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2013年 08月 14日
夏休みは瀬戸芸で2013-05
夏休みは瀬戸芸で2013-05_c0160283_2134464.gif夏休みは瀬戸芸で2013-05_c0160283_21342075.gif海のレストランからの帰り道は、街灯もわずかでほとんど真っ暗。なんなら夜散歩でもくらいに考えていたけど、そういうのは島ではナシだな、うん。ちなみに宿の共同お風呂は、湯船付きのユニットバスが2つ、シャワー室が1つ(中にシャワー3機)という構成で、学生君たち10数人との取り合い。男女区別とかないので、なかなかドキドキしますね。翌朝、歯を磨いてたら学生君と遭遇したので話しかけてみると、鳥取からやってきたということでした。
Setouchi Triennale

さて、豊島は今日の午後まで滞在なので、残りの気になる作品をチェックチェック。まずは唐櫃の港近くにあるバスケットボールの作品! 島を象ったバックボードにリングが6個ランダムについているユニーク作品。ちゃんとボールも用意されててテンションあがりまくり! 朝9時にして十分暑いけどそれを忘れておおはしゃぎしてしまった。ボースハンドのバックダンク風写真を撮ってみたり、シューティングしてレイアップして、これ一日中楽しめるな。仲間とゲームしたいわ。といっても他のお客さんもいるので譲りあいながら、ですけど。写ガールな2人組と写真撮りっこしたりして大満喫〜。

そしてブランチに、前回来た時はラストオーダー終了後で涙をのんだ島キッチンへリベンジ。10時の開店10分前にきたらすでに15人くらい待ちだった。それを予想してのこの時間だからノーダメージ。待っていると、前に並んでいる2人組のおばちゃんが何やら所持金について話はじめる。2人とも残金が少ないらしく、ここで飯食ったらこのあと飲まず食わずになっちゃうよ、的な話してる。島じゃカードなんて使えないしお金もおろせないもんな(お盆の日曜だし)。なんかお金貸してあげたい気分だったけど、ほどなく二人は食事を断念して去ってしまいました。むー、それも島旅か。さて、気を取り直して開店すぐに入店〜! オーダーしたのは島キッチンセットね。お魚のメインと野菜の天ぷらと、前菜やら汁物やら、めちゃくちゃ美味しかったー! 空間も心地いいし、眺めもいいしで素晴らしいよ。さすがは豊かなる島。食材はみんな島でとれたものたちです。

すっかり満足して、すぐ横にあるピピロッティ・リストの映像作品を鑑賞。魚眼でのぞいたような世界は不思議な感触で、楽しかった。それから、これまたすぐ隣に芸術祭のグッズ売り場! いつもの通り缶バッジと手ぬぐいをお買い上げ。手ぬぐいは3年前に買ったやつの色違いが登場してて、思わずそれを買ってしまった。ほかにもほしいデザインあったけれども。て感じで宿に戻って、おばちゃんと少し談笑。島の過疎は止まらないけど、でも少しだけど若い人も増えてそれは嬉しいと。あと来週はお子さんとお孫さんがいらっしゃるそうで嬉しそうでした。お祭りのときだけやってきて「島っていっすねー」とかお気楽に言ってる自分について考えてもしまうけど、でもこのお祭りがなければそもそも存在すら知ることもなかったものな。でも、おばちゃんも、この芸術祭と島外から来た人によって教えられる島のよさがたくさんあったって言ってくれたのはなんだかとても嬉しかったな。別に僕がなにかしたわけでもないんだけれど。

さて、荷物を抱えて港へ向かって自転車ゴーゴー。下り坂で気持ちいい〜。途中で青木野枝さんと、森万里子さんの作品を鑑賞(森作品、長靴が用意されてるけど晴天時なら不要です)。海のレストランの前を通ると、お昼はけっこうお客さんいたー。船の時間にはまだ1時間くらいあったけど、自転車を返して港でチケットを買う。と思ったら販売は出航30分前からだった。待合室でひと息つく。けっこういろんな便が重なる時間で混み合っている。インフォメーションの人たちはややオペレーションにてんやわんやしつつ、外人さんがくるも英語コミュニケーションもややイマイチだったりで、大変そうだな〜。でもま、それはそれとして、僕らが乗りたかった男木島行きの船は案外すいててすんなり乗れたので良かった良かった。

フェリーは気持ちよすぎてずーっとデッキで外を眺めてました。豊島って海から見てもやっぱり大きい。やがて直島がちらりと見えて、男木島が見えてくる。小さく灯台が見え、いよいよ「男木島の魂」が目に入ってくる。陸の近くにはペットボトルとかゴミが浮いたりしている。みんながみんな捨ててるというよりは、船から落としちゃったりする人もいるんだろうな、とか思う。さあもうすぐ2つ目の島に到着だ!

by april_hoop | 2013-08-14 00:00 | 旅情


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