2012年 09月 20日
もう次のチベット号が出てるってのにようやくイタリア号を読み終わったよTRANSIT。まだ行ったことのないイタリア。行きたいな〜と漠然と思ってはいたけど、ますます行きたくなっちまったよ! TRANSIT : TRANSIT17号 永久保存版!美しきイタリア 幸せなら手をつなごう - Magazine イタリアと言われて漠然としたイメージしかなかったけど、改めて都市によって全然表情が違いそうだね。ローマは丸ごと遺跡!ってイメージがあるし、表紙にもなっているヴェネツィアのこの水都っぷりにも猛烈に惹かれるし、ミラノは最先端てことで大都会なのかな〜とか思うし。それ以外にもシチリア島とかさ、地方都市がいっぱいあるわけでさ、ナポリを見て死ねとか言われても困ります!って感じ。なんかいつかイタリア行く時には、お隣のクロアチアもくっつけて(第2特集にもなってたし)なんて軽く思ってたけどそんなの駄目だな、イタリア1本できっちりまとめないと。 さて、TRANSITはいつもながらの色んな顔のイタリアを見せてくれてて、世界遺産です!みたいな観光名所はほとんど載っていない(むしろ奇想の王国なんつーキッチュカルチャーが載ってる)。だから心惹かれるのも事実だし、かといってこれ一冊でイタリアを理解できるはずもなくて、むしろ自分の目で確かめに行きたくなるんだよね。こういう日常がイタリアには確かにあって、それがリアルで、でもそれはごく一部でしかないはずで、じゃあ後は自分で行って見てくるしかないだろうよ!みたいな。 1冊の雑誌として「幸せなら手をつなごう」というコピーが付けられてはいるものの、それが貫かれているかというとそうでもない。「美しさ」という媒体コンセプトには則っていると思うのだけど、なんとなく行き当たりばったり。でもそれが旅というものだろうし、TRANSITが目指すところなんだろう。メディアなんかに振り回されるな。メジャーにも騙されるな。そんなものは幻想で、だからオレたちがやってることもオレたちのリアルでしかなくて、それがお前のリアルかどうかはわからないつーかわかりたくもないから、あとはお前が決めればいいじゃん? てな感じ? 相変わらず写真は素敵だし、普通の人たちの表情がふんだんに載っているのは嬉しいので、でもそれならそれで媒体という人格をもう少しコントロールしてもいいかなーとも思ったり。今はわりとTRANSITの中に複数人格が居過ぎるような気もするから。いやそれでいいのかもしれないけど「手をつなごう」なりのテーマはもうちょっと押し出してもいいと思う。TRANSITが思うこととイタリアが結びついたとき、もっともっと多くの人がイタリアに行きたいって思うんじゃないかなーってさ。 それにしても、プローチダ島のマンマが作ってるパスタの美味そうなことといったら! あぁ、イタリア上陸はいつの日か。待ってろオレのルネサンス!
by april_hoop
| 2012-09-20 00:00
| 出版
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ツナガール。1min.で読めるがルール。管理人エイプリル(1977年生まれ)の日々雑感エトセトラがどこかで誰かと何かをコネクトしてユナイトすることを願いつつ、であーる。 by april_hoop information
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