2014年 07月 17日
読むの一年ぶりになっちまいましたが『ちはやふる』21〜23巻読了。名人戦クイーン戦の東西予選、真島はあっさり敗退し、原田先生が優勝。そして西日本を勝ち上がった新と対決することに。両者の対決は一進一退となるが、最後は気力で原田先生が勝利。名人戦への挑戦権を得る。千早は、先生のために仮想周防名人役を買って出るなか、ひょんなことから本人と対戦する機会を得て…。 『ちはやふる』(末次由紀):既刊一覧|講談社コミックプラス 久しぶりに続刊読んだらなんか楽しかったなー。てか原田先生、、、そんなにお強かったのですね。。サービスで若きイケメン時代まで描いてもらっちゃって、人気投票やったら相当上にくるねこりゃ。作者がすっかり原田先生を喜んで描いていることがよくわかります。おそらくいちばん好きなキャラなのでは。 かるたは相変わらずさくさく進んでくんだけど、しかしあの形勢から原田先生の勝利って端折りすぎではー! クイーン予選の猪熊さんのほうもそうだよーー! あれだけのビハインドからカムバックするにはそれなりの展開があっただろうにそこを見せずに逆転しちゃったとか、いいところだけ描くのはスポーツマンガとしては許せない感じが僕はしますね。カルタの競技性をみんな知らないから細かく描いたところで伝わらないってことなのかな。それもあるかもしれないけど、でもやっぱ描いてほしいよなー。てか、ディテールを描くからこそそこにキャラの感情が宿ると思うのだが。 もうひとつ注文したいのは前から言ってるとおり人間の成長のなさね。青春マンガなんだから、やっぱそこはほしいよなと。カルタ自体にもそれほど重きを置いていない以上はね。真島や新が、人間としてどう成長しているのか。千早はどうなのか。その他のキャラたちも。クイーンや名人のイロモノ設定はあれど、そこにヒューマニティを描いてないからただの2次元キャラを脱せてない気がするんだよなー。もったいない。ああ、もったいない。 そのあたりが、羽海野先生や井上雄彦とは根本的に違うんだよなーと思います。マンガにそんなもの求めるべきじゃないのかもしれないけどね。俺はそういうほうが好きなんだよね。
by april_hoop
| 2014-07-17 00:00
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