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2014年 12月 07日
play tohoku 24_秘湯をめぐる冒険02
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<day1続き>
⚫︎乳頭温泉・鶴の湯
角館からさらに1時間ほど車を走らせる。途中で田沢湖に出くわすけど、雪がさらに降ってきて外の世界はかなり濃いグレー。景色もなんも見えません。たつこ姫伝説の、たつこ像もいたけどすんごいくすぶってました。という感じで先を急ぎ(途中、プチ居眠り運転かましつつ…)、最後はけっこう山道みたいなところでこれであってるのか?と不安を覚えた先にありました〜! これはかなりの秘境ですな。乳頭温泉郷には7つの温泉があるそうで、その中の最古でありメインがこの鶴の湯。その歴史は300年以上とのこと。いよいよ雪も本降りになってきたけど、超楽しみです。
乳頭温泉郷へようこそ〜乳頭温泉組合
秋田県の秘湯、乳頭温泉郷の鶴の湯温泉

本当は宿泊をしたかったのだけど、電話したときにはすでに空きがなかったので日帰り入浴で。とりあえず受付にいって、貴重品ほか余計なものは2号館なるところのコインロッカーに預ける。あとは、お風呂と脱衣場が各所にあるのみ。最初、どうしていいか面食らったけど、ようは簡素な小屋で、さっと脱いでさっと入るのみ、ということらしい。

とりあえず内風呂から行こうと考えて、まずは白湯というところへ。簡素なつくりだけど、そのひなびた感じがいかにも秘湯でいいじゃない。お客さんはさほど多くなく、ささっと掛け湯をして、ざぶんとつかる。は〜冷えた体にあったまるわ〜。僕は温泉にまったく知識がないので、効能とかは全然わかりませんが、情緒と温かさを味わいます。続いてお隣の黒湯。作り的には白湯とほぼ変わらず、泉質は別のものらしいけれど感じ取れず、でものんびりと温まる。

よし、次はメインディッシュ、混浴露天風呂へ行こう。人生初めての混浴露天だけど、果たしてどんな世界が待っているのだろう。いやでも漫画みたいなお婆ちゃんだらけなんだろうな、と想像しつつ、さっと着替えて移動して(寒い)、ささっと脱いでいざ! 意外に若い女性がいる! カップルだったりグループだったりですが、いるもんだな…。まあ全国的に有名な温泉であり、観光地だからそれもそうか。なんか期待していたのに逆に緊張感あるというか、目のやり場に困るなと思いつつ、そそくさと入浴。もちろんお湯は白濁色なので入ってしまえば何も見えないんですけどね。ちなみに女性は、女湯からの専用入口があり、うまいこと目隠しがあるそうです。

さて、肝心のお湯ですが、ん!? けっこうヌルい。これはわりと、寒いレベルかもしれない。てことで、源泉が湧出するというスポットを探し求めて奥へ奥へ。すると下からコポコポと湧いてるところに遭遇。おお、源泉はあったかいわ。ということでここでしばし温まることに。体は徐々に温まり、抜群の雪見風呂を楽しむ。いやーこれがあの鶴の湯か〜と感慨深いわ。あとから調べてみると、週末はものすごく混み合うらしいけど、雪のせいもあって、さほどの混み具合じゃなかったのはラッキーだったのかも。混んでるお風呂とか最悪だもんね。

てことで、お湯にほだされ、雪に浄化され、そして混浴のドキドキも堪能いたしました。いつか宿泊もしてみたいけど、かなり予約困難とのこと。がんばりたいと思います。

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by april_hoop | 2014-12-07 00:00 | 旅情


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