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2006年 06月 14日
感想_Invitation 2006-7
感想_Invitation 2006-7_c0160283_0224637.jpg中吊り広告を見た瞬間、購入決定。手にすれば秒殺で美少女ワールドへ。ぴあ発行のシネマ系カルチャー誌『Invitation』2006年7月号。映画&CM業界より旬女子?注目娘まで、21歳以下しばりで集めたり88人! 

さて、今日は美少女のルックス談義は二の次。オレ、オタク男子じゃないの。この誌面でも「美少女産業」とでも呼ぶべき一つのビジネスカルチャーとしての側面を強調してるし。すなわち、彼女たちの真の魅力と価値たるや何なのか、だ。ただ見てくれがいいだけじゃないからこそ、これだけ世間を賑わせてるに違いない。

結論は別にどうってことはない。色の付いてなさ、これに尽きる。個性も印象も様々なれど、総じて未熟。どんな要求にも全力かつ自然体で応え、この先どう転ぶかわからない危うさはそのままポテンシャルとなり、それを無自覚に笑っていられるこの潔くも儚い輝き。この中に我々は期待し、想像し、さらにはかつての自分なんていう喪失感を見出したりもしてしまうのだ。ある種親心とも呼べるかもしれない。相手は金の卵たち。夢見させてもらうにはおあつらえむき、というものである。

やがてこの美少女たちが成熟し、「少女」ではなくなる過程で固定化され、商業化され、時にはスキャンダルも引き起こす。そして我々は夢から覚めるのである(子離れ?)。もちろん、消費されるものと消費されないものとに分かれるのだろうけど。88人の中でいつまでも夢見させてくれるのは誰か。それを考えるのもまた一興だろう。束の間のプロデューサー気分(里親?)を味わおうではないか。(雑誌のテンションに合わせて固めの原稿でまとめました)

てわけで、表紙は堀北真希&黒木メイサの『着信アリ Final』コンビ。写真集までリリースするし、2人揃っての露出がやたら目に付く今日この頃。華やかだもんね。ところで堀北好きを公言する人、周りにまるでいないけど、あえて言っておこう。カワイイって! 演技上手いって!! 中面は榮倉奈々、戸田恵梨香から宮崎あおい、香椎由宇、長澤まさみなどなど。これといって目新しいコはいなかったものの、読み応えはバッチリ。88人中20人は知っておきたいね、実際。

★フープの"キュン死に"ポイント→P39蒼井優の水玉ワンピース。激かわゆし! 萌!! <結局これが一番言いたい

by april_hoop | 2006-06-14 00:00 | 出版


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