2009年 05月 18日
パリにかぶれたわっちです。友人に誘われるままに『ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画』鑑賞@国立西洋美術館。会期は6/14まで。 ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画 アレからわずか1週間。余韻まったく冷めやらぬうちに行ってみたぜ。現地鑑賞したとき、あれ『レースを編む女』がなくない?と思ったら「東京に貸し出し中」的なメモがあったもんね(Tokyoしか解読できてないけど)。ならば見てやるぜ、東京で!ってわけです。しかし日曜ってのもあってすんごい混んでたわ。チケットは事前にWebで買っといたけど、入場に1時間弱待ちですもの(13時の時点)。チケット買う人も多少並んでたし。ローソンだと、ファストパス的なチケットが+200円で買えるそうなので、そっちを選ぶべきだったかも。入館してからも当然ながら混み混みで、人とはぶつかるし、人の声はやたら耳に入るし、あまりゆっくり絵を観る環境ではないかも。無理してでも平日に行くことをお薦めしたく。 さてさて、その中身ですが、点数少ないなー。全部でどのくらいだろ、100点強かな? もう少しあったかな? でもそのくらいなので混んでても1時間くらいでゆっくり回れちゃう感じ。さてさて、目玉はフェルメール『レースを編む女』。こんなに小さい絵なんですね。絵だけから受け取れるインスピレーションは限られているけれど、解説を読むとその背景が少しわかる。やっぱりそういうストーリー込みで絵を観るってのはすごく大事だよね。こういう古い西洋画を観るならば。時代とか、変遷とかも。現代画ならともかく。 宗教画とか、宮廷画とかにしたって、なぜそれがその時代に描かれたのか、その辺のバックグラウンドをもう少し自分で予習しないと、絵が上滑っちゃってすごく勿体ないや。写真もなければ、まだまだ自然の脅威や他国との争いがすぐ隣にあった時代、きっと今よりも遥かに人の命は脆かったはず。そんなとき、やっぱり神ってのは不可欠の存在だったのかなぁと想像するのは難くない。ここまで神と天使とイエスを描き続けるのは、そこに救いを求めるからこそだよね。もちろん、そこには権力者のさじ加減てのも働いてるんでしょーけど。 絵の意味やストーリーはほとんどわかっていないけれど、それでもなんとなく心を旅立たせてくれるってのはすごいこと。せっかくなのでもう少し美術を身近に感じながら生活してみよっかな、なんて思っちゃうわけです。あー、お絵描きしたいぜ。てか、 国立新美術館 でやってるほうも行こっかな。あと2週間だけど。 <行って来ちゃった! ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち 本家ルーヴル美術館
by april_hoop
| 2009-05-18 00:00
| 文化
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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