2018年 07月 28日
感想_万引き家族
c0160283_22251086.jpg絆の意味を問う映画。『万引き家族』鑑賞。東京都荒川区、マンションのはざまに残されたぼろ家に暮らす5人の家族。苦しい家計は、父とショウタによる万引きで補っていた。ある冬の日、父とショウタは寒空の下、家の外に佇む少女を見かね、家に連れて帰り一晩面倒を見る。翌日、父は信代とともに少女を返しに行くが、家から聞こえてきた諍いの声を聞いて、また連れ帰った。少女ユリを加えた、6人での暮らしが始まる。
是枝監督の、パルムドール受賞作。さすがの語り口で、静かながら目が離せないままあっという間の2時間でした。明らかに不自然な何かを抱えた家族。それぞれの事情と秘密の先に待っているのは、答えのない問いでした。すなわち、「絆」とは何なのか。

それぞれの事情で社会からはみ出し、寄り添い合う彼らは、万引きという犯罪行為を重ねながらも、そのワケありな姿に観客は感情移入していく。どう見ても小悪人だけどこか愛情深さを感じさせる男。口は悪くても包容力を感じさせる信代。クセがありながらも家族の中心にいる祖母。そんな祖母に甘えつつ、JK見学店で働くアキ。そして、学校にもいかず父の万引きに手をかすショウタ。明らかにイビツ、普通ではない、だけど温かい。だから何となく味方をしてしまう。ユリを虐待する親の存在が、万引き家族の正当性を私たちに納得させる。そんな彼らをつなぐものが、血縁ではないのは明らか。その秘密が明らかになるのは最後。

でも話は単純ではない。彼らは貧乏だけど、はみ出しものだけど、正しい人たちだった。ならばよかったのだけど、そうではない。彼らは少しずつの罪を犯していたのだ。果たしてそれでも、ショウタやユリは擬似家族と暮らしたほうがよかったのか。彼らをつなぐものが、「キズナ」と呼ぶべきものだったのか。おそらく答えはノーだろう。父と信代をつないでいたものは、祖母とアキが寄り添っていた理由は、あまりにも危うい。ショウタやユリを善意で引き取ったから全てが帳消しになるようなものではない。100%の善人でもなければ、100%の悪人でもない(とは言えないか)のだ。

では、ショウタやユリを捨てた人たちは、100%の悪人だったろうか。彼らには血縁があったはずだろうけど、そこに絆はなかったのだろうか。劇中では、そこまでは描かれないけれど、家に戻ったユリは幸せそうではなかった。罪に耐えかねたショウタの未来は明るいだろうか。大和屋の主人は何を思ったのか。延々と問い続けるしかない。キズナって何だっけ? でも少なくとも僕は、万引き家族が正しいとは思わないのだ。正しくないけど、でも絆というのはそんなものなのかもしれない。人と人がつながる理由は、少なくとも一つではないし、そしてそれは血縁ではないのだ。友情もあれば、同情もあれば、犯罪であるというのも、別段おかしなことではないんだろう。正しくはなかったとしても。

こういうのも多様性というのかな。人間の業というのかな。「万引き」という軽犯罪を、「人のものを奪うこと」のメタファーとして、人間関係に落とし込んだ手腕はさすがの一言です。大人は自分で人生を選べるけれど、子供は選べないんだよね。ショウタは選ぼうとしたけれど、彼の年齢がちょうどその境界線ということなのかな(何歳かわかんないけど)。

さて、ということで質量のある、さすがの作品でした。見落としていることもまだまだたくさんあると思われます。だけど、僕の中で残ったのは何となくの既視感でした。何に重ねているのか思い当たらないのだけど、一つ言いたいのはリリー・フランキーと樹木希林を是枝監督はもう使わないほうがいいんじゃないかな、ということ。彼らの存在感が唯一無二すぎて、あまりにも収まりが良すぎる。冴えない小男をやらせたらそりゃあリリーさんは絶品だし、毒っ気があるけど憎めないおばあさんに樹木希林以上のキャスティングはないと思うけど、是枝さんが監督でなくても、そのパフォーマンス出てしまいますよね。せめて、違うキャラクターで観たいと思いました。

細野晴臣さんの音楽はとても印象的でした。何にしても、映画は楽しい!



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# by april_hoop | 2018-07-28 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 20日
感想_NYの「食べる」を支える人々
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心は早ニューヨークへ。アイナ・イエロフ『NYの「食べる」を支える人々』読了。調査報道ジャーナリスト、ノンフィクション作家である著者が、ニューヨークの飲食業界に携わる人々の仕事を聞いて回った1冊。一流シェフから、パン屋さん、老舗の3代目や4代目、ケータラー、食材店オーナー、牡蠣の殻剥き職人などなど、表舞台には出ない人たちの小さな物語が、ニューヨークと言う街のワンシーンを作っている。

今年の11月にニューヨーク旅行を予定しているため、その予習本と位置付けて読みました。発売は2017年の9月。出てくるのは上にも書いたように、市井の人々と言っていい人たち。一部スターシェフのような人もいるようですが、日本人が知るレベルではなさそうです。知ってたのは、ドミニク・アンセルと、ステーキ店のピータールーガーくらいかな? あとスシナカザワは「情熱大陸」で見てたような気がします。

そんな普通の人たちの仕事の話、しかも華やかなステージではなく舞台裏。驚きのエピソードが満載というよりは、本当にちょっとしたルポ記事という感じで、あんまり面白くもありません。どれだけ下積みがきつかったかとか、時代とともにお客さんも変わったとか、まあそういうもんだろうね、くらいの。だけど、読み進めるうちにちょっと感じが変わってきます。

それは、一人ひとりのドラマは大したことがなくても、同じ飲食業界ながら様々なルーツ、スタイルの人たちが出てくることで、徐々にニューヨークと言うメガシティを織り成す大河ドラマのように思えてくるのです。移民の子もいれば、アメリカの片田舎から出てきた人もいれば、マンハッタン育ちもいる。まさしく人種のるつぼ、全員が主役であり脇役。それがこの街。

「すべての人には語るべきものがある」が僕の思想の中心にあるけれど、まさにそれを地でいく内容だったのです。そしてそれに気づくと、ニューヨークにはあまりにも膨大な物語が秘められているのです。飲食は一番日常で、すべての人に関わる部分だけど、きっと「ファッション」でも「音楽」でも同じような展開は成立するような気がする。さらに言うと、東京でも成立するね。

もう一つ、出てくる人はみんな相応の情熱を持ったプロだな、と。人生を司るのは情熱なんじゃないかなとも思いました。もちろん出てくる人たちがみんな何かしらの意味での成功者だからなんだけどね。挫折した人たちもここに織り込めたらまた違った手触りになるんだろうな。

行ってみたいお店もいくつかあって、ニューヨーク熱が静かに高まりました。ただ、ニューヨーク好き以外にはあんまり刺さらない本かなぁと思います(飲食業界の人にも特段刺さらないと思う)。原題は『FOOD and the CITY』。11月が楽しみです。オータムインニューヨーク!(向こうの11月はもう冬かしら)



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# by april_hoop | 2018-05-20 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 08日
八丈島はいいところ。最終話
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4日目、最終日。ここでトラブル発生。なんと、強風のため飛行機欠航の恐れが!

実は2日前の時点で、お店の人から飛行機欠航の可能性があるという話を聞いていて、ANAからもメールでその可能性のお知らせが来ていたのでした。欠航→帰れない→宿無しかつ、以降の日はそれはそれで飛行機が満席続き。これどうしたらいいんでしょうか?

唯一飛行機に空きがあったのが翌日のだったので、そっちに振り替えてみたけど、今日欠航するのかどうかはまだわからない。帰れるなら帰ったほうがいいに決まってるから、やっぱり予約を戻そうかと思って問い合わせたら明日の飛行機が飛ばないわけじゃないのに、振り替えはできないという回答。ムムム。

よくわからなくなったので、とりあえず朝一で状況確認がてら空港に行ってみたら、飛ぶかどうかはまだ全然わからない(というか滑走路が短いから、超追い風の時の着陸がむずいんだそうで、到着できるかが問題なんだそう。折り返し便のため)。でも、キャンセル待ちを受けてくれて、明日の予約はキープしながらも飛べば帰れるということに。よかったー! 神対応ありがとう! あとは到着しなかったら、つまりは入島できなかった人の宿が空くはずだから、宿はなんとでもなるだろう。

先行きは不透明だけど、最悪は回避できそうなので安心して、島の古民家カフェ、中之郷さんへ。沖縄みたいな石垣の中の雰囲気あるところで、明日葉スコーンとコーヒーをいただく。息子は早々に昼寝をしている。のんびり最後の時間を過ごして、フライトが迫ったので空港へ。

飛行機は、折り返し可能性ありの状態で羽田を飛んだそうだ。予定時刻は近づいている。空港の屋上に出てみると、ものすごい強風で立っているのも一苦労レベル。これは着陸できないというのも頷けるな…。頷いてる場合じゃないけど。

まあ気を揉んでも仕方ないので空港レストランでお昼ご飯を食べながら窓の外を見る。アナウンスが流れる。着陸に苦戦してて、上空で風を見ながら待機しているそうだ。着くのか、着かないのか…。再びアナウンス。周囲に緊張が走る。「30分後めどで着陸します」とのこと。そしてその時は来た! 無事着陸〜!! 当然、全員で拍手ね。この一体感最高だよね。あーよかった。

ということで定刻よりは遅れたものの、無事に帰ってこれたのでした〜。最後に島っぽいトラブルも付いてきて、のんびり時間と、ちょっとのハラハラとを味わえる良き旅になりました。子連れじゃなかったら、物足りないかもしれないくらいののどかな場所だったけど、今の僕たちには丁度いい旅先でした。釣りやダイビングが人気のようなので、この子がお鉢巡りできるレベルになったら、また来たいなー。

それから最後に一つ。東京都が、「しまぽ」という島で使える電子通貨を発行していて、一言で言うと、7000円で1万円分の電子通貨が買える、ということです。僕らが泊まった宿泊施設でも使えたので、宿泊費5万円のところ、3万5000円で泊まれてしまったということです。超お得でしょ。使えるのは加盟店のみなので注意は必要だけど、宿泊、食事、お土産の主要どころはカバーしている印象でした。スマホから登録・購入できるので、伊豆諸島など東京の島に行く人は、ぜひご覧あれ。



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# by april_hoop | 2018-05-08 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 07日
八丈島はいいところ。第4話
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八丈島の旅、3日目。主要コンテンツはやり終えたので、のんびりと島巡りに出ます。

まずは、息子を遊ばすべく公園探し。どこかに児童遊園ないかなーと探したらありました。八丈植物公園というところの裏手が、それでしたので、ひとしきり公園遊び。地元っ子が集まるのかと思ったらそうでもなく、旅行者親子がまばらにしかいないような。

あれですかね、都会だと自然を求めて公園探すけど、こんだけ自然がありふれてれば、公園に遊びにいく意味とか全然ないのかもしれませんね。日常全てが遊び場というか。

てことで行きがかり上、植物公園もチラ見。南国らしい風景で気持ちの良いところでした。ランチは、島の中心部の港町食堂さんへ。名前と、海の家風の雰囲気に惹かれたけど、うーん、普通でしたかね。

息子の昼寝からの寝起きが機嫌悪く、港町食堂さん向かいの本屋でお茶を濁そうとしたら、機関車トーマスの本が欲しくなってしまい、ここまで来てどこでも買える本をお買い上げ。本人の機嫌が戻ったのでよし。

お次は、八丈随一のカフェであろう「空間舎」さんへ。集落から離れた海の近く、結構なけもの道のようなところ(車で入れますけど)を行ったところに突然現れる一軒家。店内は洒落たログハウス風で、都心でも戦えそうなクオリティ。これまた長居できるなーと思ったのですが、子供ぐずり早々に退散。。島内ドライブに繰り出すことに。

島は車で1〜2時間で一周できるくらいですかね。途中、滝見のスポットをプチトレッキングして、最後は「見晴らしの湯」へ。その名の通り、高台にある温泉施設で、本当に絶景でした!! ここは地元の方と旅行客が半々でごった返してましたが、人気も頷けるね。がしかし、オムツ取れてない子は入浴禁止だったので、幼児連れの方はご注意ください。

日暮れにはまだ時間があったので、最後、またも初日の海岸へ。すると、またも海亀発見!! ちょうど地元っ子がいたので、この辺りは海亀がよく見えるの?って聞いたら「初めて見ました!嬉」っていうリアクションで、僕たちも嬉しくなっちゃいました。どうやら貴重なものが見られたようで。

そんなこんなで日が暮れて、今日ものんびりした1日が過ぎて行ったのでした。ちょっと疲れたので、晩御飯はスーパーで買ったお寿司とかを部屋でサクッといただいて、これはこれで悪くないのでした。



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# by april_hoop | 2018-05-07 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 06日
八丈島はいいところ。第3話
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八丈富士を降りてお昼ご飯は、名代一休庵さんへ。名物は明日葉を練りこんだそばアンドうどん。てことで僕は冷やしたぬきをオーダー。緑色のおそばは、コシもあって美味しかった! 明日葉の天ぷらもついてるよ! うどんの方は太めのモチモチでこれも一食の価値あり。

昼寝に入った息子を抱え、蕎麦屋から徒歩1分のジャージー牛乳カフェへ。スーパーの横についたプレハブ感ある佇まいだけど内装は黒基調で洒落た作り。カウンターには電源まで完備と今時仕様。

ウリはもちろんジャージー牛乳のソフトクリーム。さっき食べたばかりなのにまたオーダー。できたてだけあって絶品〜! ほかにもプリンやクッキー、ケーキといろいろあったのでまた来たいレベルだわ。

しばらくゆっくりして、その後は南原千畳敷という景勝地へ。ここは海に流れ出した溶岩が固まった場所で、黒い奇岩が広がる場所。海の先には隣の島も見えて、なおかつ夕日スポット。これはこれで自然の力を感じられる良い場所でした。

夜までは時間があったので、島を半周ドライブして、再び昨日の底土海水浴場に行くとまたもウミガメに遭遇。近くにいた地元っ子に、こんなにいつもいるの?と聞くと、え、私たちもここでは初めて見ました!とのことだったので、レアだったのかも。

夜は湖庵とあう郷土料理居酒屋へ。魚中心に美味しいひと時を楽しみました。今日も大満喫の八丈旅なのでした。

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# by april_hoop | 2018-05-06 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 05日
八丈島はいいところ。第2話
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2日目。快晴です! 改めて目の前が海というのは素晴らしいな。朝日とともに目覚めて、起き抜けに海を見るだけで、幸福感がすごすぎる。日常になったらまた別のものになるんだろうけど、旅行者には格別です。どうでもいいけど、「どこから来たの?」と聞かれたら「東京です」って答えちゃいそうだけど、八丈島も東京都だから答え方には注意しよう(誰にも聞かれなかったけどね)。

今日の予定は、八丈島のシンボルでもある八丈富士の7合目にあるという牧場に行くこと。そこまでは車でつるっと行けちゃうそうなので。そんなに期待してなかったけど、これがとても良くってさ。

何がいいってまず景色が素晴らしくいい! 八丈富士は850mくらいの山ですが、その7合目でも十分な見晴らしで、眼下に空港、集落、そして海岸線が見えて最高です。空気も爽やか! そしてのんびり放牧される牛たちにも妙に癒される! 外人さんと写真撮りっこして、ここでのんびり本でも読んだら最高だろうな〜。ちなみに牧場のおじさんがいうところ、これだけの快晴は八丈島では1割くらいしかないそうです。

すると2歳の息子が、山頂を見て「お山登りたい」と言うではないですか。もちろん僕も登りたかったのですが(そこに山があるのなら)、ちょっと幼子には負担かなーと思って自重してたけど、本人が登りたいなら登るしかありません。登山口は牧場から車で1分のところで、山頂までは約45分とのこと。まあ楽勝でしょうよ。

しかし楽勝ではありませんでした。登りたいと言った本人が、オール抱っこを要求してきたため。登山道は、ずーっと石段で、中間地点でわかりましたが全部で640段でした。早々に息が上がり、汗だくになりながら、とりあえず登頂には成功。しんどかった。なお、装備は普通の半ズボン、ランニングシューズ(ナイキのフリー。登山には不向きだった)、長袖Tシャツ、キャップ、普通のリュック、でした。急ですが、健康な方なら誰でも登れると思います。

疲れたけど、それでも最高でした! 眺望はさらに素晴らしく、山頂自体の景色も抜群です。休火山にして、火口がここまで植物に覆われているのは珍しいとか。火口には浅間神社が祀られ、お鉢巡り(約45分)も楽しそうでしたが、子供が眠そうだったのでそれはまたいつの日か。

八丈富士、最高だったけど、写真と文章では伝えきれませんね。あの石段を踏みしめる足、広がる緑の匂い、澄んだ空と間近を流れる雲、汗ばんだ肌を撫でる風、登頂の達成感、本当に素晴らしいものがありました。

下山後、牧場に戻ってご褒美にソフトクリームをペロリ。ここの売店は、GWとお盆(夏休み?)期間だけオープンするそうですよ。

この旅のハイライトであり、八丈に遊びに来て本当に良かった。そう思える八丈富士登山でした。



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# by april_hoop | 2018-05-05 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 04日
八丈島はいいところ。第1話
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GWは八丈島に行くことにしました。セレクトの理由は、GWでも比較的空いてそうなところ。比較的安価なところ。子連れで楽しめそうなところ。のんびりできそうなところ。

2年前のGWに高知に行ったのですが、ここがGWでも混んでなく飛行機も取りやすく(すなわち安く)、これに味をしめて似たような行き先を探しました。まあ、初めてのところはどこだって楽しむ自信はあるので、ピンと来るかどうかの直感次第というところもあるのですが、ANAのマイル特典利用で行こうと空港一覧眺めて、「あ、八丈島良さそう」となったのでした。結局、一緒にマイル割を使って妻と2歳児を連れての旅行となりました。一緒にマイル割りって本当にお得だと思うのですが。

さて、事前情報は結局ゼロで臨みました。こんなのは初めて。理由は多少忙しかったのもあるし、GWよりも11月に行くことになったNYに気持ちが飛んでしまったため(そっちの情報はせっせと調べている)。

第一目的がのんびり体を休めるだったので、まあ良かろうと。のんびりするために3泊にしたしね。レンタカーの予約もすっかり忘れてて2日前に電話。5社くらい満車で焦ったけど、舟山レンタカーさんに空きがありました。あぶねー。

という感じで羽田からわずか55分(飛行時間は約30分!)とあっという間。通勤より楽だわ(嘘です)。天気予報を見ていると、最高気温が都心より低くて、南国イメージとちょっと違うなーと思っていたものの、着いてみると南国っぽい湿気があって都心より暑く感じました。これこれ、求めていたのは。

空港のベルトコンベアが故障したおかげで荷物でるのに時間かかったりもしたけど(そしてうちのと同じ黒リモワをロクに確認せずに持ち出した人がいたから、慌てて追いかけて「確認してください」って頼んでしまったよ。結果ご本人のものでした。失礼しました。いやだってあれで荷物取り違えられてたら悲劇ですからね)、順調そのものです。

クルマを借りて、隣のスーパーへまずは立ち寄り。ご当地感を期待したけど、いたって普通のスーパー。そうか、地方創生の時代とはいえ、島独自の産業ってそうそうないよなーなどと思いつつ、ホテルへ。ナビなしレンタカーで戸惑いながらもチェックイン。

海に面した「リード アズーロ」さん、さっぱりとキレイなプチリゾートホテルでした。フロントに、島のいろんな情報が集まっていて、これを頼りに晩御飯の予約。一番人気らしい「梁山泊」さんは予約取れず、「宝亭」なる地元海産系のお店を取りました。

息子がちょうど昼寝に入ったので私も一休みして、起きたところで晩御飯の時間まで海でも見ることに。八丈はほとんど砂浜のない島だそうですが、小さな底土という海水浴場へ。お天気が悪くて黒砂とどんよりした雲でインスタ映えと真逆な雰囲気が逆に良く、波打ち際に名物のトビウオらしきものが跳ねるのが見えたり、勝手に楽しんでいたら、あれ、なんか、大きい亀がいるじゃない。

ウミガメだよーーー! まさかのウミガメ見られました。しかも2匹もいた! 全然期待してなかったけど、思わぬところで生まれて初めての野生のウミガメ体験。もうなんかこれだけで来て良かったと思えたよ!

そんなこんなで夕食の時間。予約していた島寿司と刺し盛りに加えて、天ぷら盛り合わせと焼き魚をオーダー。どれも新鮮そうで肉厚な近海物メインで美味しくいただきました。やや、お値段高めのお店だったけど、このくらいの贅沢は許されるでしょう。ホテルに帰ってお風呂はいって、早めの就寝。

八丈旅、楽しくなりそうです。



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# by april_hoop | 2018-05-04 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 19日
感想_ほぼ日刊イトイ新聞の本
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すばらしき先見の明というか。糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本』読了。会社先輩に読む?と聞かれてお借りしました。本書の発行は2001年でこの文庫版は2004年の物。今をときめくというか、メガサイトとなった「ほぼ日」の創世記です。なんせ20年近く前のインターネットサイト立ち上げの話なので、古すぎます。が、そこにかけた思いやプロセスの部分には、今なお古びない大事な学びがたくさんありました。

「ほぼ日」は時々見てて、主に「今日のダーリン」を見るだけなのですが、いろんなことをやっていてすごいなぁ!と。「生活の楽しみ展」も遊びに行ったし、少し前にはHAVE A NICE TというTシャツも買ったしね。というくらいの距離感。また「生活の楽しみ展」やるんだね。6月に恵比寿ガーデンプレイスだそうです。

僕が学び取ったのは以下のこと。「読者のことを思うこと」「普通の人にも普通の人の面白さがある」「こうだったらいいのにな、の大切さ」「言葉にする力」「人の行動は生理的なもので動かされる」「みんな好きなことをしてるだけ」「どんな表現であれ、それを受け取った人のことを想像しないでいい表現は1つもない」「おもしろがること」。ストレートにこう書いてあったことも、勝手にそう解釈したことも含まれてますが。

とにかく「ほぼ日」てのは、インターネットの黎明期に糸井さんが「ウェブサイト」っておもしれー!ってなって、読んでるうちにこういうのほしい、こういうのできそう、って感じで実際に作っちゃった、ってことだと思いました。もちろん、糸井さんのキャリアとセンスと人脈といった資産(お金ももちろん含まれる)があってこそなので再現性はなさそうだけど(時代も違うし)、でも先に挙げたようなキーワードは今というか未来にも十分通用しそうだと思う。

糸井さんがインターネットユーザーとしてこういうのがほしい、というのが原点になっていることは案外大事で、上から目線やマーケティング目線だけだとこうはいかない。コピーライターとしての実績から言葉にする力はさすがだし、業界を見てきたからこそ権威というものがインターネットによって駆逐されかねないこと(フラット化)も見通してたまで言わなくとも、どこかで予感してた節も読み取れる。

読めば読むほど当たり前だよね、っていうことも多いのだけど、当たり前を当たり前にやるのが案外難しいもの。だからこそ実際にそれができたときの強さみたいなのを感じました。「ほぼ日」ってどんな会社なんだろうな。とても興味があります。



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# by april_hoop | 2018-04-19 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 20日
正直な人、谷川俊太郎
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東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」へ行ってきました。平日の18時頃にして、予想以上の人出。会期終わりが近いのもあるでしょうけど、注目されているのかな?

最初の部屋に入ると「ルカイルカイルカマタクルネ・・・」などといった音声が聞こえてきて、その文字がモニタに映し出される。照明は落ちていて、モニタの明かりだけが明滅する。回文かのような不思議な言葉の群れが発生される。どうやらそれは詩の朗読で、デジタルに変換されるとこんなにも趣が違うのかと驚かされるとともに、そういう挑戦を厭わない谷川さんの懐の深さを改めて思う。

次の部屋がメインであり、実質それが全て。ポスタービジュアルなどにも記されている一編の詩を文字通り舞台装置として、その一文一文の持つ意味を拡大解釈して、谷川俊太郎という人となりを説くような仕掛けになっている。例えば「私は背の低い禿頭の老人です」という文章に、本人の全身ポートレートが紐付いていたり。「私は工具類が嫌いではありません」という言葉とともに、無数のラジオが置かれそこから音楽が流れていたり。はたまた「夏はほとんどTシャツで過ごします」と言えば、ご本人のTシャツコレクションが吊るされるという。そんなこんなで全部で20の谷川さんの分身ともいうような展示がなされていました。公式サイトに展示風景も出てるのでナンノコッチャかはチェックしてみてください。

いやしかし改めて言葉の海に、光に、透明さに、暗闇に、深く溺れるような、なんていうと格好付けすぎだし、一読したくらいでそこに意味なんてロクに読み取れやしなかったです。でも、なんかいいな、というのはずっと感じました。僕は谷川ファンではないし、むしろやっぱり難解だよなくらいに思っていたし、でも確か谷川さんはMacで詩を描いているはずでそういうところはすごく好きだよと思っているくらいなのですが、フィールドは違えど言葉の近くに身を置く人間として、絶大なリスペクトはあるのです。いえ、今日改めて尊敬の念を抱いたというのが正解でしょうか。改めて、じゃなくて、初めて、「二十億億年の孤独」という詩がいいなこれ、と思いました。

つい最近、糸井重里さんが今日のダーリンで、もっと意味とか機能のない文章を読もうと書いていたけれど、まさにそれ。いや、意味とか行間とか真相とか本当はあるんだと思うのだけど、そういう効果を求めすぎずにただ触れる、浴びる、浸すだけでもいいんじゃないかな。そしてここにはそれがあったよね。なんというか、谷川さんはきっと正直な人なんだろうなと、ただそれを感じました。そしてそれが多くの人を惹きつける理由なんじゃないだろうか。僕も、そうありたいし、そんな言葉を紡ぎたいです。

最後、大きな詩が壁にどーんと記されてフィニッシュ。外には略年表が。三度ずつの結婚と離婚をなさっているのですね。図録を購入してホクホク帰りました。オペラシティと森美術館は、年間1〜2回は行っている気がするな。ウマが合うんだな。



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# by april_hoop | 2018-03-20 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 28日
NYCマラソン当たったよ
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ついに念願のNYCマラソンに当選しましたー! 日中突然メールが来て、あれ、これってもしかして? みたいな。英語自信がないので注意深く読みつつ、ツイッター検索したら他の当選者と同じ画面だったのでどうやら間違いなさそう、やったー!
TCS New York City Marathon

この2年は子供生まれたばっかりで当選しても行けなそうだったから申し込みを控えていたけど、今年の秋には2歳11ヶ月だしいいかな?と思ってエントリー期限ギリギリに申し込みからの快挙。高まりすぎる。早速旅程をチェックして、航空券をチェックして、現地在住の友人に連絡して、仕事のスケジュール帳に休みを入れて、もう既にニューヨークへの旅は始まりましたよ。

東京マラソン終わって1週間、新しい目標もできました。そうか、東京とニューヨーク、同じ年に走るのか。それも感慨深いですね。楽しみすぎます。


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# by april_hoop | 2018-02-28 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 25日
完走_東京マラソン2018
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さて、2年ぶりの東京マラソン。前日準備が遅くなってやや寝不足だけどテンションはじわじわ上がる。電車には同じ目的地の人たちがいるのも例年通り。新宿駅からまずはワシントンホテルへ移動して仲間と合流。着替え、アップ、コンビニでトイレとルーティンをこなして、スタートゲート。なのですが、指定ゲートがかなり遠く、そこに辿り着く前にスタッフから時間がないので別ゲートから入るよう指示される。ちょっと余裕こきすぎて時間ギリギリ。

セキュリティチェックで、仮装アイテムに苦笑いされる。今回は、息子ウケを狙って機関車トーマスをダンボールで自作。ちょっとかさばるため、「主催者判断で、出走できないかもしれませんよ」と言われる。想定の範囲内。とりあえずセキュリティチェック上の問題はなく通してもらう。僕のスタートはJブロック。トーマスを身にまとい、なるべく目立たないよう集団の中程に小さくなりながらゲートイン。ほ、特に止められることはありませんでした。途中、香港の方と、台湾の方に記念撮影を求められ、仮装人気健在を実感。

さて、待つこと30分、いよいよスタートです。号砲から遅れること15分ほど、小池のユリちゃんを横目にいよいよ42kmの旅の始まり! が、走り出してみて、トーマスが邪魔くさいことに気づく。肩紐でぶら下げたんだけど、なで肩の計算を忘れててずり落ちてくる。結局手でしっかり持って走る始末。うーん、最後までもつだろうか。体力と箱の耐久性・・・と言われても何のこっちゃかわからないと思いますが。

でも、沿道からは「トーマス頑張れ」の声! そう、これが欲しくてやっているのです。元気と笑顔をもらって、順調に5kmを過ぎ、10kmを過ぎ、家族が待つはずの茅場町の給水ポイントへ・・・あれ、いない? 日本橋で迷ってるそうで、ここで待つこと10分ほど。まあちょうどいい休憩ね。タイムは全く求めてないわけで。がしかし、現れた息子、昨日の工作中は大喜びだったのに、今日はそれほどでもなく。まあそんなものか。別れを告げて再び走り出す。すると、あれ、すっごい疲れてる、オレ。まだ15km手前ですが。

なんか無性に空腹も感じ、これはヤバイと思ってパワージェルを3つ一気に流し込み、チョコと飴も投下。そしたらなんとなく落ち着いてきて、浅草へ。以前のコースならここで25kmは過ぎてるはずなのに、まだ15kmかよーと萎える。そして新コースの両国〜門前仲町方面へ向かうけど、一つも面白いことはない。が、先頭集団に設楽がいてテンション上がる!(ご存知の通りそれは後の日本新でした!) そばに太陽の塔仮装さんがいて、勇気付けられる。門中で知人が待っててくれてちょっと元気に。沿道からは変わらずにトーマス頑張れの声をもらえてありがたい限り。これなしではもう走れないかもしれない。

ペースは1km7分30秒くらいを刻みながら、でも調子は悪くなくダラダラと走り続ける。給水所では止まってゼリーを流し込み、ボランティアさんにありがとうを伝えつつ。去年のボランティアキャップをかぶって走ってたので、気づいてもらえることもありました。嬉しい。経験者同士の分かり合える感じも、東京マラソンの醍醐味の一つ。そして以前からつまらなかった田町方面へ。いよいよ残り10kmを切って、なんとかゴールが見えてくる。そしてまさかのサプライズは、セキュリティチェックのボランティアをしていたお姉さんが、沿道でワインを配る私設エイドをやっていた! まさかの再会をワインで祝う(ふと思ったけどこんな疲労困憊でワイン飲んで大丈夫だろうかと。自己責任極まりないな。大丈夫だったけど)。

そして、いよいよラスト1km、舞台は丸の内仲通りへ。ここが最高だったー! 入った瞬間、あの石畳っぽい道路がものすごい素敵で、両サイドは観衆が詰めかけてて、めっちゃ胸熱。これはかつての有明お台場にはなかったな〜。新コース、それ以外は特にいいところないと思ってたけど、このハイライトは素晴らしかったわ。そしてラストのゴール前では、有森裕子さん、尾崎好美さんが普通にいてハイタッチしてもらって(仮装に笑ってくれました)、無事にゴール! 5時間20分くらいね。上出来!

ゴールしてから写真NGだったり、ナイキプラスがバッテリー切れで落ちたり、日比谷公園の荷物ピックアップ遠すぎたりと、まあいろいろありましたけど、完走の達成感に勝るものなし。走ってよかった。仮装してよかった。2年ぶりのフルマラソン、不安もありましたが、やっぱり最高でした。こりゃー息子と走れる日が来るまでやめられそうにないわ。

スタッフ、ボランティア、ランナーの皆さん、お疲れ様でした。また会いましょう!

05:38:33(グロス)、05:22:17(ネット)
2年前のゴーストバスターズより速かった。笑



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# by april_hoop | 2018-02-25 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 18日
感想_ダンケルク
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地味、しかし、目が離せない。『ダンケルク』鑑賞。1940年、ドイツ軍によってダンケルクへと追い詰められたイギリス・フランス連合軍は、海から35万人の兵士を撤退させることを決断する。陸、そして空からのドイツ軍による攻撃をかいくぐりながらの、一秒も気を抜けないその撤退を、クリストファー・ノーランが精緻に描き出す。
映画『ダンケルク』オフィシャルサイト


ノーラン作品、世界でヒット中となれば、見ないわけにはいかぬと、雨の日曜日の朝一に駆け込みました。とてつもなく地味な映画というと怒られそうだけど、ダンケルクの戦いにおけるダイナモ作戦といういう史実に残る厳しい撤退の様子を、退屈させずにここまで緊迫させられるノーラン、天才すぎるよね。


海岸から撤退を図るイギリス兵の陸の視点(1週間)、この作戦ならではの英雄となる民間船のユニット(1日間)、そして影で撤退をサポートした空軍(1時間)。主にこの3つのドラマを並行して描くという構成だけど、その重ね方というか編集テクニックがすごい。音楽による緊張感、小さなエピソードの並べ方、そしてカメラワーク、どくにも隙のない完成度は毎度のことながら凄すぎるね。インセプションやインターステラーのようなスケールの大きな飛び道具設定なしでもここまで見せ切るんだから。逆に言えば、エンタメ度は低いと言わざるをえないのだけど。


帰還後の電車で新聞を読むシーンには不意に涙がこみ上げてきて、それはジョージのエピソードに依るところが大きいのだけど、戦争というと大きな視点で語られがちな中、エンドロールにあったように、この戦いで人生を左右された人は戦死者の数の数十倍いるということを思わされる。戦死者を始め兵士など直接戦争に関わった人はもちろん、その家族や友人、軍や政府関係者など間接的に関わった人もたくさんいる。そしてそれはドイツ軍にも当てはまることなのだと思う。『つぐない』という映画でもこの撤退戦は背景にあったね。あれはフィクションだけれども、1人の戦死者の周りにはたくさんの物語があるということの、一つの真実だとも思う。


それにしても、名前も顔も誰だかわからない混乱下に置かれる戦争の凄惨さよ。キリアン・マーフィーも(船でクダ巻いてたあいつか)、トム・ハーディ(恐れ知らずのパイロットか)も、エンドロール見るまで出てたの気づかなかったし(僕の目が節穴だっただけですが)。ところで、とにかく戦争の臨場感が半端じゃないという評判を聞きつけていたのですが、そこまでかな?という感想でした。が、どうやらIMAXで見た方が凄まじいらしいです。僕が見たのは4Kには対応してたみたいですが。


誰もが見るべき映画とは思わないけど、名作の一つとして語られそうな1本。ちなみに、ダンケルクの戦いのWiki見てたら、過去にもこの戦いら映画化されてるのだね。



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# by april_hoop | 2017-09-18 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 17日
感想_君の名は
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あえてSFは抑えめ?『君の名は』iTunes鑑賞。岐阜の田舎で、神社の娘として生まれた高校生の三葉。ある日、自分が東京に暮らす瀧という男子高校生となる夢を見る。目がさめると、それとは逆に自分の中に別の人間が入っていたような痕跡に気づく。二人は、夢を見ていたのではなく、それぞれに入れ替わっていたのだった。お互いに入れ替わっている時の記録を残すことでそれぞれの存在を知り、同志のような関係を築いていくが、ある日を境に入れ替わりが終わりを迎える。それは、彗星が地球にもっとも近づく日だった。

ようやく見ました。本当に面白いのかよ?と斜に構えながら見たけど、あっという間で楽しかったです。が、あんなに大ヒットするほどなのかな?とは思いました。でもああいう火のつき方は今っぽいな、とも。ドラマの『カルテット』とかもそうだけど(言うほどの作品じゃなかったと思っています)、バズったときのバイラルは、逆炎上とでも言うべき広がり方なんだなーと、今さら遠い目で思いましたわ。

さて、中身の方。三葉はかわいいし、瀧君もまあ魅力的で、彼らが近づいていく感じは好感持てます。糸守の町と東京のコントラスト、入れ替わりと彗星のSF感、どうなるんだ?と興味を引きつけるプロットも見事。けど、瀧君の背景はあんまり描かれてないから感情移入度は低い。父子家庭で建築に興味があるんだな、くらいで。そして、終わってみれば普通のティーンの恋愛もの以上のことはなかったよね?というのが正直なところか。

でも、それは狙ってそうしたようにも感じました。本当なら、宮水神社の背景はもう少ししっかり描いても良かったのだと思います。おそらく女系の家なのかな? そこで受け継がれる不思議な能力があるということ。三葉だけでなく一葉にも二葉にもその能力があったことは明らかにされていて、1200年前の隕石の落下とその能力はどうも関係があるっぽい。四葉にも同じ力がこれから芽生えるのかもね。で、古文書が燃えちゃったからもう定かではないけど、その能力はこの隕石(に限らないかもだけど)による滅亡回避のためと読み解けますかね。そこまでして糸守を守る理由はわかんないけど、何か云われがあるんでしょう(というかこの一族ありきで、「糸守」という地名になったと考えるほうが自然ね。この町を守るんじゃなくて、糸=時間、時空の守護者ってことか)。

口噛酒とか、ご神体のある場所のあの世感、自分の半分を置いてくる、みたいなキーワードも多数。二葉の死については何も描かれてないけど、能力と関係があったんじゃないですかね。父さんが娘たちを捨てたのは、能力に頼らずに町を守りたかったのでは(すなわち愛する二人の娘を守るため)。そのためには町長になるという道しかなかったんでしょう。三葉が父を説得するシーンが描かれないのは、おそらくその秘密に触れる部分で、ものすごく感動のドラマがあったのではと思いますが、意図的にここを省略したということは、恋愛<壮大なSFになることを避けたんだと思います。ちょっと複雑になっちゃうし、運命の仕業感が強くなりすぎると、二人が自然に惹かれあったピュアさが損なわれちゃうからね。でもまあ、なんで入れ替わり先が瀧だったんだ?って疑問はちょっと残るけど。

糸と時間をリンクさせるメタファーや、黄昏時(誰そ彼)と「君の名は?」をかけたセンスなんかは最高だと思います。なので、アラフォーおじさんの僕としては、やっぱり落とし所が単なるティーンの恋愛というアウトプットよりも、もう少し大きなメッセージにして欲しかったな。あれだとハッピーエンドめでたしめでたし以上、だもんね。むしろこの後二人がちゃんと長くお付き合いできるか心配というトレンディドラマ的な感想すら湧いてきたわ。基本的に恋に恋して出会った二人とも言えるので、お互いのことそんなによく知らないでしょうし。

ところで、四葉も東京に出てきてたよね? 彼女の能力の開発具合が気になるな。そして糸守の町も神社もなくなった今、宮水の力はどうなっていくんだろう。『時かけ』的な、時間を超える想い的なとことも、目指してるのはちょっと違う気がしたので、落とし所さえうまく消化されたらマスターピースになってたんじゃないかなー。果たしてこの着地は、監督の狙いなのか、配給側のお願いなのか。

その辺りをアレンジした実写をみたいです。ハリウッドでお金かけてお願いします! どうでもいいけど奥寺先輩の分かりやすい悪女感なんなんですかね。あと最後の再会は、思い切り『パラレルワールドラブストーリー』でしたね。『君の名は』もパラレルワールドの恋愛物語だからかな。あとあとあと3年のズレに気づかないってことはあるんですかね。入れ替わったら、今どこ私だれ状態で、まず日付は確認しそうなものですし、瀧君はその辺り合理的っぽいけれども。

そんなあれこれ考えてたら、最終的にいろいろ楽しめたことに気づきました。やはりきちんと作り込まれているからだと思います。ライトなファンも、そこそこコアな映画好きも楽しませる稀有な一本だったのかもね!

<追記>
一夜明け、トレッドミル走りながらiPhone6でもう一度鑑賞(雑ですみません)。前言を撤回します。この物語は、単なるラブストーリーではなく、運命とはたった一つとは限らない、ということをメッセージする作品だと感じました。

2回目で強く感じたのは、「むすび」に象徴される価値観こそが、根底にあるということ。神様がくれた時間と運命であり、それを紡ぐのは人の手であり、それは唯一絶対の決まりごとのようでもあるけど、予想外の展開だって十分に起こりうること。名前も思い出せない、消えてしまった夢の記憶を追い求める二人は、論理や人知を超えたものへの監督のリスペクトが強く出ていたように感じました。時にねじれ、絡まり、やがて元に戻ることもあれば、二つに避けることもある。糸=時間は、直喩であり、暗喩でもありました。そして二人を文字通りつなぐ物質でもある。911や311後からまた少し進んだ、今必要な「いとへん」の物語。

やっぱり口噛酒の存在と、それによって邂逅する二人がハイライトで、自分の体を通し、そして神に捧げられたものが時空を超えて二人を結びつけ、やがてそれは悲劇の回避というアウトプットにつながっていく。それは三葉の使命かもしれないし、神の定めた宿命かもしれないけど、確かに運命を変えた瞬間だったわけで。瀧もやはり選ばれた人間で、突然現れた女に何かを感じ、手渡された紐を身につけ、そして最終的にあの地へと立つことのできる人物だからこそ入れ替わりの対象になったんだろうな。それは、見えないものを信じることの、大いなる意味だと思いました。非科学的だし、は、なにそれ?と言われたらそれまでだけど、でも。タイムパラドックスも解消できてなくても。3年のズレに気づかないことは、記憶を操作されてるからかな。ケータイの記録が消えるのも、記憶が薄れるのも、それが宮水の能力の限界つーかルールなんだと解釈しました。ご神体が離れているのは、隕石被害を免れるためかな。

やっぱり町長は全てを知っていますね。悲劇回避後の週刊誌記事によると、宮水神社に来る前は民俗学者だったそうだから(最初の鑑賞で追いきれなかったこの見出しの部分が見たくて二回目を見た)、糸守には調査のために入ったのであろうことが示唆されてる気が(糸守には民俗学上重要な何か=宮水家の存在、があるという裏付けにも)。そして二葉と出会い、入れ替わりを目の当たりにしたのでしょう(もしくは、二葉との入れ替わりによってここへ導かれた? 糸守を救う三葉を誕生させるため?)。瀧が三葉に入っていることに気づいたのはその体験が初めてではないからだろうし、最終的に行動したことも、描かれてはいないけどそう考えれば十分納得できる。

合理性や、ロジカルな生産性が強いチカラを持つ現代だからこそ、この効率とは無縁な見えないものを信じる強さはとても大事なことだと思います。一回目とはだいぶ違う感想ですが、きちんとしたメッセージと世界観を持った良作でした。今はそう思っています。やっぱり実写のほうがよりグッときそうだ。マシュー・ヴォーンとかどうかな。

<さらに追記>
そういえば糸守では黄昏時を「カタワレドキ」と呼ぶとあったが、あれは入れ替わりの「片割れ」とまみえる時間帯という、宮水家由来の意味だったのではないだろうか。



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# by april_hoop | 2017-09-17 00:00 | 映像 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 16日
サンシャワー(森美術館編)
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東南アジア美術を一挙大公開中かつ、国立新美術館と森美術館での共同開催となっている「サンシャワー」。新美に続いて、森美術館編をお届けします。

森美術館は、まず入口手前の天井に、大きな像の立体が吊り下げられているところからスタート。最初のセクションは「発展とその影」。急速な経済成長を遂げる中で、中心部はグイグイ都市化してますが、その歪みをモチーフにしています。高速道路が出来たことで家を移さざるをえなかった家族。失われた古くからの生活様式。都市化することで経済的には豊かになるのかもしれないけれど、その中で損なわれていくものに光をあてる作品が多いですね。こういうのは東南アジア以外にもありますが、地理的に近いからかより身近に感じさせます。

「アートとは何? なぜやるの?」のセクションは、アートシーンが未発達ゆえにアーティストがコミュニティを作り、ワークショップをするなど市民を巻き込んで行われるプロジェクトを紹介。こういうのは東南アジアのパワーや熱気が伝わってきて、可能性を感じます。

そして、個人的に今回の展覧会で最も印象深かったのが次の「瞑想としてのメディア」。言葉にしにくいけど、古くからの土着的な価値観、宗教観に根ざした作品が紹介されています。今でいうマインドフルネスと近いのかもしれないけれど、西洋とは違う非物質的なもの、霊的なものへの信仰心とか、そういうものが、今こそ求められているような気がしました。世界は物質化し、そして今はインターネット上で高度に合理化された世界になってます。データとマーケティングが幅を利かせ、隙間を埋めるシェアリングエコノミーが次のスタンダードになろうとする今だけど、そういう西洋っぽい合理主義とはかけ離れた、東洋的な思想こそ、大事にすべきものなんじゃないかな、と。太陽神のヘリオスと花の陶器をひたすら並べて壁に貼った作品を見ながらそんなことを思いました。合理だけで生きていくのはしんどいのよ。

最後が「歴史との対話」。第一世代的なアーティストへのオマージュや、タブー視されていた戦争や抑圧の記憶の掘り起こしなど、過去と向き合う系の作品群。展示の一番最後は、頭上にカラフルな風鈴が大量に設置されていました。風鈴の起源て東南アジアなんだってね。そしてその風鈴は、あの涼しげな音を鳴らします。しかし、それは妙に不穏な響きにも聞こえます。物質としては色鮮やかで、東南アジアらしいポップな見た目なのに、どこか影や憂いを感じてしまう音色。ここまでの作品で、その複雑に絡み合った世界観を見てきたからこそ、そう感じたのかも。結局、森美術館側の展示も駆け足ながら1時間を要しました。映像作品はほぼ飛ばしてしまったので、本来ならば倍の時間をかけてじっくり見たかったけれども。

ということで、まずはとにかくすごいボリュームで、その歴史背景から独特な文脈が展開されるアートの数々でした。明らかに欧米の現代アートとは趣が異なるなぁと思ったよね。創作というよりも、メッセージ性がとにかく強い。でも、それだけ切実なんだろうなと思いました。東南アジアも先進国社会に取り込まれていくのか。それとも世界とは似ることなく、独自のスタイルを築くのか。アートを通して感じてみるのもオススメです。アート好きには是非オススメしたい展覧会でした。


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# by april_hoop | 2017-09-16 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2017年 09月 15日
サンシャワー(国立新美術館編)
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行ってきました、東南アジアの現代美術を集めた展覧会「サンシャワー」。なんと国立新美術館と、森美術館が、共同開催という初めての試み。まずは国立新美術館の方から見てまいります。ちなみに、サンシャワーとはお天気雨のこと。東南アジアに多い気象現象であり、そして晴れと雨が同時に存在するというところに、貧困と海外資本、かつての植民地かと独立など、複雑な現地の事情のメタファーにもなっています。なるほど。
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで

さて、久しぶりの新美、改めてこの建築は素晴らしいよなぁなどと思いながら、展覧会場は2階のお部屋。そんなに大きくないんだな、なんて思ったけれど十分な迫力で、割と急いで見たけど1時間はかかりました。今回の展示は、2つの美術館合わせて9つのセクションに分かれていて、全部で86組の作家が出品しています。すごい規模だー。

さて、まずは「うつろう世界」のセクション。東南アジアの複雑かつ翻弄されてきた地理的な文脈から生まれたアートが展示されてますが、ここからもうなんだかつかまれました。複雑に変更されてきた国境や、民族の移動など、その歴史は本当に一筋縄ではいかず、僕なんかは普通に観光客としての視点しか持っていなかったけれど、そんな浅はかさが木っ端微塵になっていきます。第二次大戦後に、マレーシア、インドネシア、フィリピンを統合しようなんて考えがあったなんて初耳。「マフィリンド」という名前までついてて、その構想上の地図を現代の目線で描いた作品にも興奮。もちろんユートピアなんかを描いているわけではなく、3国だけでない海外諸国の事情も含まれた困難すぎるだろうそのパラレルワールドこそが、東南アジアの難しさを表してました。安易に「難しい」なんて言葉でくくってもいけないんだろうけど。

「情熱と革命」のセクションでは、第二次大戦後の各国の独立運動に、ベトナム戦争などもモチーフになった作品たち。もう見るからにヘビー級な作品です。東南アジアのアートは、森美術館で過去にも取り上げているけど、やっぱりこの戦争や貧困といった出発点がとても多く、そういう背景の知識が求められる部分が多い。「アーカイブ」のセクションは、未発達だった現地のアート界でもようやくアーカイブが始まっていて、その記録や資料が展示されています。

引き続き複雑なのが「さまざまなアイデンティティー」。民族と国が必ずしも一致してない現地で、さらには越境やら中華系やら欧米からの移住もあったりと、ルーツがさまざま。ポスターになっている作品<奇妙な果実>もここで展示されていて、黄色人種である自らのアイデンティティーを問うために作家自ら真っ黄色にボディペイントした「イエローマン」になって世界を訪ねるというやつ。自分も、在日韓国人という出自を持つだけに、この自分探し感覚はわかるきがするなぁ。

最後のセクション「日々の生活」は比較的ほっこり路線かな。歴史系とは一線を画した、日常のものや、風習・暮らしなんかを題材にとったものたち。一番インパクトがあるのが、床に敷き詰められた糸くずの中に、金のネックレスが9本混じっているというやつ。見つけたらもらえるらしく、マダムが頑張って探してました。その様子を眺めるのも作品の一部で、滑稽さや、人間の欲望がテーマ。どんだけ糸くず詰まってるんかいなと掘り返してみましたけど、だいぶ深かったわ。どこにあるかわかんないけど、見つけるの無理無理。なんてあきらめるのかどうか、みたいなところもテーマの一つとして問われている気もしなくはない。

いやー駆け足で巡るには厳しい質&量だわ。森美術館は別の日に改めようかと思ったけどここまで来て引き下がれないので一気にいきます!




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# by april_hoop | 2017-09-15 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2017年 07月 15日
その瞳の奥にいるのは君だった。
c0160283_14270755.jpgc0160283_14270771.jpg豊田市美術館で、7/15〜9/24まで開催される「奈良美智 for better or worse」を鑑賞した。奈良美智といえば、独特の少女の絵画がパッと思い浮かぶ。キッとこちらを睨むような反抗的な目もあれば、どこか危うい脆さを秘めた目もあれば、ディテールは少しずつ異なるけど、大まかなところはだいたいみんな同じものをイメージするんじゃないかと思う。でも、今回の展示で、そのイメージはいい意味で覆された気がする。

奈良美智は愛知にゆかり深い作家。そもそもが愛知県立芸大で学んでいたこともあり、7年ほどこの地で暮らしていた。その後ドイツに渡るが、帰国後も折に触れ愛知に戻っては、旧交を温めたり、制作をしたりしていたのだそう。そして、震災後に筆を持てなくなった時も、母校で学生を教える中でもう一度美術に向き合うことで、再び描きたいという意欲を自然に取り戻せたのだそう。ということで、ここは作家にとってもはや故郷と呼べる場所なのだそう。

前振りが長くなったけど、作家としての重要なルーツである場所での個展ということで、学生時代から時系列に沿って、代表作が展示され、最後には新作が登場。回顧展としても成立しつつ、未来を予感させる充実の展覧会だった。海外所蔵で、日本初公開作品もあったり、これだけの奈良作品が一堂に会する機会は、日本では今後何十年もないかもしれないレベルだそう。

改めて、学生時代の作品は今とはだいぶ趣が違って、まだまだ複雑な要素を残している。それが90年代以降、徐々に余分なものは削ぎ落とされ、愛らしくもあり憎らしくもあるフォルムへと落とし込まれていく。その表情は挑戦的であったり、孤独であったり、カウンター感が満載。しかしやがて2000年代頃から、人物ははっきりと正対する構図となり、2010年代以降は表情も実に穏やかに、瞑想的になっていく。はっきりしていた輪郭は徐々に自然なラインとなり、色彩も徐々に淡い抽象性を出し始め、そして最新作ではトーンを少し落とし、より内省的にも見えてきた。少女というモチーフは一貫してありながら、こうして時系列で俯瞰することで、明らかな変化を感じ取ることができるのも、今回の展示ならではだろう。

展示作品は約100点。木彫などの立体作品もあるけど、ほとんどは絵画で、でもそれこそが作家のアイデンティティだしいい構成だったと思う。また、スペースをゆったり贅沢に使っていることで、余分なことを考えずに作品と向き合えるように作られているのもいい。ちなみに最初の展示室には、奈良さん所有のレコード、書籍、人形などが持ち込まれ、彼のアトリエを再現。こう言う展示は過去にもあったけど、質量ともに過去最高だそう。そしてレコードジャケットは自分にとって画集だったという通り、作品との共通点が見られるのも面白いところ。あらゆる意味で奈良さんのルーツと足跡がはっきりと感じられる展覧会。意味ありげにこちらを見つめる作品の瞳の中に写っているのは、奈良美智その人なんだなと気づかされます。そしてそれは同時に、僕自身のことも写しているような気がしました。一貫したスタイルでありながら、しなやかに変化を続け、30年以上にわたって一線で制作をし続けるその静かなパワーにも圧倒されます。奈良ファンはもちろん、そうでない人も、特に美術が好きでなくても、必見の展覧会。奈良さんの絵は、どうしたってキャッチーだしね。

ところで、初めてやってきた豊田市美術館は、とんでもなく素敵な美術館でした。建築は谷口吉さん。美しい直線と、和の趣を感じる静けさ。高台に位置して街を見下ろせるのもナイスで、庭も広くて気持ちいいです。レストランも素敵そうだった。ぜひこの夏は豊田市美術館へ。素晴らしい時間を約束します。



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# by april_hoop | 2017-07-15 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 14日
感想_ヤフーの1on1
c0160283_09045318.jpgもう少し実例が読みたかった。本間浩輔『ヤフーの1on1』読了。ヤフーで取り入れられている人事制度の「1on1」。これは上司と部下が、毎週30分間の面談をするというもの。でも面談にあって、面談にあらず。あくまで部下が自ら考える頭を養うためのコミュニケーションだそう。ヤフーの取り組みに多くの企業が注目し、導入も進んでいるというこの技法が、いかにヤフーの中で取り入れられ、そして浸透していったかをまとめた一冊。

書店で目に入って何気なく手に取り、電子で買いました。マネージメントをかじり始めたものの、なかなかどう取り組んでいいかわからなかったので、その助けになればなーという気持ちで。なるほど、仕組みはわかったような気がします。忙しい昨今、まずは上司部下間のコミュニケーションは十分取れているのか、というところから始まり、通常行われる四半期ごと、半期ごとスパンの面談では、当然十分とはいえず。また面談の性質として、どうしても上司がアドバイスしたり、指示したり、上から下へという流れができてしまうと、部下は思うことをきちんと伝えられなかったり、指示を待つばかりになってしまったり、その能力を発揮する芽を摘んでしまうことも多いのではないかと。なるほど確かにおっしゃる通りで、自分にも思い当たるところあります。もぞもぞするより、パッと指示して動いてもらった方が早いし、やればわかるだろう、なんて乱暴に思ってしまっているわ。

ポイントは、「傾聴」。ヤフーでは「アクティブリスニング」と呼んでいるそうで、つまり部下の話をちゃんと聞くということ。でもこれは、ただ黙って真剣に聞けばいいということではなく、適切な相づちを入れたり、あえて反復したり、そしてフィードバックをしっかりしたりし、部下が自らの経験をもとに考えることを促すというのがポイント。大事なのは言葉にして口に出すということで、案外人って口に出してみると「あれ、なんか言いたかったことと違う」とかいうこと、往々にしてありますよね。あれが気づきであり学びであり成長のポイントになるのだと読み解きました。あれ、なんか違う。じゃあこうだったのかな。ああこれだ、私が言いたかったことは。というのを引き出すことが最大のミッションということでしょう。確かにとても大事なことな気がします。頭で思ってることって、言語化するのはとても難しいですし、どんなに頑張ってもぴったりした言葉にならなかったりして(書き仕事していると近しい経験ばかりだ)、でもそれを繰り返し深めていくことで近づいていくものだからね。そして、これも僕ができてないことだなーと思いました。まず話を最後まで聞かないことも多いし、かぶせて発言しちゃうことだらけだし、基本せっかちというのと、信頼関係を作りきれてないなぁと反省しました。

さてでは、突然これを自分の組織で導入できるのかどうなのか。いきなり毎週30分何か話しましょうと言っても、僕の理解も本一冊では不完全もいいとこなので、そこに一抹の不安が。できればもっと実際の1on1でどんな会話がなされているのかの例があるとより理解も深まった気がするんだけどな。でもマニュアル化したくなくてそれはあえて避けたのかもしれませんね。きっとこれ、ものすごい生ものだろうから。まずはやってみて試行錯誤ってことか。目的は部下の成長であり、それによる生産性のアップ。ヤフーでは部下の才能と情熱を解き放つ、だそうです。仕事への向き不向きや、好き嫌いなんかを探りキャリアパスをイメージさせることも重要なんだそうです。確かにね、部下のそういう話聞いたことないや(まず自分にないというのもあるし)。

これに紐付いて、コーチングとかティーチングとかも勉強した方が良さそうです。グッドなマネージャーは1日にしてならず。そもそも向いてるのかっていうのもありますが。でもやるからには頑張ります。



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# by april_hoop | 2017-06-14 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 13日
NBA finals 2017
いやーなんだかすごいシリーズでしたね、今年のNBA finals。結果はGSWが4-1で勝利。全勝優勝こそならなかったけど、完勝と言ってよかったと思います。でも、CLEも強かった。去年よりチームレベルは上がっていたと感じました。ただGSWがそのだいぶ上を行ったというだけのことだと思いました。差がついてしまったので面白いシリーズとは言えなかったけど、でもゲーム3〜5は凄まじかったです。

レブロンは円熟ですね、ジャンパーを捨ててインサイドと、ゲームメイクに徹し、確実にスタッツを残す。接戦ではもう少し一人で行ってもいいのではと思うけど、それはもうチームのスタイルじゃないという結論なんだろうな。僕の中では今のレブロンは、持ってるタレントをフルに発揮したスタイルだとは思えないのだけど(それこそGSWに入ったらもっととんでもないプレイをすると思う)、でも今のメンバーで最大効率を求めると現状のプレイになるってことなんでしょう。そしてアービングのスコアリング能力は無双だな、改めて。3Pからレイアップまでフィニッシュ力半端じゃない。もともとすごかったけど、レブロンが入ってスコアだけに集中すればよくなり、ずいぶんプレイしやすくなったことでしょう。そしてラブの3Pとオフェンスリバウンドも脅威。TTにJRも役割に徹しられていました。それもこれもレブロンというコアがあるからこそ。CLE好きじゃないけど、成熟はしたなーと。強いて言うなら今年は控えが弱かったね。デロンはさっぱりだし、RJはまずまずだけど、コーバーも色を出せず(というかピュアシューターはもう足りてたね)。そして思うことは、結局MIA時代と構成が変わってないなあということ。ウェイドがアービングになって、ボッシュがラブになっただけという。

さて、GSW。まずカリーが精神的に一回り成長した印象。負けてる時、3Pを我慢して2点ずつ取れるようになったのは成長だと思います。ゲーム3の残り3分切って6点負けてるところで、3Pを打たずに2点を取りに行ったところに去年との違いを感じたよ。ゲーム5も3Pのアテンプトは少なかったものね。完全にマークされてる中で、過去2年はその上を行こうとして焦って落としまくってたけど、今年はクールに。3Pを捨てると怖さがなくなるけど、チームの流れは確実に保ってたと思いました。で、KDはとにかくやりやすくてしょうがなかったことでしょう。Wチームに来られることも滅多になく、淡々とオフェンスを続ければいい。黙ってればボールは回ってくるし、ちょっと攻めればオープンなところに仲間が待っててくれるし、シュートに行くのもパスに行くのも思い通り。そりゃ数字も全部上がるわ。ゲーム3の最後の連続3Pも驚いたけど、気持ちの余裕が決めさせたと思いました。KDって絶対負けられない崖っぷちでそこまで活躍できない問いう印象を塗り替えるには、あまりにチームが強すぎて正常に評価できないわ。とんでもなくすごいんだけど。そして今年も影のMVPはイグダラだったんじゃないかと。ゲーム3のラスト、しれっとレブロンのシュートをはたき、ゲーム5ではダンクに3Pに大活躍。気の利いたスティールもちょこちょこかましてたもんね。

ということで、どっちのオフェンス力も半端じゃなかったシリーズ。GSW王朝が果たしてどこまで続くのか。SASが全員健康だったらどうなってたのかという思いもひきづりながら、今シーズンもお疲れ様でした。また11月に会いましょう!



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# by april_hoop | 2017-06-13 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 30日
子育て備忘録2017年4月
c0160283_14331854.jpgあっという間にうちの王子は1歳3ヶ月を過ぎてもうすぐ4ヶ月。気がつけば歩くようになり、『あっち』『こっち』『これ』と指示代名詞ばかり口にするようになりと、日々成長して変わって行く感動を、改めて記録しなくては、と、自分のために備忘録を残そうと思います。ちゃんと続けるために、簡潔につづり、2週間分くらいをまとめてアップしようと考えています。読んでくださる方にも多少なりお役に立てればいいなという気持ちはあるものの、ほとんどただの親バカ日記になると思いますがご容赦くださいませ。

4.1sat
新しい認可保育所の入園式。直前まで朝寝の王子は出なきゃという時間に目を覚ます。時間、わかってるの? 新設の園だけに、バタバタ感は否めないけど、王子は元気よく歩き回ってた。環境の変化はストレスかけちゃうと思うけどたくましく乗り越えてほしい。

午後はたっぷり昼寝して夕方ようやく公園へ。靴を履かせるとなかなか歩きたがらないのなんでだろ。夜は久しぶりに外食。まあまあいい子にしてるけど1時間過ぎると暴れ出す。やはり落ち着いて外ご飯できるのはもう少し先のよう。

4.2sun
妻が美容院で留守番。朝ごはん食べて2時間寝て、昼ごはん食べてまた2時間昼寝。この寝太郎ぷりはいいの?世の1歳児こんなに昼寝するの?? 今日も夕方になって公園へ。なかなか歩いてくれなかったけど、紙袋をもたせたら大喜びで歩き始めた。もっと遊ばせたかったけど6時になり寒いので退散。来週は昼寝返上して遊ぼうね。

4.3mon
慣らし保育スタート。園側もオペレーション回らずカオスらしい。お義母さんにお迎えヘルプしていただき感謝。

4.4tue
相変わらずの5時起きで、6時に朝ごはん食べたら眠そうにして、少し散歩したらあっという間に寝落ち。寝足りないけどお腹空いて起きちゃうのかな。新しい保育園に送ってくと、登園ピークは過ぎて落ち着いてたけど子供達泣きまくり。先生方てんやわんや。こりゃしばらく大変だわ。王子は預けると泣き出しちゃって切ない…。前の園ではなかったのにな。関係ないけど、お猿のぬいぐるみを持って頭撫でていい子いい子する仕草が!こんなの初めて見た。

4.6thu
とにかく、あれ、これ、あっち、こっち、の指示代名詞四天王を連発する。

4.9〜10
初めての京都へ。お墓まいりと、王子のお披露目と。新幹線は行きは半分くらい寝て、帰りはほぼ起きてましたが、ひどくぐずることはなく。とはいえじっとはしてられず、デッキを歩いて消火器に興味示して窓の外にはさほど反応せずという感じ。
とあるお店に入ると、外を指差してあっちーというから外に出すやいなや、今度は中を指差してあっちーという。てのを20回くらい繰り返す、あっちあっち詐欺が発生。

旅行中は両親に構ってもらいつつ、お正月以来で覚えてるのか覚えてないのか、あんまり心を許してる感じはなかったかな?でも、ごはん食べさせてもらい、じいちゃんとお風呂に入り、新鮮だったことでしょう。

夜は部屋が暑かったからか寝つき悪かったけど、初めて両親の間で寝るという経験も。いつもほど寝相悪いこともなく私も軽く蹴られたくらいですみました。連れ回して申し訳ない気もしつつ、でもすごく手がかかるということもなく、孝行王子なのでした。

4.13thu
園で、「だるまさんが」の絵本にハマってると聞き自宅でも見せてみると大喜び! 絵本に合わせてペコってしたり、頭に手をやったりお腹を触ったり目覚ましい進化!!

4.14fri
ソファにあった私の靴下を片方持ってきたので、もうひとつあるよ?と指差したら、少し考えてトコトコとソファに戻りもう片方を持ってきてくれた! 意思疎通!!!

4.15sat
日中お出かけしすぎたせいか、夜39度の発熱。うまく寝付けないようでグズり激しく、やっと寝ても2時間おきに夜泣きしてしまう状態。

4.16sun
朝になって37度台まで下がったので様子見。日中は機嫌よく、外に散歩も。2段の階段エンドレス上り下りに精を出す。下りがまだ怖いんだね。体重移動の難しさ。そして鳩を追い回す。熱は下がる傾向も、寝つきは悪く夜泣きも少々。

4.17mon
Eテレの音楽に合わせて踊ってる風の動きが出て来た! 踊れる子になってほしいなー。熱はほぼ平熱。回復したかな?

4.20thu
久しぶりに保育園に送り。バギーを嫌がる今日この頃。何がそんなに嫌なのか? 体調は元通りで夜泣きもこの2日ない。

4.22sat
耳鼻科は子供だらけ。うちの子も鼻吸いに通ってはや2ヶ月。いい子にしてます。アンパンマンを、あんぱ、と言うようになってきた。教えてないのに。そして、『○○な人〜?』と聞くと、ハーイと手を上げてくれるようになった。これで何かと合意形成ができるようになり、寝かしつけも9時に寝る人ー? あと5分で寝る人ー? ネンネする人ー? にハーイと言わせて、とてもスムーズだった。成長だ…!

4.23sun
かなり意思疎通でき始めた気がする今日この頃。絵本読むのにここに座ってと指示すると座るし。でも皿を投げ捨てるのはやめてくれない。
布団にダイブしたり、無茶な動きが好きなところは男の子だなーという感じ。大怪我しないかヒヤヒヤするのはビビりすぎですかね。この週末は午前は近場で遊び、午後は日本橋、浅草とお出かけできて、よい週末でした。

4.30sun
本当に歩くのが好きになって、マンシヨンの階段昇り降りにどハマり。1歳児にはかなりの段差だけど器用に柵につかまって昇るもんですね。おかげで全然マンシヨンの外に出られません。出てもどこに行くか制御不能、手もつないでくれないし、危なくて仕方ない。でも、道端の花や小さき虫に気がつく視点は新鮮だなあ。



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# by april_hoop | 2017-04-30 00:00 | 私事 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 26日
東京マラソン2017ボランティア
c0160283_21034564.jpg東京マラソンです。今年は2年ぶりにボランティア参戦してきました。森下駅近く、22km地点の給水です。前回は38km豊洲の給食だったので、さてさてどうなることでしょうか。集合はAM8:00。リーダーの指示を受け、8:30頃にトラックから荷物が届き準備開始。9:00から道路規制開始。テーブルを並べ、ゴミ箱を設置し、段ボールからクリスタルガイザーのペットボトルを出し、並べた紙コップに注ぎ、テーブルの上に3段重ねで設置。テーブルが2個足りない(トラックが積み忘れたとか。そんなことあるんかい。あるよねそんなことも)なんてこともあったけど(遅れて到着しました)、至ってスムーズに準備が整いました。さすが日本人、統率取れてます。真面目です。

程なく車椅子ランナーがやってきた! 先頭集団がすごい密着具合で、あのスピードで接触したら転倒もありえそうだけど大丈夫なんかいなーなんて思いつつ。上半身だけで走る過酷さを想像するだけで震えるぜ。さらに少し時間が経って、ついに先頭集団登場! キプサングを筆頭に黒人だらけ。しかしそこからそんなに遅れずに、設楽悠太が来たー! かなり攻めてるね。結果がどうであれ(最終、日本人3位だったそうで)その姿勢あっぱれ!

そうこうしているうちに、一般ランナーの速い人が来始め、徐々に給水する人も増え始める。僕は僕で例のごとく、給水もそこそこに応援に夢中になってしまう。とにかくウェアから読み取れる情報で声をかけまくる。チーム名、個人名、国名、仮装、その他特徴などなどと、頑張れだのファイトだのと組み合わせながら力の限り。なんかやっぱ興奮しちゃうんだよなー! 目に付いたのは毎年だけど広島のユニフォームが多かったのと、マリオも安定の人数。「任天堂の許可取ったかー」って言ったら苦笑いしてました。マリオはマリオでも、阿部さんマリオの人も。あと小池百合子さんも。あと目だったのはリオのカーニバル風の男性ですかね。全体的に仮装は激減したと感じました。一つの時代の終わりだなー。もう僕も次出ることがあってもノーマルでいっか…。

3時間のペースメーカー、3時間半、4時間、4時間半と見送り、5時間ペースになると歩き始める人も増えてくる。「がんばれ〜」「マイペースで」「ゆっくりゆっくり」「たぶんなんとかなる!」「時々走れば大丈夫」とか思いつく限り声を出し、ハイタッチをして、鼓舞する。6時間以降になってくるとさすがにみんなきつそうで、頑張れというのも酷な気がして声を出しにくくなるけれども、まあそれでもやっぱり頑張れと言ってしまうものなのですよね。

嬉しかったのは、本気のピカチュウかぶりもの集団(ゼニガメ、ヒトカゲ、ケンジ)が来た時に、「モンスターボールがない〜」って言ったら、モンスターボールを持ってらして、僕にくれたことね。次にポケモン仮装来た時に使えました。それから背後の沿道の人に、「応援のお兄さん!」と話しかけられ、「ずっと声出して頑張ってるから」とホットレモーネドの差し入れいただいたことですかね。全力出してると伝わるもんですね。まさか自分が応援されるとは。一応言っておくと、僕は応援の人ではなく給水ボランティアですがね。まあ、紙コップのゴミ拾い担当でしたが。

今年はランニング自体思うようにできず、レース出場もゼロという、マラソン始めていこう最も走らなかったシーズン。来年は華麗に復活したいわ〜。ランナーの皆さん、関係者の皆さん、暑かったけどお疲れ様でした! 今年も楽しかったです。



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# by april_hoop | 2017-02-26 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 24日
オールスターとツインタワーと
c0160283_11102525.jpgあっという間にオールスターも終わりました。金曜日、1〜2年目対決はさらっと流し、土曜日、スキルズチャレンジはポルジンギスが勝利。最近のAD、KAT、カズンズ、エンビードあたりの、外もあるビッグマンたちなんなんですかね。明らかにノヴィツキーやガソル兄弟らヨーロッパ産ビッグマンの登場が、この世代を産んだんだろうなー。もうこのスキルがスタンダードになるんでしょうね。そして3Pコンテストはまさかのゴードン優勝。すっかりシューターにモデルチェンジして。でも全然楽しくなさそうだったのが印象的。さてはキャラも暗いのか? ダンクコンテストは、ビッグドッグJr.の優勝というフレッシュな感じ。ゲームでも活躍できるといいですね。

そして日曜日の本戦。だいぶメンツも入れ替わりつつあり、なんとなく地味だったけれど、KDからウェストブルックのアリウープは楽しかったし、ヤニスのステフの上からリバウンドダンクは興奮したよね。そして、アイザイア・トーマスの一人アリウープ失敗も笑ったぜ(決めて欲しかった!)。さっきの話と繋がるけど、選手がみんなオールラウンダーになったから、オールスターならではのプレーがあんまり見れなくなったよね。シャックがPGやって3P打ってとか、昔は楽しかったけど、今それみんな普通にできちゃうものだから。合わせて、怪我リスクをなくすためか、ディフェンス全くしなくなったので、練習以下の惰性の打ち合いになってしまった結果、190点越えというとんでもないことになり、ADは52点取ってMVPという。まあこれはご当地開催のご祝儀でしょうけれども。

さて、そんな余韻も冷めやらないうちに、まさかのカズンズがNOP入りという衝撃のニュース! このツインタワーはかなり楽しみ。二人とも器用なので共存できる気がするなー。カズンズはインサイドで。ADはより自由にペリメーターを使って。エバンス放出できて、フレイジャーのプレイタイムも復活するでしょう。ホリデーよりも、フレイジャーの方が周りを生かすのは上手いのでカズンズにとってもやりやすいはず。しかし帳尻合わせでテレンス・ジョーンズの解雇は寂しい。だったらアシック解雇でいいのに(できないんだろうけど)。そしてしれっとジャレット・ジャックと10日間契約。大怪我して休んでたんだね。でも運動能力に頼るタイプじゃないし、戦力になってくれるのでは。

と、楽しみに見た後半戦初戦のvs HOUは大惨敗。シーズン初めに戻ったかのようにバラバラ、バタバタな上、ホリデーが絶不調。ADとカズンズもポジショニングでかぶって全く機能してませんでした!笑 プレーオフに滑り込めるかどうかは、かなり怪しくなってきたけど(残りの日程も楽じゃないし)、楽しみです。来年以降もカズンズ、キープできるといいけどね。

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# by april_hoop | 2017-02-24 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 20日
アスリートをデザインする
c0160283_23180230.jpgc0160283_23180973.jpg
c0160283_23181503.jpg21_21 DESIGN SIGHTでやってるアスリート展、見てきましたー。やや期待外れだったところもあったけれども、興味深いです。

運動を極めるアスリートを、幾つかの視点で分解したような展示です。ディレクターが為末さんとあと二人。まず最初に待っているのは、スプリントなどの動きをモーションキャプチャーしたもの。躍動感が伝わるけど、特段のインパクトはない。あと、スポーツ報道写真が会場内幾つか展示されていたけど、これも僕は報道写真展でよく見ていた類のものなので、目新しさはなし。そして「驚異の部屋」なる空間では、100m、110mハードル、走り幅跳び、走高跳び、棒高跳び、マラソンの世界記録をアニメーションで上映。うーむ、その凄さを体感するってことらしいけど、これにはあまり臨場感なかったなー。もっとライブに体感させて欲しかったわ。

こりゃ期待外れかもーと思ったところで、次のゾーンでようやく体験型の展示が登場。アスリートの感覚や能力を体感するといった趣旨で、指示に従ってプログラムを行います。指示された重さで重りを引っ張ったり、ある長さを感覚で測ったり。アスリートの目の動きを追体験するってやつ、僕、アスリートと似たような目の動きしてたんですけど。あと、タイムプレッシャーという、時間内にピンポン玉を穴に入れるやつは、初回がうまくいきすぎてプレッシャーとは別の問題で2回目の方が遅くなっちゃったよ。とか、なんのこっちゃわからないと思いますが、総じて小粒な体験でした。僕が考えているアスレチズムとはだいぶ距離のあるコンテンツだったな。もうちょっとストラックアウトとか、パンチングマシーン的なよりフィジカルでゲームっぽいの期待してたわ。

こういう体育系のテーマパークできればいいのになー。うまくやれば老若男女楽しめるパークができる気がするのだけれど。昔、ナイキが昔、北の丸公園でやってたのなんだっけ〜、あれ的な。あれをもっとフィットネスに寄せればなー。スポーツテストの要素を入れながらさ。ボルダリングジムとか、パターゴルフとか兼ねながらさ。

そうそう、今回の展示用のグッズがいろいろユニークだった。サッカーボールやバスケットボールの皮を使ったバッグとか、マルチケースとか、ちょっと欲しかったし、HURDLERというブランドを立ち上げて作ったオリジナルのTシャツもかなり欲しかった(とりあえず我慢)。関連トークイベんともこれからあるようなので、ご興味ある方はぜひ〜。



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# by april_hoop | 2017-02-20 00:00 | 文化 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 19日
ららぽーとに行きました。
c0160283_12044156.jpgららぽーとに行きました。南船橋のやつ。子供を、玩具セレクトショップ(?)のボーネルンドがやってる「あそびのせかい」という施設で遊ばせてあげたくて。初めて行きましたけどいい施設ですね。僕が子供だったら楽しくて仕方ないだろうなーというプレイルーム・パラダイス。ただうちの子は1歳2か月でできる遊びが限られることと、初めての土地だと多少緊張感があるのと合わせて、大満喫とはいかなかったですが。あと、都合により1時間だけしか遊ばせてあげられなかったので、本当はもっと慣れてくるまでじっくり見守ってあげられればよかったのだけど。

千葉人の僕が子供の時からあったここは、ださいショッピングセンターでしかなかったのですが、今じゃだいぶ洗練されたファミリー向け施設になってました。レストランはビュッフェだらけ、そしてお昼時はどこも満員という感じ。「あそびのせかい」しかり、完全にファミリーにターゲッティングした施設が揃っていて、これは確かに子連れには助かる事ばかりだなぁと。イベントスペースでワークショップしてたのも新鮮だけど、グッドアイデアかと。

改めてwiki見てみると、ここは日本初の車で来るアメリカ型の大規模ショッピングセンターだったとか。開業当初は船橋、津田沼の商圏から距離があるから難しいのではとも言われてたそうで。蓋を開けたら成功だったみたいですが、僕が思春期の頃には飽きられて低迷期だったと思うのですが、今はあらゆるものが分析、合理化されてカムバックしたんでしょうね。合理化ってのは必要だけど、ターゲットを絞って最適化すればするほど、同じ方程式に当てはめることになるだろうから、今度は無個性な似たような施設ばっかりってことになっちゃんだろうね。まあ地元で普段使いするのに、他と違う個性なんて別にいらないのかもしれないけれど。

帰りはIKEAによって、ここも数年ぶりだったけど、IKEAも随分ローカライズされた感じがしました。例えばソファベッドとか前はこんなになかったと思うし、収納のバリエーションとか、日本の住宅事情をかなり考慮してる気がしました。サイズ測るメジャーとかも前からあったっけ? ららぽーとにしろ、IKEAにしろ、規模がでかいゆえに戦略も徹底されているなーと実感した次第。そうじゃないと生き残れませんよね。

写真はIKEAの横の団地風景。こう言うノスタルジーに惹かれますね。


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# by april_hoop | 2017-02-19 00:00 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 17日
初めてのボルダリング
c0160283_12313986.jpg機会があればやってみたいなと思っていた、ボルダリング。ついにそのチャンスが来ましたー。会社同僚に誘われて向かったのは、銀座のボルダリングジム、グラビティリサーチさん。こんな銀座のど真ん中にジムがあったなんてね。しかも営業23時まで。仕事終わりの21時すぎに入りました。
山道具屋の好日山荘さんが運営しているようです。

着替えだけ持って行って、初期登録料1500円、利用料が今日は90分で1200円、靴のレンタル300円、チョーク(滑り止め)レンタル100円(だけど同行者がマイチョーク持ってたのでレンタルせず)、が初期費用。初期登録料さえエイと払っちゃえば高くはないですかね。ちなみに他のボルダリングジムの方がもう少し安価という噂(同行者談)。銀座だし土地代ですかね。

更衣室で着替えて、荷物をロッカーに入れ、早速チャレンジ。スタッフさんが基本ルールを教えてくれる。壁の課題(課題と言うのですね)は9級から1級&初段まであること、所定のスタートのブロックに両手をかけるところから始めること、同じ色のブロックをたどってゴールを目指し、ゴールのブロックも両手で触って正式ゴールになることを知る。ここまでは全く問題ない。そして早速、9級にトライ。まあ、こんなの楽勝でしょう、体力もったいないから5級くらいまでパスでいんじゃないの〜。

って、持つとこ結構持ちづらいじゃん! そして体重移動が結構むずいじゃん! 腕、すぐ疲れるじゃん! てことで、なめてましたよボルダリング。8級くらいまではまあ行けましたけど、7級あたりから結構ハード。というか、僕、上腕が弱いんだよなー。しかしここで経験者からのアドバイス「腕を引きつけると疲れちゃうから、引っ掛けるだけにして、足で持ち上げる感じで」。なるほど、実践してみると確かにその方が負担が少ない! あと、ブロックに足が乗らなくても、壁をうまく使うといいのですね。でも、壁も垂直なのはまだしも、マイナスになってるやつは相当むずいわ〜。経験者がいて、コース取りのお手本を見せてくれるからいいものの、いきなり自分でこれにアタックするのはかなり難易度高いと思いました。最初は経験者の真似をするのが上達の早道と思いましたわ。

4人で休み休み登り、最後の最後は5級を一つクリアして大満足。いやー流行っているのも納得だね。面白かったです。が、筋トレしつつやり込まないとレベルアップしないだろうなーと思いました。客層は、女性3、男性7と云う感じ。ソロで来てる人多い印象。2〜4級登っちゃうような方が多かったかな。あと、女性は体が軽いから有利と聞いてましたが、確かに、ヒョイっと体が持ち上がったりしてました。

また今度来ちゃおうかしら。でもしばらくは、経験者と一緒がいいかな。



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# by april_hoop | 2017-02-17 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 05日
サンシャインが楽しいことになっていた。
c0160283_12530524.jpgc0160283_12515337.jpgc0160283_12521015.jpg大学時代の思い出の地、池袋へ。目指すはサンシャイン! なにやら展望台も水族館もリニューアルしているというものですから。

まずは展望台からスタート。新しく「スカイサーカス」という名前になったそうで。いざ専用エレベーターで到着しすると、いきなり映像のアトラクションでお出迎え。わーとなったところで歩を進めると、オー、ブルー系で統一したポップな空間が表れるではないですか。そして、鏡や映像を使ったコンテンツが続々登場するではないか。万華鏡を写し込んだり、鏡を覗き込むと自分の画像が改変されたり、とにかく「ここで写真を撮ってアップして!」というSNS意識全開の作りです。とにかくコンテンツが多いので、外の景色を見るの忘れてしまうレベル。止めは、VRを使ったアトラクション(写真左)。謎の大砲に入って、発射される映像を見て、未来の東京を空中散歩します。なんかちょっと酔いました。立て続けにお隣で、ブランコみたいなのに座って、これまたVRの映像で池袋を空中散歩します。連続でやったら完璧に寄ったので、途中で注意事項にあった通り、目を閉じたりしちゃいました。実際には三半規管は揺れてないのに、脳への信号だけでこんなことになるんだね。人間の体ってすごいし、テクノロジーこえー! このVRの二つはそれぞれ600円と400円。この日は午前10だったのですく入れたけど、ウェブ予約もあって、並ぶこともありそう。実際午後はだいぶ人増えていたし。

天空を楽しんだ後は、水族館へ。こちらも少し前にリニューアルしたのかな、とても綺麗でした。まずはちょうどアシカショーの時間だったので屋外プールを目指すも、すでに何重にも人が入っていて、観れる余地なし。雰囲気だけ楽しんで屋内へ。こちらもなかなかの人出です。水族館て、昔はそんな人気コンテンツだったっけね? ここにきて妙に人気が出ている気がするけど、営業努力か、展示が良くなったのか。個人的に刺さったのは、ヒョウ柄のエイね。こんなのいるんだ〜。

そんなこんなで1日楽しんだサンシャイン。展望台と水族館以外も、昔の暗いイメージよりだいぶ改善されていて、チープさは相変わらずだけど、なんかとても良い印象でした。東池袋駅とも直結するようになってたし。また遊びに来ても良いかもなー





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# by april_hoop | 2017-02-05 00:00 | 閑話 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 04日
感想_旅をする木
c0160283_20430163.jpg決めた、アラスカに行く。星野道夫『旅をする木』読了。26歳でアラスカにわたり、その地で見て聞いて触れた、圧倒的なまでの世界を綴る。

なんとなく手が伸びなかった星野道夫に初めて触れました。ものすごく良かったです。なぜもっと早く手にしなかったのかと後悔しています。できれば10代の頃に出会っておきたかったよ、20年遅いよ、という思いですが、でもこれ以上遅くならなくて良かったという安堵も少々。

アラスカの風景が目に浮かびます。白夜、オーロラ、カリブーの群れ、氷河、エスキモー、その他、吹き抜ける風や、マイナス50℃という寒さまで。優しく、理性的な語り口は、いたずらにアラスカを礼賛するわけではない客観性があるので、抵抗なく受け止められます。そしてそれ以上に大切なのは、その自然を目の前にして、星野さんが人生の真理に触れていくこと。

すなわち、すべてのものは一つ所に止まることなく動き続けているということ。人間の文明はとても便利だけど必ずしも私たちを幸福にしているわけではないということ。世界は広いということ。それよりも大きな宇宙があるということ。自然は恐ろしく、それゆえに美しいこと。普遍的すぎるかもしれないけれど、でも、この一つの極地で暮らしているからこその説得力があるんだよね。僕が一番響いたのは、自分が今こうしているのと時を同じくして、別のところではクジラがとんでもないジャンプをキメてるかもしれないし、名曲が生まれてるかもしれないし、そういう広さが世界にはあるということ。僕もそういうことは心のどこかで考えていたけれど、そういえば最近は忙殺されて忘れていたなー。

効率や、合理に慣れすぎてしまった今、圧倒的な不条理に、猛烈にひかれました。それは現実逃避かもしれないけれど、でもそれもまた現実だよね。決めました。息子が高校生になったら、家族でアラスカに行こう。そうだ、中学生になったらアイスランドにも連れて行こう。どっちもきっと彼の人生にいい影響を与えられるような気がする。というか、僕自身がものすごく行きたくなったというのが、ほとんど全部なんですけれど。

ブルータスの星野道夫特集も読むことにしよう。イントゥザワイルドももう一回見よう。そうしよう。



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# by april_hoop | 2017-02-04 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 28日
感想_陽気なギャングは三つ数えろ
c0160283_11572082.jpgおかえり、ギャングの皆さん。相変わらずで何よりです。伊坂幸太郎『陽気なギャングは三つ数えろ』読了。久しぶりに4人は仕事を遂行し、今回も鮮やかに成功。後日、雪子の息子、慎一が働くホテルのロビーで集まった4人は、ちょっとしたトラブルに巻き込まれる。雲隠れした人気女優、それを執拗に追い回すゴシップライター、事件は思いもよらぬ方向へと展開し、4人はピンチに陥るが…!?

いやー、なんと9年ぶりにシリーズ新作が出るとはね〜とすぐポチったのに1年以上積ん読してたのか…。どっちにしても月日の経つの早すぎるだろ、なんてのはさておいて。面白かったです。4人の活躍は今まで通り、嘘を見抜く成瀬に、演説王の響野、スリの…って今更そんな説明は不要ですね。相変わらず、といいたけど、4人のキャラってこんなだっけ? 微妙に雰囲気変わった? とか思ったけど、何がどうというか、単に忘れてただけのような気もします。が、著者本人があとがきで微妙に気分が変わったようなこと書いてたので、少しは変わってたのかもしれません。防犯カメラだらけとか、スマホだらけとか、時代の変化を感じさせる描写がちゃんとあるのはさすが伊坂さん。

過去2作、思いもよらない布石がたくさんあったから、今回はなんかすごく構えながら読んじゃったね。慎一が鍵を握ってるに違いないとか、教習所で出会った女は何者だとか、久遠に怪我させたあいつがまた出てくるはずとか、うん、なんか伊坂さんがほくそ笑んでるのが見えそうな感じに手のひらで転がされてる気分です。そうこうしているうちに、するするとペースが上がって最後まで。雪子の運転さながら、車線変更をスムーズに繰り返しながら、信号変わり目をぶっちぎったり、突然のUターンありと、たっぷり楽しませていただきました。最後の方は早くページを繰りたくて、この感じ久しぶりだな〜と。小説楽しいな〜と。

前の2作ほどのインパクトはなかった気がするけど、シリーズファンは読んでおきたいし、そうでなければやっぱり一作目を読んで欲しいなーと思います。気楽にサクサク、電車のお供にちょうどいい感じでしょうか。また数年後に新作で会えたら嬉しいです。



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# by april_hoop | 2017-01-28 00:00 | 出版 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 22日
B LEAGUE初観戦
c0160283_23195296.jpg千葉マリンマラソン出走予定でしたが、都合により出走回避。で、ふと思い立ってBリーグ見てきましたわ。アルバルク東京vs横浜ビーコルセアーズ@隅田体育館。出遅れて後半からになっちゃったけれども。

チケットどこで買えるんだっけ?と思いながらメインアリーナに行くと、簡易的な長テーブルでチケット販売が。自由席で3500円。うーん、高いなーと思ったけど、バスケ界の投資と思えば仕方あるまい。そして2F席へ行くと、あれ、埋まってるなー! かなり探してようやく空席を見つけたという感じで、なかなか頑張ってますね。後から聞いたところ、来場者数は2000人てことでした。

さて、試合は一進一退の好ゲーム! 前日は東京が圧勝してたらしいけど、横浜がよく頑張っているというところか。どっちも外人頼みのオフェンスで、特に横浜はとにかくジェフリー・パーマーのローポからのアタック一辺倒で、さすがに続けすぎてなかなかパスが入らなかったりもどかしい。かといって東京もギャレット中心で、あんまりうまくボール回らずというところ。そんな中光ったのは、横浜のジェイソン・ウォッシュバーン! スピンムーブからのリバースレイアップあり、ミドルレンジのジャンパーありと、停滞するオフェンスを引っ張ってました。観客を盛り上げる熱さもあるし、バスケIQも高めなんじゃないですかね。かなり好きになりましたわ。

二桁リードを奪って4Qに入るも、じわじわと東京が迫ってきて、田中大貴が3P連発。ギャレットがローポから起点になって、田中の外ってのを何回やられてるんだよ…それしかないんだから田中のマーク外すなよ…って感じであっという間に逆転されてジ・エンド。横浜は勝てるゲーム落とした感がすごかったわ。てか田中、前半0点だったのに後半だけで20点以上か。3P以外のイメージ全然なかったけど。

思ったのは、盛り上げようってのはわかるけど、音量あげすぎ。幼子連れってたので耳が潰れるんじゃないかと気が気じゃなかったです。地域密着でファミリーも取り込んでいくなら、もう少し控えめでもいんじゃないかなーと。でも、ハーフタイムに地元キッズチアが踊ってて、父母がこぞってビデオ回してたあたり、うまく地域のお客さんを呼んでるなとも思いました。NBA見慣れてるとゲームレベルは天と地の差があることは事実ですが、頑張って盛り上げて欲しいです。次は千葉ジェッツみたいです。



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# by april_hoop | 2017-01-22 00:00 | 体育 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 03日
AMAZING TOYAMA 05
c0160283_22304687.jpgc0160283_22305006.jpgc0160283_22305433.jpg富山旅、最後の目的地は高岡です。特に何がってこともないのですが、古い町並みと工芸が盛んと聞いたので、行ってみようかと。とりあえず、大仏があるということなのでそれをまずは詣でて、そっから散策をスタートさせました。

なるほど古い町並みが確かに残ってて、こういうところにはきっと小洒落たカフェとかがあるに違いないと探したらありました。COMMA, COFFEE STANDさん。でも法事だかで臨時休業ということで残念。でもそのそばには、はんぶんこなる雑貨のセレクトショップが。ここは富山ゆかりのものを中心にいろいろセレクトしてました。そういえば、フタガミってブランドも富山発だったのね。そう、高岡は寺町で、鋳物の町だったのです。そんなこんなで、古い建物が連なる山町筋を練り歩き、ぐるり一回り。最後に、大野屋さんという老舗の和菓子屋に遭遇すると、「高岡ラムネ」という名物があって、このパッケージがものすごくお洒落だったのでお土産にしました。これもらったら嬉しいわ〜。最後山町茶屋さんで小休止。

そんなこんなで、最後に立ち寄ったのは高岡から車で10分ほどにある瑞龍寺さん。これがめちゃくちゃカッコよかったのです! 富山唯一の国宝というのも納得、スクエアな敷地とそれを取り囲む回廊、すべてがシンメトリーで、美しくデザインされた芝生、そう、ものすごくデザインコンシャスなんです。中心の仏殿も迫力ありつつ洗練されていて、お寺でこんなにも惚れ惚れしたのは初めてかも。組木が緻密でクールなんだよな。あ、そうか、隈研吾さんの建築、瑞龍寺からインスパイアされてると見たよ。かなり共通する気がするもの。回廊も均等に窓が置かれて、本当に隙がない。これは、必見というか、このために富山に来る価値あるわ〜。いやー最後にいいもの見れました。

瑞龍寺を後にして、空港へとひた走り、一泊二日の富山旅はこれにてフィニッシュ。帰りの飛行機も息子は特にぐずることもなく、最後羽田から家までのバスはさすがに疲れたのかグズグズしちゃったけど、トラブルもなくいい旅でした。黒部とか、白川郷の方とか、行きたいところはまだまだあるからまた富山こよっと。てか富山マラソン出たくなっちゃったね。来年は金沢マラソンと同日開催らしいですぜ。うわーどっちに出ようか迷うわ〜。



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# by april_hoop | 2016-11-03 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 02日
AMAZING TOYAMA 04
c0160283_12342141.jpgc0160283_12342561.jpgc0160283_12342866.jpg一夜明けて、富山2日目。ホテルを出てライトレールに乗って富山駅前へ。すると「AMAZING TOYAMA」なるフォトフレーム発見。これ、行政がシビックプライド醸成のために仕掛けたシティプロモーション事業だそう。城址公園にも同じフォトフレームがありました。後から知ったけど、富山は「コンパクトシティ」構想てのを掲げて、ドーナツ化した街を、もう一度中心部に人を戻そうという計画があるそうで。うまくいってないという記事を見たけど、外から来た人間的にはいろいろやってて魅力的だなと思ったので、中長期的に成功すればいいな、と思います。

さて、今日は車を飛ばして近郊ドライブへ。まずはきときと市場で朝食を食べるべく車を走らせますが、その前にちょっと寄り道。富山市舞台芸術パークというところに、隈研吾さんが手がけたカフェがあるというので。市内から車で15分くらいだったかな、ありました、ありました! もう遠目にすぐわかりますね、隈さんの建築だって。特徴的な角材の外壁。これ、積み木みたいに積み上げているそうで、いざとなったら元の角材に戻せるらしいです。まだ営業前だったので、中には入れませんでしたが、楽しめました。しかしこういうものがしれっとあるあたり、富山やっぱ意識高いのか?

さて、最初の目的地、新湊きっときと市場へ到着。でっかい橋を渡ってきたのですが、ここも富山マラソンのコースだそうで、きつそうだけど絶景だなーと思った次第。市場は、いわゆる観光市場になるんですかね。魚介系と土産物を売りつつ、食堂が併設されているというやつ。名物の白えびの丼モノを頂きまして、やはりこういうところのご飯は一定の美味しさはあるよね。感動とまではいかないけれど。

で、ここから少し足を延ばすと、内川という町があるのですが、これがなんと日本のベニスと呼ばれているというじゃないか! そりゃいくしかないわーと。超レトロな漁村という感じで、本当に小さな町だったけど、時が止まった感じで良かったな。運河の両岸に船がもやってあって、並ぶ建物は木造だけど調和がとれているという意味では確かにベニスっぽい。ちなみに、ここにかかる橋は全部デザインが違っていて、結構エキセントリックな橋もあったりして面白いです。それから古そうなパン屋で揚げパン60円買ったり、和菓子屋でまんじゅう買ってなぜか消費税分まけてもらったり、なんてエピソードも。物好きにしかお勧めしないけど、でも行って損はなかったなーと思いました。

ちょっと飛躍するかもしれないけど、ベニスがあったり、トラムが街中走ってたり、山並みが美しかったり、どこかヨーロッパぽい雰囲気あるなーと思いました、富山。ますます好きになっております。



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# by april_hoop | 2016-11-02 00:00 | 旅情 | Trackback | Comments(0)