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2012年 09月 15日
石垣島に愛されて
石垣島に愛されて_c0160283_1223638.gifお仕事ですが、人生で初めての石垣島だー! でも9月に入ってもまだまだ沖縄は人気ですな。直行便は取れなかったもの。仕方なく那覇経由だったけど、乗り換え時間があいたので空港で沖縄そば食べられたからよしとしよう。てことで無事に石垣島に到着〜。石垣空港のレトロ加減も好きだぜ。もっとも来年3月には新空港ができちゃってここはお役御免になるらしいけれど。
辺銀食堂

気温はもちろん30℃オーバーで、この日は暑かったなー! 水分とってもとっても喉が渇くぜってレベル。さてさて、今回のお目当ては、行列のできるお店としても知られる辺銀食堂さん。あの幻の石垣島ラー油を作った辺銀(ぺんぎん)夫妻の作った食堂です。いやー愛理さん、暁峰さんご夫妻とお会いして島を案内してもらったのだけど、本当に素敵だったな。いいエネルギーをたくさん持ってらっしゃる愛理さんと、それをすべて包み込むような暁峰さんの相性が最高でした。本当にお世話になりました。ちなみにこの「辺銀」という変わった名字、中国人だった暁峰さんが帰化する際に自由に名字をつけられるということで選んだんだって。ペンギン好きだったのと、ペンギンてつがいになると終生添い遂げるという性質があるそうで、いつまでも一緒にいられますようにという願いを込めて、だそうだ。なんて素敵なエピソード。

お二人はきっと、すぐに人の懐に入れる方なんだろう。そしておそらく、嘘とかがあんまりなくて正直。そういうのって周りにもわかるから、島の人たちはいつの間にか巻き込まれていくんだろうな、って。愛理さんはとってもパワフルな人だったから、ちょっとおっとりした島人たちにはとてもよい刺激だったのではと想像しました。そしてそれを受け止める度量や優しさを、島の人は持っていて、愛理さんとしてもそれが居心地よかったんじゃないかなーって。おじぃやおばぁとも、良い意味で対等で、子供たちとも同じように対等で、そういうフラットな目線とか、気持ちのありかたってのは、外様の僕からみても心地よいものでしたよ。いやほんと、みんなの笑顔が優しくてまぶしくて! 安易に島暮らしって素敵だな〜なんて思っちゃうわけです。

で、肝心の辺銀食堂でお昼ゴハンをいただいたわけですが、これも評判通り美味しかったなー! 噂の石垣島ラー油はピパーチ(島こしょう)の薫りがとっても豊かで、本当に美味しい! 麻婆丼も、すばも、ラー油たっぷりかけて召し上がれってなもんですわ。島野菜のナムルも美味しかったよ。てか野菜そのものが美味しいんだな、あれは。夜ごはんもぜひ食べに行きたいものです。てか結局、駆け足でバタバタと島を回っただけなので、観光らしいこともしてないし、ここがオススメ!みたいなスポットのご紹介もできないのだけど、それでも石垣島に魅了されたよ。一瞬立ち寄った海はやっぱり蒼くて、透明で、すぐ先には竹富島も見えて。あと中学生の制服が可愛かったな。

とまあ、なんのレポートにもなってなくてすみません。とりあえずプライベートで改めてここには戻って来なくては! その決意だけは固めましたよと。関係ないけど帰京後に高校の同級生が、石垣島の出版社(日本最南端の出版社だとか)に勤めているということが判明。再訪する理由がまた増えたわ。

by april_hoop | 2012-09-15 00:00 | 旅情


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