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2012年 12月 26日
感想_ちはやふる(12)(13)(14)
感想_ちはやふる(12)(13)(14)_c0160283_901982.gif感想_ちはやふる(12)(13)(14)_c0160283_903046.gif感想_ちはやふる(12)(13)(14)_c0160283_90386.gif年の瀬だしカルタ遊びでもなんつって『ちはやふる』12〜14巻読了。去年に続いて近江神宮での全国大会に臨む瑞沢高校カルタ部。予選ではインターナショナルな千葉の学校や、クイズ王擁する学校など、ひとくせあるチームとあたりながらも勝ち抜いて決勝へと進む。机君のサポートなどもあり1回戦を突破し進んだ準決勝、明石第一女子には、クイーン候補とも言われる逢坂恵夢がいた。
BE・LOVE|ちはやふる|作品紹介|講談社コミックプラス

久しぶりに読んだら面白かったなー。ちょうど全国大会始まるところというのもよかったのかもしれない。『スラムダンク』で言うなら豊玉戦なわけだから。チームもだいぶ成長していて、机君が偵察にまわってスタメン外れてみたり、それによって肉まん君が熱いところ見せてみたりと部内ドラマも織り込みつつ。その分、太一君の出番がほとんどなかったのは、決勝に温存ていうところでしょう。

しかし、これだけの見せ場でありながら展開が速過ぎてもったいないような気もしちゃうんだよな。千葉の学校とかクイズ王とかはあのくらいのライトさでいいかなーと思うけど、明石戦なんて、逢坂恵夢についてもっともっと描いてもよかったはず。それをしないのはクイーン戦にネタの持ち越しっていうことなのだろうか。逢坂に限らず、千早にしてもその他の人物にしても、全般的にキャラの内面に入っていかないんだよね。机くんと肉まんくんのくだりだって、もう少し突っ込んで描いたらけっこう泣けるカルタになっていくと思うのだけど。そのあたりは著者がそういうギリギリの戦いをしたことがあるかどうか(別にカルタじゃなくてもなんでもいいんだけど)というのももしかしたら関係しているのではないだろうか。

なーなんて注文つけつつも、続刊が楽しみ! 18巻まで出てるらしいし、決勝戦の行方を楽しもーっと。1月からアニメのシーズン2始まるらしいけど、武井咲主演で実写化なんて企画も水面下であったりしてもよさそう。けどそれならなおのこと、感情によったハイライトがほしいぜ。

by april_hoop | 2012-12-26 00:00 | 出版


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