で、ずいぶん都合良く判断材料が集まっちゃう。謎解きもなければ心理戦もないからミステリとしての側面はかなり弱く、単に医療知識を使って物語を組み立てたに過ぎないように思えたなー。同じ医療サスペンスなら断然『使命と魂のリミット』でしょ。映画にするにしてもこっちのほうが数千倍おもしろくなるんじゃないのかと。

病院という特殊な舞台と、バチスタ手術というある種ドラマチックな題材に魅力はあれど、所詮は素人作品。文章力にもプロットにも魅力なし!

感想_チーム・バチスタの栄光(映画)
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by april_hoop | 2008-01-16 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
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